茅場町駅一棟貸しオフィスのご紹介
茅場町駅の一棟貸し物件。
東京メトロ日比谷線と東西線が乗入れており、日比谷線と東西線の乗換駅になっています。また、東西線ホームの上の改札外地下通路には、都営地下鉄浅草線の日本橋駅に通じる連絡通路が設置されています。
駅周辺は兜町に近接するため、証券会社が多く立地し、大手企業の本社も多く立地しています。しかし、1997年に業界大手であった山一證券が経営破綻するという、いわゆる「山一ショック」以降、銀行や証券会社の統廃合や合併・解散、本社移転などが相次ぎ、世界三大金融街の一つと呼ばれながら、その華やかさは失われつつあります。
一方で、東京駅や東京ディズニーリゾート、日本武道館などへのアクセスの良さから、駅周辺にはビジネスホテルが多く立地するようになり、出張客や旅行客が宿泊に利用しています。また、周辺には有名な神社もいくつか存在し憩のスペースとなっています。
近年は新築ビルも多く建設され、特に野村不動産のPMOシリーズが新大橋通り沿いを始め複数建ち並んでいます。
さらに現在、東京都が推進する国際金融都市構想と「国家戦略特区」を活用し、容積率を従来の約600~700%から約1000%に引き上げ、兜町と茅場町にまたがる10.4ヘクタールのエリアをかつての活気ある証券街に再生できるよう再開発計画が進行しています。時期は2023年度までの第1ステージと2024年度以降の第2ステージに分かれて実行され、第1ステージの第1弾となる開発プロジェクトは、永代通りと平成通りの交差点にある、SMBCフレンド証券やちばぎん証券が入ったビル群を解体。跡地に高さ90メートルの高層ビル(地上15階、地下2階)を建設するもので、着工は2018年度、完成は2020年度の計画です。ビルの高層階はオフィスフロアとなり、低層階には個人投資家や企業が交流できるスペースが整備される予定です。第2ステージとして、2024年度以降には東京証券会館などの街区も開発され、国内外の金融人材を積極的に受け入れられるよう、ホテルなどの宿泊施設を整備する構想も計画されています。