オフィス移転にかかる費用負担一覧

1.原状回復

一般的に50坪までの賃貸オフィスについては30,000円/坪というのが目線となります。
50坪以上を超えてくると大手のデベロッパーのオフィスが増えてくるため原状回復費用が上がってくる可能性があります。1
フロアが300坪以上のスーパーゼネコンが施工する場合100,000円/坪となります。

2.内装工事

・間仕切り工事・・・㎡単価にて計算を行います。
・電気工事・・・30,000円~40,000円/坪
・セキュリティ設置工事・・・300,000円/1ゲート
・空調工事、防災工事・・・B工事で行うことが多いものです。

3.通信工事

・電話工事・・・一人もしくは箇所で計算をします。つまり移転先の席数もしくは箇所で計算。新規の場合40,000円/箇所(一人) 移設の場合は20,000円/箇所(一人)が目安となります。
・LAN工事・・・人で計算をします。15,000円~20,000円/一人が目安となります。

4.オフィス家具

オフィス家具については大きく値段が変わる場所であり、移転に伴う予算が大きく変動する箇所です。
一つの目線は15万円/一人となっていますが、最近では大きな机に数名の人数で使用するタイプも増えているので、オフィス家具だけは別途で予算設定するべきかと思います。

5.引っ越し費用

引っ越し費用については10,000円~15,000円/一人が目安となります。

6.仲介手数料

賃料の1ヶ月分が宅地建物取引業者の請求できる限度額となっています。
昨今では仲介手数料がゼロという業者も増えていますが、移転先でのトラブルや交渉をするためには手数料を払ってしっかり成果を出させることを求める方が良い場合もあります。
詳しくは「物件情報の収集についてのポイント」をご覧ください。仲介手数料を払わない場合、移転後トラブルが発生してもオーナーよりの話になりかねません。ご注意ください。

7.その他費用

移転をしますと名刺やHPの変更、印刷物など様々な細かい費用がかかりますので、若干の予算をとっておきましょう。