テストキッチン、社員食堂、カフェテリアを作る賃貸オフィスの選び方

最近のオフィスでは室内に食堂や水回りを設けたいというニーズも多くいただいています。
古いタイプの賃貸オフィスについては配管ルートや天井の高さの問題から中々設備を設けることが出来ません。もちろん新しい賃貸事務所だからといってどのオフィスも設備が設けられるといったわけではありません。

それではどのようなオフィスが室内に水回りを引き込む工事が可能か。

それは室内に給湯室がある場合と室内とトイレが壁一枚で仕切られているオフィスをターゲットにするといいです。
水回りは水を引き込むことは容易ですが、排出するのに一定の勾配が必要となってくるため、もともとある配管ルートに近い方が勾配も必要なくなるというのが原理です。

物理的な問題のほかに使用する階の下のフロアへの配慮も必要なため、嫌がるオーナーは多いです。また、煙や匂いなどがでるレベルで料理をする場合などは排煙の問題もあります。
こちらは別の問題として対処しなければなりません。具体的には屋上まで配管ルートを確保する必要があるため、物理的な問題と貸し主側の了承とハードルは高いと思われます。
現在の新築のオフィスでは配管ルートが事前に設けられているオフィスも多いため、これらのニーズの場合、新築の賃貸事務所の検討も必要かと考えます。