川崎駅のBCP物件。
神奈川県川崎市川崎区駅前本町(駅の西半分は同市幸区)にあり、JR東日本東海道線、京浜東北線、南武線の3路線が乗入れています。東海道線は、上野東京ラインの開通に伴い、多くの列車が東京駅・上野駅を経由し東北本線(宇都宮線)・高崎線へ直通運転をするようになり、京浜東北線は、横浜駅から根岸線への直通運転を実施しています。また、南武線は当駅が起点となっています。また京浜急行電鉄の本線と大師線が乗り入れている近隣の「京急川崎駅」とは地下街などで結ばれており、当駅から連絡が可能で、5分ほどで乗り換えができます。
県内屈指の都市、川崎市の中心部に位置し、駅東口には駅舎に接続して駅ビルの「アトレ川崎」があります。駅前にはバスターミナルがあり、川崎市交通局、川崎鶴見臨港バス、京浜急行バス、羽田京急バスなどが周辺各地への路線バスや高速バスを運行しています。また、バスターミナルの地下には地下商店街「川崎アゼリア」があり、バスターミナル・京急川崎駅や近隣の商業施設への連絡通路になっています。駅周辺は古くからの繁華街で、多くの商業施設やオフィスビルが建ち並んでいます。駅西口には、隣接してホテルメッツ川崎があり、東口より小規模ですがバスターミナルがあり、川崎鶴見臨港バス、川崎市交通局、横浜市交通局、東急バスの路線が発着しています。
駅周辺は、かつては東芝堀川町工場や明治製菓の工場などが建つ工業地区でしたが、これらの撤退後、2000年代に入って再開発が進み、東芝堀川町工場跡地は複合施設「ラゾーナ川崎」に、商業ゾーンの「ラゾーナ川崎プラザ」が2006年に開業、住宅ソーンの「ラゾーナ川崎レジデンス」は2007年入居を開始し、業務ゾーンの「ラゾーナ川崎東芝ビル」は2013年に竣工しています。また、明治製菓工場跡地には、1995年に大規模オフィスビルの「ソリッドスクエア」が竣工しています。
さらに、JR東日本により「川崎駅西口開発計画」が進行中で、JRの変電所跡地と取得した複数隣接地を一体的に整備し、大規模オフィスビルとホテル、低層のフィットネス&スパ施設を2021年の完成を目指し建設中です。オフィス棟は、地上29階 地下2階建(高さ約128m)、基準階の貸室面積が約800坪、総貸室面積は約2万坪で、川崎エリア最大級の規模となる見通しです。