乗入れ路線はJR東日本(中央本線)、東京メトロ(丸ノ内線・南北線)で、中央線は八王子駅・高尾駅方面への列車と、立川駅から青梅線へ直通する列車も運行しています。
1894年に開業し、2011年にはエコステーションとして屋根を緑化したり、太陽光パネルを設置し太陽光発電を実施したり、グリーン活動に取り組んでいます。
緑豊かな環境の四ツ谷駅周辺は、新宿通りや外堀通りに面して小規模から中規模のオフィスビルが多く立地しており、3路線利用できる利便性から、ビジネスの拠点として人気の高いエリアとなっています。近隣には上智大学や赤坂御用地の迎賓館(赤坂離宮)があることでも知られています。
また、官庁街からも近い場所で弁護士事務所や司法書士事務所といった法律関係の事務所が多くあります。
四谷エリアは丸の内・新宿・霞が関・六本木・渋谷・銀座など東京を代表する各拠点が 3km 圏内外にあり「都心の中心」に位置し、東京で重要なポジションを占めるビジネス街となっています。
しかし、住居や教育施設が多いことから渋谷や新宿ほど大規模な再開発が困難で、近年は建物の老朽化が目立ち、少しずつ賑わいが失われつつありました。
ところが、区立小学校の統廃合や財務省官舎の売却計画によって大規模な空き地ができたことから、四ツ谷にも再開発のメスが入り「四ツ谷駅前まちづくり協議会」が発足。『四ツ谷駅前地区第一種市街地再開発事業』が2016年着工、東京オリンピック開催の2020年1月竣工を目処に進行中です。区域面積は約2.4ha。これは、表参道ヒルズの4倍ほどの広さで、高さ145m・地上31階地下3階建、基準階専用面積約640 坪~660 坪のオフィスビル(事務所:地上 3 階~地上30階、店舗:地下2階~地上2階)が建設されます。高機能なスペックを備え国際競争力を持った大型オフィスを中心に、生活・ビジネスをサポートする商業施設、住宅、教育施設、公益施設で構成されます。歴史的建造物も多く、江戸城外堀の豊かな水と緑に恵まれた環境をそのままに、賑わいを取り戻する大規模多機能開発です。