東京都目黒区上目黒三丁目にあり、東京急行電鉄東横線・東京メトロ日比谷線が乗り入れており、両社が構内を共用する共同使用駅です。
東急東横線は上り(渋谷方面)が東京メトロ副都心線を介して東武東上線・西武池袋線に、下り(横浜方面)が横浜高速鉄道みなとみらい線にそれぞれ相互直通運転を実施しており、東京メトロ日比谷線は終着駅である北千住駅のさらに先、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)を経由して日光線南栗橋駅まで相互直通運転を実施しています。
駅周辺は目黒区中央部の繁華街で、駅から線路沿いに目黒銀座商店街が伸びており、2003年1月には駅近隣へ目黒区総合庁舎(目黒区役所・目黒区社会保険事務所)が中央町から移転したため、目黒区の中心駅として機能しています。
また、おしゃれなインテリアショップやカフェ、さらにはレストランも多いところで、2016年には東急東横線・東京メトロ日比谷線中目黒駅周辺の高架下空間約700mに渡るエリアに、店舗や事務所などを設けた新商業施設「中目黒高架下」がオープンし、目黒川から祐天寺方面へ、繁華街、住宅地を貫き開発することで、中目黒駅周辺の既存商店街や緑道との回遊性をより一層高めています。
加えて、周辺を流れる目黒川は春になると立派な桜を見せてくれることで有名です。時期によってはライトアップもしています。
そんなおしゃれな生活圏であまりビジネスというイメージのない中目黒駅ですが、近年再開発で「中目黒ゲートタウン」、「中目黒アトラスタワー」といった高層オフィスビルが次々に建設されるなど、開発が進み生まれ変わりつつある駅でもあります。