【オフィス移転事例】居抜きで課題にアプローチ:居抜きオフィスで削減できた2つのコストとは

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企業サイトや採用サイトの制作、Wordpress構築からWEBマーケティングまで幅広く扱っている株式会社CLANE。高いヒヤリング力・共感性による深い企業理解と、企業自身が言語化できていない問題点や要望を具体化・明確化することで、ビジネス課題を解決することが出来るWEB戦略を提案。「どうすれば成果が出るのか」を追及したWEBサイト制作を行います。

2022年4月にオフィス移転を実施した理由は、主に2つあります。まず、人員の増加に伴う拡張が最も大きな要因でした。次に、オフィス内のレイアウトについて、応接室と執務室の間に明確な区切りがなく、ミーティングを行いにくいという課題がありました。

今回、そのような課題を解決するべく物件探しをして、居抜きオフィスへのご入居をサポートさせていただいたのが株式会社スリースターでした。代表取締役である釣見様にご移転された経緯や、居抜きオフィスのメリットなどをお伺いするインタビューを実施しました。

オフィス移転の背景・課題
  • 会議室と執務室の区切りが曖昧で、ミーティングがしにくい
  • 広くて立地の良い、社員のモチベーション向上につながるオフィスにしたい
  • なるべくコストを抑えて内装を完成させたい
オフィス移転後の成果
  • 8名用・6名用会議室が設置済みのオフィスに入居したので解決
  • 社員からも好評でお客様も呼びやすいオフィスになった
  • 居抜きオフィスで内装を継承し、コスト削減
目次

「ミーティングがしにくい」をオフィス移転で解決

オフィススペース

――今回のオフィス移転を考えられたきっかけ・目的を教えてください。

釣見さん:オフィス移転の主な理由は2つあります。主な要因は、社員増加に伴い、以前のオフィスが手狭になったことです。新しいメンバーを迎え入れるのに、拡張する必要がありました。次に、以前のオフィスは応接室と執務室との明確な区切りが存在せず、ミーティングがしにくいという声があがっていたため、独立したミーティングスペースを設けることが目的でした。

――そのような課題は解決されましたでしょうか。

釣見さん:今回、こちらの物件には居抜きで入居したのですが、すでに会議室が2部屋設置されている状態でしたので、会議室問題は解決されました。面積も広々と使えるように工夫しましたので、今のところ社員からも好評で嬉しいです。

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居抜きのメリットは“費用コスト”と“時間コスト”

――移転する際の物件選定で、重視されたポイントについてお聞かせください。

釣見さん:3点を特に重要視していました。

1点目は、オフィス内の部屋の広さです。社員が快適に業務を行える環境を整えることによって、モチベーションを高めるためです。2点目は、オフィスの立地です。駅からのアクセスがよい物件を条件にしていました。3点目は社員のモチベーション向上につながる物件であることです。先ほど話した会議室問題など、社員が使いにくい状況を解決できるオフィスであることが重要でした。

――居抜きオフィスを候補に入れ始めたのはいつ頃ですか。

釣見さん:始めは比較的安価の通常オフィスを借りて、費用をかけて自分たちで内装を作る予定でした。ただ、スリースターさんから色々とお話をお伺いして考えてみると、毎月の賃料が少し高くなっても居抜きオフィスの方が時間的・金銭的コストが掛からない可能性があるということが分かったので、途中から居抜きオフィスへの入居も候補に入れ始めました。

結果として、満足するオフィスに入居できたのでよかったです。

――こちらの物件を内見した際の印象や特に気になったポイントはありますか。

釣見さん:居抜きオフィスだったので、すでに内装工事が済んだ状態で内見したのですが、それがとてもおしゃれで、部屋自体も広々しているように感じました。二面採光であることと2つのミーティグルーム(8名用/6名用)が設置されていることも魅力的でした。

他には、水回りが綺麗だったことが印象的でした。トイレも最新設備であったり、女性社員への気遣いも感じるオフィスだなと思いました。

――通常のオフィス移転と比較して「居抜き」を活用したことによるメリットやデメリットはありましたか。

釣見さん:メリットは、単に費用的なコスト削減だけではないと感じました。通常オフィスであれば内装業者への対応に追われたり、入居してから家具を発注したりといった業務が発生すると思いますが、居抜きではそういった手配がだいぶ減るので、意思決定や時間面でのコスト削減を大きく感じました。

また、デスクなど働く上で必要最低限のものが揃っている状態での引渡しだったので、入居後すぐに仕事を始められる環境になっていることもメリットだと感じましたね。

前テナント様との什器の受け渡し(譲渡してもらう什器リストの確認など)についてのやりとりは少し苦労したので、プロのサポートを受けて進めていくことの必要さを感じました。

オフィス=単に仕事をするだけの場所にしないためには・・

――オフィス移転後の反応はどうでしたか。

釣見さん:社内から「完全個室のミーティングルームが2部屋設置されたことが嬉しい」と聞いています。社内の打ち合わせと来客の打ち合わせを並行して行えるようになったため、バッティングしてしまったり他のスペースを使わずに済んで非常に助かっているそうです。ここは当初からの課題でもありましたので、解決できてよかったです。

社外からもたくさん評価の声をいただいており、デザイナーさんや来客の方からもきれいなオフィスだと言っていただいてます。会議室スペースも増え、全体的に広くなったので、お客様を呼びやすい環境になったのも嬉しい変化ですね。

――働きやすい職場にするために、行っている制度や取り組みはありますか。

釣見さん:「フレックスタイム制」や一部「リモートワーク制度」の導入を進めています。他には書籍購入補助やオンライン研修制度など、ライフスタイルの多様性や自由を尊重した制度を整えています。

また、コロナウイルスの影響で感染症対策としてフリーアドレスを廃止しました。ミーティングスペースが設置されたことによって室内にしっかりと仕切りができたので、より安全に業務ができるようにしました。

オフィススペース

――近年、オフィスを不要とする企業もありますが、御社にとってオフィスとはどんな存在でしょうか。

釣見さん:オフィスは、単に社員が仕事をする場所という物理的な機能だけではないと思っています。オフィスに出社して社員同士の何気ない会話が生まれる。その何気ない会話や雑談がアイデアや、解決策に繋がったりすることもあります。

つまり、そういった意味でも“社員が来たくなる魅力的なオフィス”であり続けなければならず、そのため今後もオフィスに対しては一定の投資が必要だと考えています。

――貴重なお話をありがとうございました!

※掲載内容は取材当時のものです。

お客様プロフィール

株式会社CLANE
  • 所在地:東京都千代田区九段南2-7-1 喜京家ビル3F
  • URL:https://clane.co.jp/
  • 業種:WEB制作・システム開発・教育事業
  • 種別:事務所
  • 坪数:44坪


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