【オフィス移転事例】居抜き物件での成功:IT業界リーダーが語るオフィス移転とコスト削減の秘訣

フロントエンド開発を中心に事業を展開しているドーン株式会社。2008年の設立以来、多くのお客様との信頼関係を築き上げてきました。特に、最先端のWEB開発技術を活用したサービス提供で、業界内での評価は高く、大手企業からの取引も増えています。そんなドーン株式会社が掲げる企業理念「make it value」は、商品やサービスの提供だけでなく、人の価値を最も重視しています。

成長を続けるドーン株式会社。その発展に伴い、取引先も大手企業が増加しており、その対外的なイメージをさらに高めるため、ビルのランクアップを検討。また、今後のさらなる事業拡大と従業員の快適な働き環境を実現するための移転が必要と判断されました。その物件探しに際して、私たち株式会社スリースターがサポートさせていただきました。

今回、代表取締役の安田 孝文様に、企業の成長やビジョン、そして最近のオフィス移転に至った背景についてお話を伺いました。

オフィス移転の背景・課題
  • 取引先が増えたのでオフィスでイメージアップを計りたかった
  • コストを削減してオフィス移転をしたかった
  • デザイン性も改善の余地があった
オフィス移転後の成果
  • 対外的なイメージを向上させることができてポシティブな印象を持つことができた
  • 居抜きによる移転でコストカットできた
  • デザイン性も希望の条件にマッチした
目次

対外的なイメージを一段と向上させたかった

ドーン株式会社 安田さん

――今回のオフィス移転を考えられたきっかけ・目的を教えてください。

安田さん:当社は設立以来、順調に成長してきており、これもひとえに多くのお客様や取引先の皆様の支えのおかげです。特に最近では、大手企業様との取引も増えてきました。

そこで、これらの企業様との関係をさらに深化させるため、そして対外的なイメージを一段と向上させるために、高品質なオフィス環境を持つビルへの移転を考えるようになりました。それが今回のオフィス移転の最大の理由です。

――オフィス移転の前に抱えていた課題はどのような点でしょうか。

安田さん:移転前のオフィスには、いくつか課題が存在していました。まず一つに、対外的なイメージが十分に高くないと感じていました。大切なお客様やビジネスパートナーを迎える空間として、より良い印象を与えたいと常々感じていました。

さらに、社員が一日の大半を過ごす場所であるため、居心地の良さも非常に重要であると考えています。しかし、前のオフィスではその点においても改善の余地があると感じていたのです。

――そのような課題は解決されましたでしょうか。

安田さん:はい、移転後のオフィスではその課題は大いに解決されました。

私たちは社員が一日の大半を過ごす場所として、居心地の良さを最優先に考えました。新しいオフィスは明るく、快適な作業空間が広がっており、社員のモチベーションも向上していると感じています。

また、デザインや設備の点でも先進的で、社員が自らの働く場所を友達や家族に自慢できるようなオフィスになったと確信しています。このオフィス環境が、更なる事業の成功に繋がることを期待しています。

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「働きやすさ」と「おしゃれ」を天秤にかけてバランスのよいオフィスに

エントランス

――移転する際の物件選定で、重視されたポイントについてお聞かせください。

安田さん:物件選定の際、最も重視したのは内装とビルの外観、そしてオフィスエントランスの広さでした。

実は、麹町というエリアを特に選んだわけではなく、この具体的なビルに魅了されたんです。内覧した際、物件の内装を目にした瞬間、「これだ!」と確信しました。

居抜きでの契約が可能だったため、迷わず即決しました。さらに、最近リニューアルされたビルのエントランスは明るく、石垣の風格ある外観も私たちの心を引きつけました。そして、オフィスエントランスの広々とした空間も、我々の期待を上回るものでした。

――現在のオフィスで気に入っているポイントはどこですか。

安田さん:現在のオフィスに一番気に入っているポイントは、その内装の美しさとガラスのパーティションです。実は、内覧した瞬間、『このままの状態で使いたい』と強く感じました。

前のテナントがまだ1年しか利用していなかったため、原状回復のためにこの美しい内装を破棄するのは本当にもったいないと感じました。特にガラスのパーティションは、我々が起業した当初からの理想の形でした。

実は、このオフィスは居抜きでの募集ではなかったのです。しかし、我々はそのままの状態で利用したいと思い、貸主側との交渉を始めました。正直、交渉は難航しましたが、貸主様や前のテナント様の理解と協力により、想像以上の好条件で契約を結ぶことができました。これにより、移転費用の大部分を削減できました。

内装の構造は基本的には前のテナントからの引き継ぎですが、一部の造作棚を改造してハンガーラックや机に変更しました。また、観葉植物を多く配置してオフィスの空気を良くしています。そして、今回の移転でのコスト削減の恩恵として、社員のために高品質の椅子を新たに導入することができました。我々の業務は長時間の座業が多いので、良い椅子は必須でした。予算以上の価格の椅子を選ぶことができ、それが現実となったことは非常に嬉しいです。

造作の棚やデスク(引渡時の状態)
ガラスパーテーション(引渡時の状態)

――あらためて、当社の対応についてご感想をお聞かせください。

安田さん:最初から終わりまで非常にスムーズで、特に交渉の際には我々の希望をしっかりと理解し、それを具体的な行動で実現してくれました。また、そのプロセスでのコミュニケーションの透明性と迅速なフィードバックは非常に評価しています。

実際に、居抜き物件としての募集ではなかったこのオフィスを選ぶ過程は、多くの課題と不安を伴っていました。特に、どのように移転を進めれば良いのか、貸主側とどう交渉を進めれば良いのかなど、多くの疑問と不安がありました。そんな中、スリースターさんは我々の不安を払拭するための具体的なアドバイスや情報を提供してくれました。その結果、居抜きでの利用に関する明確なビジョンを持つことができ、貸主側との交渉に自信を持って取り組むことができました。

確かに、交渉は容易ではありませんでした。しかし、当社のサポートと、貸主様や前テナント様の協力のおかげで、予想していたよりもはるかに良い条件での契約が実現しました。この結果として、移転に伴うコストを大幅に削減することができ、それは我々にとって大きなメリットとなりました。

改めて、スリースターさんのサポートに深く感謝しております。この経験を通じて、プロフェッショナルなサポートの重要性を痛感しました。

――オフィス移転後の反応はどうでしたか。

安田さん:オフィス移転後の社員や取引先からの反応は非常に良かったです。私たちが意識していたこと、つまり居心地の良い空間づくりが実際に評価されていることを実感しています。

特に社員からは、新しいオフィスの快適さやデザインの良さについて多くのポジティブなフィードバックを受け取りました。

提供する商品を通じて、今までにない演出を実現したい

ドーン株式会社 安田さん

――会社として今後取り組んでいきたい事はありますか。

安田さん:私がよく口にする言葉に「仕事が楽しいと、人生が楽しい」というものがあります。それは、仕事を通じて得られる達成感や喜び、挑戦や成長のプロセスが、人生そのものを豊かにするという信念から来ています。

確かに、仕事には困難や挑戦、日々のルーチンも含まれます。それが仕事の9割だと言っても過言ではありません。しかし、その中でどれだけ「やるべきこと」を「やりたいこと」に変え、どれだけ自分の成長の機会として捉えられるかが、私たちの価値観を形成していくと思います。

真摯に目の前の仕事に取り組み、その中で自分自身の価値や差別性を見い出すことが、私たちの存在価値を高めると確信しています。実際、仕事は一つとして同じものはありません。同じタスクでも、取り組む人によって結果や過程、価値が大きく変わります。それぞれが自分の色を出し、新しい価値を生み出すことが、真に「楽しい」仕事の本質だと私は感じています。

当社の名前「DAWN(ドーン)」は、夜明けや新しい始まりを意味します。私たちは、日々の業務を通じて新しい価値を創出し、関わるすべての人々が仕事を楽しむことができる環境を作りたいと考えています。この思いは、私たちの経営理念や取り組みにも強く反映されており、これからもこの信念のもと、さらなる価値創造を目指してまいります。

――オフィス移転を考えている方にアドバイスがあればお願いいたします。

安田さん:オフィス移転を考えている方に一言申し上げるならば、移転はただの場所の変更ではなく、企業の新たなフェーズのスタートでもあります。まず、早めの計画としっかりした情報収集が非常に大切です。私たちの経験からも、単に見た目や立地の良さだけで選ぶのではなく、従業員の働きやすさやオフィスの機能性を優先して考えることが、後々の業務効率や社員のモチベーションに繋がります。

また、予算管理も重要。移転に伴う予想外のコストが発生することも少なくありませんので、しっかりとした予算計画を立てることをおすすめします。そして、新しいオフィスでのスタートは新しい企業文化の創出のチャンスでもあります。この機会に、社内の風土やコミュニケーションの取り方を見直すのも良いでしょう。移転は大きな決断ですが、新しい環境でのスタートの喜びとチャレンジを楽しんでください。

――貴重なお話をありがとうございました!

※掲載内容は取材当時のものです。

お客様プロフィール

ドーン株式会社
  • 所在地:東京都千代田区麹町4-3-3新麹町ビル4F
  • URL:https://dawn.co.jp/
  • 業種:フロントエンド開発
  • 従業員数:23名(2023年1月)
  • 種別:事務所
  • 坪数:33.62坪


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