溜池山王駅のご紹介
1997年に南北線が延伸した際に開業した駅で、銀座線の駅についてもその際に新たに設置されました。銀座線の駅としては最も新しく、唯一平成以降に開業しています。
当駅には銀座線と南北線が乗入れていますが、丸ノ内線・千代田線が乗り入れる国会議事堂前駅とは改札内でつながっており、運賃計算上は当駅と同一の駅として扱われます。
また赤坂駅・赤坂見附駅・六本木一丁目駅等も徒歩圏内であり、オフィス街としての側面がある一方で、首総官邸・アメリカ大使館の最寄り駅でもあり、日本の政治の中心地であるともいえます。官庁街に近いため政治団体や財団法人、弁護士や税理士などのサムライ業(士業)のオフィスが多いエリアです。
ランドマークである駅直結の「山王パークタワー」は戦前の三大ホテルのひとつである山王ホテル跡地に建てられたもので、現在はNTTドコモ等大手企業が入居しています。
再開発も進んでおり、2016年外堀通り沿いに竣工した「S-GATE 赤坂山王」、2017年に竣工した「赤坂インターシティAIR」は約2.5haの広大なエリアの大規模複合開発で、オフィスビルは地上37階、高さ200m、総貸室面積は24,000坪。オフィスのほかに会議施設・賃貸住宅・店舗などを整備。溜池山王駅から地下道で直結と利便性も高く、竣工前から全てのフロアが確定し、人気・注目度の高さがうかがえます。
また、「赤坂ツインタワー跡地」の再開発が進行中で、地域資源である「江戸型山車」の修復・展示を行うほか、ジャパンブランド発信施設の整備、訪日外国人を受け入れる国際級ホテルの誘致等による観光支援機能の導入により、同エリアの国際競争力強化を推進することをコンセプトに、事務所・ホテル・サービスアパートメント・店舗・展示施設・診療所等を整備した大規模複合施設が2024年竣工予定です。
加えて「ホテルオークラ東京本館」の建替えプロジェクトも、2019年竣工を目処に進行しています。ラグジュアリーホテルを核とした、グローバルビジネスの新たな拠点となる複合型オフィスビル建設計画です。