「正しい情報をより多くの人々に届けたい」というビジョンを基に2020年に創業した株式会社Media Beats。WEBメディア開発・運営や新規のWEBサービス・アプリの開発など、イノベーションを通して様々な業界に新たな価値を生み出す企業を目指しています。
以前はレンタルオフィスに入居していましたが、フリースペースの有効活用ができていないことに気づき、移転を検討。自社のオフィスでより集中して作業できる環境での業務効率化を求めて、2022年1月にセットアップオフィスに移転しました。
実際に、セットアップオフィスに入居される方の多くはレンタルオフィス・サービスオフィスなどの小規模オフィスからが多く、今回の事例も同様の流れです。
移転検討時に抱えていた課題を解決するべく、今回のオフィス移転をサポートさせていただいたのが株式会社スリースターでした。この度、代表取締役の櫻庭様に実際にセットアップオフィスにご入居されて感じたメリットや物件探しの際のポイントなどをお伺いするインタビューを実施しました。
- レンタルオフィスに入居していたが、他社との共有スペースを使っている従業員がほとんどいなかった
- 事業拡大によってオフィスが手狭になった
- 自社だけのオフィスを持つことで、セキュリティやモチベーションを向上させたかった
- 自社だけで使えるオフィスに入居。ファミレスブースや集中ブースが元から設置されており、無駄なコストを削減
- セットアップオフィスで時間・費用コストの削減成功
- 他社との共有スペースがなくなったことで、集中力やモチベーションがUP。業務効率化に。
意外と使わない!?レンタルオフィスの『共有スペース』
――今回のオフィス移転の目的や課題を教えてください。
櫻庭さん:オフィス移転の背景は、企業の成長に伴う社員数の増加と売上の拡大で、コストと採用の課題に直面したためです。以前はレンタルオフィスに入居していましたが、フリースペースをほとんど利用していないことに気づき、うまく活用できていないのであればこれほどのサービスは必要ないと感じました。
また、自社のオフィスを持つことによって今までよりリラックスして作業ができますし、業務に集中できる環境が構築できるのではないかと考えました。他社の出入りも気になっており、セキュリティの向上を目指すという目的もあって、結果、新しいオフィスに移転しました。
――そのような課題は解決されましたでしょうか。
櫻庭さん:はい、同じフロアに他社がいないため、社内でも非常に評判がよいです。以前に増して集中して作業ができるので、業務効率も改善されたように感じています。従業員が快適に過ごせる環境づくりにコストを投じることが、便利だとしても使う可能性が低いサービスにお金をかけるよりも効果的だと改めて感じました。
物件選定のポイントは『1フロア1テナント』です
――物件選定で、重視されたポイントについてお聞かせください。
櫻庭さん:新オフィスを選ぶ際に重視したポイントは、立地条件、トータルコスト、そしてワンフロア1テナント(=1つのフロアを自社専用とするレイアウト)であることでした。ワンフロア1テナントであることは、レンタルオフィスから移転を検討している私たちのような企業にとっては極めて重要なポイントでした。
独自のフロアを持つことで、他社との共有スペースや混雑を気にせず、自社のアイデンティティを確立できるからです。従業員が一つのフロアに集まることでコミュニケーションも促進され、効率的な業務遂行が可能になります。さらに、セキュリティやプライバシーの観点からも重要であり、独自のフロアを持つことで管理やセキュリティ対策にも柔軟に対応できます。
また、採用が見込まれるエリアであること、契約期間中のトータルコストとセキュリティなども検討基準にしました。このような条件を基に、どのように業務を遂行するか、そして従業員が働きやすい環境を整えるかを考えて物件選定を行いました。
――こちらの物件を内見したときの印象はいかがでしたでしょうか。
櫻庭さん:セットアップオフィスの内見はこの物件が初めてだったので、すごく印象に残っています。資料を見て抱いていたイメージといい意味で異なっていたので、驚きました。特にガラスパーテーションによる開放感は印象的でした。写真だけでは分からない、実際の空間の広がりや雰囲気を感じられましたね。
レンタルオフィスからの移転におすすめする理由とは?
――セットアップオフィスに入居するメリットはどのような点だと思われますか?
櫻庭さん:このオフィスは受付の造作やソファ、会議室2部屋とそこの什器、ファミレスブース、集中ブース2席がすでに設置されていました。そこから入居するまでの準備としては、執務スペースの机やいすを並べて、回線工事をするだけでしたので手間なく移転が完了しました。結果、時間とコストを大幅に削減しつつ、洗練されたオフィスに移転できました。
また、私たちのようなレンタルオフィスから移転する企業は、必要な什器を持っていないことが多いため、すでに内装が完成しており、さらに必要な什器が備え付けられているセットアップオフィスは、非常に便利でありがたかったですね。これらの利点から、手軽かつ効率的におしゃれで機能的なオフィスを手に入れることができる点が大きなメリットです。
業務効率化のカギは『オフラインコミュニケーション』
――移転されてから、社内の反応はいかがでしたか?
櫻庭さん:非常に好評でした。ワンフロア1テナントのため、より集中して業務に取り組めているようです。社内コミュニケーションが活性化したことによって、仕事に対するモチベーションも向上しているようなので、今回の移転は成功だったと感じます。
――コロナ禍でオフィスを不要とする企業もありますが、御社にとってオフィスとはどんな存在ですか?
櫻庭さん:必要不可欠な存在だと感じました。特に弊社はスピード感が必要になってくる業務も多いため、オフラインのコミュニケーションは必須です。また、オフィスに出社することで、情報共有や課題の共有がより効果的に行われ、チーム全体での目標達成に向けた一体感を感じることができるようになると思います。私たちにとってオフィスの役割は、単なる作業スペースだけでなく、共有と協力・コミュニケーションの場として重要な役割を果たしてくれています。
――貴重なお話をありがとうございました!
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