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【オフィス移転事例】健康とイノベーションの交差点:健康を中心に社会への貢献を加速する新オフィス戦略

株式会社バックテックは、「社会を健康に。」を掲げたスタートアップであり、健康経営の戦略企画実行の支援やメンタルヘルス不調者対策、人的資本経営に関わるコンサルティングなどのサービスを通じて、健康な社会を実現することに貢献しています。

同社が企画・開発している主力サービス「ポケットセラピスト」は、医学的根拠に基づいたヘルスケアSaaSプラットフォームで、企業の成長及び生産性向上を目的に、働く人々の不安や不調を軽減する支援を行なっています。

企業文化の醸成と社内コミュニケーションの強化を通じてエンゲージメントの高い組織作りを行うバックテックは、事業の拡大に合わせて、東京の芝浦エリアに位置するウォーターフロントにオフィスを移しました。

この度、本移転プロジェクトをリードした取締役COOの満沢 将孝様に、今回のオフィス移転の背景や新しいオフィスでの取り組み、そして企業としての今後のビジョンについてお話を伺いました。

オフィス移転の背景・課題
  • 組織の成長に伴い、現在のオフィスでは手狭に
  • 将来の企業像に合わせた環境への変更が必要だった
  • 開放的な空間でのコミュニケーション促進を計りたかった
オフィス移転後の成果
  • 広々としたスペースで作業効率が向上した
  • 近隣施設などの活用により社内交流を活発化することができた
  • 完全防音の会議室や屋上スペースを多目的に利用
目次

強い組織作りに繋がる”空間”が必要だった

株式会社バックテック
株式会社バックテック 満沢 将孝様

――今回のオフィス移転を考えられたきっかけ・目的を教えてください。

満沢さん:オフィス移転を考えたきっかけはいくつかありますが、元々バックテックが週2日出社し、他の週3日リモートという働き方で、オフィス環境に関しては1人1人の固定席も準備できておらず、またフリースペースなども特にない環境であり、打ち合わせなども社内でとてもじゃないけどできない状況でした。それくらい狭く、働く環境として好ましい状況ではなかったです。

バックテックでは、エンゲージメントの高い組織、つまり強い組織作りを企業文化として重視しています。働き方に関しては、週に2回の出社という形を取っていましたが、会社として組織の成長戦略と連動する明確なストーリーが欠けていたのです。私は出社がいいとかリモートが悪いということは全く思いませんが、今後採用を強化し、新しいメンバーが増える中で、対面でのコミュニケーションを促進することで、より強固な組織を築き上げたいと考えていました。

もちろん社員の立場からすると、働き方が変わることへの感情の変化や抵抗感があるのはわかっていたからこそ、新しいオフィスでは、出社すること自体に意味があるような環境を整えることを目指していました。社員同士が直接顔を合わせることで、より創造的で生産的な仕事ができる場を作り出すことが、今回の移転の主な目的でした。

――オフィス移転の前に抱えていた課題はどのような点でしょうか。

満沢さん:オフィスが狭いことで出社すると業務効率が下がること、また出社する意味/意義みたいなものがなく、言うなればリモートでもできることをオフィスに出社して実施していたような感じでした。

そのため、同期的なコミュニケーション施策なども特になく、情報共有や議論含めてコミュニケーション全般に機能不全が発生しており、そもそものオフィス環境を抜本的に変えないといけないと感じていました。

――そのような課題は解決されましたでしょうか。

満沢さん:はい、オフィスを移転したことで、多くの課題が解決されたのではないかと感じています。執務スペースと会議室スペースのバランスなども良く社員間で自然にコミュニケーションが発生しやすい環境を整えることができました。

また、綺麗なオフィス環境ということもあり、社員のモチベーション向上にも繋がっていると感じています。

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はじめて移転をされる方も、オフィス移転の面倒さを知っている方も、ニーズに合わせたご提案をいたします。

企業の成長段階にふさわしいバランスの取れたオフィス

株式会社バックテック
ラウンジから見た執務スペース

――移転する際の物件選定で、重視されたポイントについてお聞かせください。

満沢さん:移転にあたって私たちが重要視したのは、スペースの広さ、清潔さ、あとは言語化が難しいですが、バックテックらしさが体現できるかでした。社内コミュニケーションを活発にするためのスペースはもちろん、採用も積極的に行っていることから、採用にも効果的である、つまり候補者の方をアトラクトできるオフィスにしたいと考えていました。

まだ少人数ということもあるので、選択肢の1つとしてレンタルオフィスなども考えましたが、自社独自の文化醸成や企業ステージなどを考えると少しマッチしないと感じ、通常のオフィスビル物件を優先しました。

スタートアップらしいスピード感ある移転を目指す中でセットアップオフィスの存在を知り、第一選択肢として検討を開始しました。

――現在のオフィスで気に入っているポイントはどこですか。

満沢さん:社員のみんなとご飯に行くのが好きなのですが、ビルの一階にランチ営業もしている居酒屋があり、そこが一番気に入っています(笑)

社員同士が気軽に集まり、親睦を深めることができるため、仕事の後にリラックスしたり、会食でも利用したりしています。

また執務スペースはガラス張りで開放的な雰囲気で広々としており会議室に関しても全て個室で満足度が高いです。

株式会社バックテック 会議室
会議室
株式会社バックテック 会議室
会議室

――あらためて、当社の対応についてご感想をお聞かせください。

満沢さん:スリースターさんとの交渉は非常にスムーズでした。時には無理な要求にも応じていただき、その柔軟性と対応力には本当に感謝しています。また、担当の方が若手の方だったのですが、とてもスピード感を持って対応していただきつつ、少し複雑な内容については会社としてサポートしていただいていることが伝わってきたので、安心して全てをお任せすることができました。

賃料、立地、設備のバランスが良い物件を複数ご提案いただいたため、すぐに気になる物件を5〜6棟内見にいくことができました。現在入居した物件は内見の最後に見たのですが、内見する前から、ここが良いかもなと思っていたので、実際に内見してすぐに「これだ!」と感じて、移転候補先を決めることができました。

またセットアップオフィスについては、今回の移転を機に初めて提案を受け、その存在を知りました。居抜きオフィスの場合だとどうしても資産処理などが発生するため、前入居者の方やオーナー様との調整が複雑になったりするので、候補からは外していたのですが、セットアップオフィスの場合はその点で非常に手軽であると感じました。確かにオフィスがほぼ出来上がっている状態でもあるため、賃料は少々高めですが、賃料のコストよりも時間のコスト、つまりスピード感の方が重要であると考えており、実際迅速に移転を完了できたので、とても満足しています。

また、私たちがまだスタートアップ企業ということもあり、なかなか与信や交渉などが時間かかってしまいがちなのですが、その点についても、オーナー様との調整をスムーズに進めてもらえたことは、本当にありがたかったです。

――オフィス移転後の反応はどうでしたか。

満沢さん:オフィス移転後の反応は、全体的にとてもポジティブでした。

どうしても最寄駅などが変わるため場所に関しては賛否両論が出たのは事実ですが、それ以上にオフィスの綺麗さや環境を喜んでくれた社員が多かったです。

オフィス全体の広さに対して比較的会議室が多いこともあり、MTGなどの運用にメリハリがついたり、水回りの清潔感があることも社員から好評です。

オフィスを単なる作業場ではなく、「勝つための手段」として捉えることで、チーム全体が一致団結し、共通の目標に向かって進んでいる実感があります。

またフル出社ではなく、リモートワーク日を週1で導入したり、フレックスを導入することで、プライベートとのバランスを取ることにも繋がっており、今回の移転は社員のモチベーションと生産性の向上につながっていると確信しています。

社会をより良い方向へと導くことが、結果として売上の向上につながる

株式会社バックテック 開放的なラウンジ
開放的なラウンジ

――会社として今後取り組んでいきたい事はありますか。

当社は、今後も人的資本経営に注力し、社員一人ひとりのパフォーマンスを最大化することを重視しており、それにより提供するサービスの価値を広め、社会をより良くできると信じています。

採用と組織作りにおいては、ストーリーや一緒にこの会社で働く意義などを重視視しているので、会社と社員の双方が共に成長できる環境を整えることを目指しています。

また代表や私だけが経営をリードするのではなく、全員が自身または自部署のミッションをリードできるようオープンなコミュニケーションを引き続き大事にしていきたいと考えています。

また、直近で優秀なメンバーが仲間になってくれていますが、描いているビジョンや事業戦略から考えると、まだまだ採用と組織化は強化していきたいと考えているので、私たちのビジョンに共感し、一緒に働くことに興味をお持ちの方がいらっしゃれば、ぜひお問い合わせください。

オフィスビル外観
株式会社バックテック 満沢 将孝様
株式会社バックテック 満沢 将孝様

――最後にオフィス移転を考えている方にアドバイスがあればお願いいたします。

満沢さん:オフィス移転を検討している方々へのアドバイスは、まず、現在のオフィスの広さやコストに囚われ過ぎないことです。

もちろんオフィスに関するコストや広さは確かに重要な要素ですが、それ以上に重要なのは、数年後にどのような企業になりたいかというビジョンに対して、ストーリーに合っているかどうかだと考えています。

短期的な利便性などの条件だけに囚われ過ぎると、将来の企業成長や変化に対応できない可能性がありますし、何よりオフィスは企業文化の形成やブランドイメージにも大きく影響します。そのため、未来の会社の姿を想像しながら、オフィス選びを行うことをお勧めします。

――貴重なお話をありがとうございました!

※掲載内容は取材当時のものです。

お客様プロフィール

株式会社バックテック
  • 所在地:東京都港区芝浦3-14-18 6F
  • URL:https://www.backtech.co.jp/
  • 業種:ウェルビーイングプラットフォームの開発・運営
  • 従業員数:15
  • 種別:事務所
  • 坪数:52.95坪

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この記事を書いた人

マーケティング事業部主任として、オフィス移転に関する専門知識を提供しております。映像制作の経験から転職し、オフィス移転の営業事務として入社し、その後、マーケティング事業部に異動いたしました。当サイトでは、オフィス移転についての基本から具体的な事例、賃料推移データなどをわかりやすく解説し、オフィス移転初心者の方々にとって有益な情報を提供することを目指しております。お読みいただいた記事が、オフィス移転に関する理解を深めるお手伝いになれば幸いです。

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