依頼者や社会が抱える問題に対して、最良最高のソリューションを提供するスフィア法律事務所。「依頼者と社会へ、尽きない貢献を」をポリシーに、時に法務の枠を超え、様々な観点からのアプローチに基づき、問題解決に向けた最良の方法を模索している法律事務所です。
中国法令の専門的な知識があり、日本法及び中国法に係る企業法務全般(契約作成・交渉、コンプライアンス、M&A、労働問題、訴訟を含む債権回収など)を取り扱っています。
2022年10月に設立された当所は、新オフィスとしてセットアップオフィスである【TWG麹町ビル】にご入居されました。そして、今回のオフィス開設をサポートさせていただいたのが株式会社スリースターでした。この度、代表弁護士の小堀様に実際にセットアップオフィスにご入居されて感じたメリットや物件探しの際のポイントなどをお伺いするインタビューを実施しました。
- レンタルオフィスを利用しており、自社専用の会議室がなかった
- 内装工事にコストをかけたくなかった
- クライアントをお迎えする場として清潔感のあるオフィスにしたかった
- 専用の会議室を設置したことに加えて、共用ラウンジの使用でスペースを有効活用
- セットアップオフィスで大幅にコスト削減成功
- 自身のオフィスをもつことで信用度UP、外観やエントランス等も清潔感のある印象に
レンタルオフィスからセットアップオフィスに
――今回のオフィス移転の目的や課題を教えてください。
小堀さん:今回は移転ではなく、スフィア法律事務所としては新規設立になります。以前はレンタルオフィスを使用していましたが、そのスペースが少し手狭で使い勝手があまり良くなかったことや、共用の会議室しかなかったため他のテナントとのスケジュールの兼ね合いで使えないタイミングもあり、そこが気になっていました。
――そのような課題は解決されましたでしょうか。
小堀さん:はい。新しいスペースは以前よりも広く、その結果、ゆとりを持って業務を行うことができるようになりました。さらに、当事務所専用の会議室も新たに設けられましたので、これまで以上に効率的でスムーズな業務遂行が可能になりました。使い勝手も大幅に向上したと感じています。
すべての家具が揃っているのが魅力的でした
――物件選定で、重視されたポイントについてお聞かせください。
小堀さん:裁判所へのアクセスを考慮し、麹町エリアで物件を探していました。物件の選定では、セットアップオフィスを主体に据えつつ、使い勝手とビルの印象を重視しました。クライアントをお迎えする場として、清潔感を重要視し、その点でビルを選定しました。
――こちらの物件を内見したときの印象や魅力的な点はありましたでしょうか。
小堀さん:他の物件もいくつか見ましたが、TWG麹町ビルはデスクや椅子などの家具がすでに設置されていた点が好印象でした。一般的なセットアップオフィスは「会議室の家具のみ設置してあります」という物件が多い中、すべての家具が揃っていることは非常に魅力的でした。それによってコスト的なメリットも高いと感じましたね。
また、1階のエントランスがオートロック仕様なのでセキュリティ面で安心な点も魅力的でした。共用ラウンジは来客対応に利用することも可能なので、使い勝手が非常に良いと感じました。
TWG麴町ビルはタマホームが手掛けたセットアップオフィスで、ビル1棟をまるごとセットアップオフィス化・リニューアルしている物件。室内は天井が高く、洗練されたデザインや開放感が高い評価を得ている。
短期間で移転を検討している企業にもおすすめしたい
――セットアップオフィスに入居するメリットはどのような点だと思われますか?
小堀さん:セットアップオフィスは、急速な変化を求める企業にとって、大きなメリットがあると思います。当事務所もこれからどんどん人材を採用していく予定ですので、ある程度の期間でまた移転する可能性があるかもしれません。
セットアップオフィスは、すでに内装がほぼ出来上がっている状態で入居できるので、内装工事に伴うコストだけでなく、時間と手間も大幅に削減できます。将来的に移転を検討している企業でも気軽に入居することができる点は大きなメリットだと感じます。
また、このビルではすでに必要な家具も設置されている状態であったため、入居時に特別な工事は必要ありませんでした。一部の家具を持ち込むだけで、スムーズに入居できましたのでより大幅な時間短縮になったと思います。
オフィスは「背中を見て感じて、学ぶ場所」
――移転されてから、社内の反応はいかがでしたか?
小堀さん:新しいオフィスへの移転に対する反応は非常に好評で、以前と比べて広くなったスペースには特に満足感があるようです。従業員同士が円滑にコミュニケーションを取ったり、上司が部下に教育を行ったりする際に、使い勝手の良いスペースがあることが、職場活性化につながると実感しました。みんなとてもポジティブに受け止めてくれていると思います。
――コロナ禍でオフィスを不要とする企業もありますが、御事務所にとってオフィスとはどんな存在ですか?
小堀さん:当事務所にとってオフィスは、不可欠な存在です。
特に、当事務所はスタートアップ企業のような側面を持っていますので、事務所の代表としてまだメンバーに「当事務所の考え方」「クライアント様への対応」など伝えきれていない部分も多くあります。また、私たちの業務は中国関連の企業法務であるので、複雑な部分も多くあります。
クライアントからの要求も厳しく、迅速な対応が求められることもあります。この道のりは決して楽なものではなく、地道な努力が不可欠です。その中で、私たちはチームメンバーに経験を伝え、育成していかなければなりません。法律業界は職人のような世界でもあるので、背中を見て感じて、育って欲しいですね。
そのためには、やはりみんなが集まる場所(=オフィス)が必要不可欠ですし、今後もなくなることはないと個人的には思っています。
――貴重なお話をありがとうございました!
- 所在地:東京都千代田区麹町3-10-1 TWG麹町 5階
- URL:https://spherelaw.com/
- 業種:法律事務所
- 種別:事務所
- 坪数:28.09坪(92.85㎡)