株式会社ExpreTechは「日本を再燃させる」というミッションのもと、社会のイノベーションと持続可能性を追求し、産業と社会の発展に貢献することを目指す、マーケティングテクノロジーを提供する企業です。HR領域とAD領域を基盤に、総合インターネット広告事業、転職エージェント事業など多角的なサービスを展開し、幅広い業界ニーズに応えています。「イマヨリ転職」というサービスでは、「イマより広げるあなたの可能性」をミッションに掲げ、20代のフリーターや非大卒、未経験の方に特化した転職サポートを行い、新たなキャリアチャンスの提供に力を入れています。
この度、株式会社ExpreTechは、事業拡大と従業員数の増加に伴い、新オフィスへの移転を実施しました。この新オフィスは、都会の中心でありながら自然と調和した上質な空間を追求し、「働くという暮らし」をデザインする場として設計されています。さらに、日本でも珍しい「ペットと共に過ごせるフロア」があり、ペットにとっても快適な空間が提供されています。滑りにくい床材を用いるなど、ペットフレンドリーな環境づくりにも力を入れています。
今回の移転は、現状の課題だけでなく、2~3年後の将来を見据えた決断でした。採用強化を視野に入れ、長期的な成長を支えるオフィス環境を求めていた同社。どのような課題を抱え、どのように移転が解決策となったのか、そして将来を見据えたオフィス選びの重要性について、代表取締役CEOの徳川 大和様にお話を伺いました。
- 採用活動を強化し、増員予定によりスペース不足
- 古いビルで設備が十分でなく、トイレも一つしかない
- 面接時にオフィス環境が理由で辞退されることが多かった
- 広々としたスペースで、業務効率が向上
- 最新の設備が整い、快適に過ごせる環境が実現
- 採用活動がスムーズになり、面接者からも好印象
社員のモチベーションと魅力的な職場づくりを目指したオフィス移転
――今回のオフィス移転を考えられたきっかけ・目的を教えてください。
徳川さん:今回のオフィス移転を検討したきっかけは、事業拡大と採用強化を見据えてスペースの確保が必要になったことでした。
私たちは採用活動に力を入れており、今後も増員を予定しています。しかし、オフィスが手狭になりつつあり、より多くの人材を迎え入れるための広さが必要だと感じていました。さらに、採用活動を成功させるためには、ただ広いだけでなく、魅力的でおしゃれなオフィスが必要だと考えました。
絶対に移転が必要なわけではありませんでしたが、将来の成長を見据えて、より良い環境を整えたいと考え、移転を検討することにしました。
――オフィス移転の前に抱えていた課題はどのような点でしょうか。
徳川さん:以前のオフィスは築年数がかなり経過しており、設備の面でいくつかの課題を抱えていました。例えば、トイレが一つしかなく、ビル全体が古びた印象だったため、採用活動をしても面接の段階でオフィス環境が理由で辞退されてしまうことが少なくありませんでした。これは、採用活動に大きな影響を及ぼしていました。
また、全体的に古いオフィス環境は社員のモチベーションにも影響していたように感じます。毎日過ごす場所が快適でないと、どうしても日々の仕事にも影響が出るものです。さらに、取引先をオフィスにお呼びする際にも、少し抵抗がありました。
オフィス環境が整っていることで、社員のモチベーションを高め、対外的にも良い印象を与えることができるのではないかと考え、移転を進める決断に至りました。
――そのような課題は解決されましたでしょうか。
徳川さん:新しいオフィスに移転したことで、以前の課題はかなり改善されたと感じています。まず、取引先をお招きする際も、自信を持ってご案内できるようになり、訪れた方からも好印象をいただけています。採用活動においても、面接に来られる方から『ここで働いてみたい』といったお声をいただくことが増え、オフィス環境が会社の魅力の一つになっていると感じています。
また、スペースに余裕ができたことで業務の効率も上がりましたし、ペット同伴が可能になりましたので、リフレッシュしながら働ける癒しの空間ができたのも嬉しい変化です。共用スペースも充実しており、社員は共用ラウンジや事務所など、自分に合った環境で働けるため、業務へのモチベーションも上がっているように思います。
- はじめてのオフィス移転で何から始めたら良いかわからない…
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はじめて移転をされる方も、オフィス移転の面倒さを知っている方も、ニーズに合わせたご提案をいたします。
ペット同伴OK!社内外で和が広がるおしゃれで快適なオフィス空間
――移転する際の物件選定で、重視されたポイントについてお聞かせください。
徳川さん:物件を選定する際には、いくつかのポイントを重視しました。まず、オシャレな内装が備わっていることが大切でした。特に内装付きの居抜きオフィスやセットアップオフィスを希望しており、内装をつくりこむことにコストをかけるよりも、その分を事業拡大や採用の強化といった今後の投資に充てたいと考えていました。
また、採用活動での魅力を高めるため、広さや快適さはもちろん、デザイン性にもこだわりました。面接に来られる方が『ここで働きたい』と思えるようなオフィスであることが、私たちの理想でした。
さらに、元々はペット同伴物件を探していたわけではありませんが、たまたまペット可能な区画であったため、それが社員にとってもリフレッシュできる癒しの場となり、より魅力的な職場環境になると感じました。
――現在のオフィスで気に入っているポイントはどこですか。
徳川さん:新しいオフィスで気に入っている点は、まず内装のデザインです。すべての家具が揃っており、グレーを基調とした落ち着いた色味やデザインがとても気に入っています。オシャレな空間であることは、社員のモチベーション向上にもつながっていますね。
さらに、1階にある共有ラウンジも魅力の一つです。こちらもお洒落な内装で、社員が気軽に利用できるのが良いところです。コーヒーを入れて事務所に戻ったり、ちょっとしたリフレッシュの場としても活用されていて、自然と交流の場になっています。
また、日本ではまだ珍しいペット同伴可能なオフィスであることも大きな魅力です。地下駐車場からエレベーターで直結しており、ペットと一緒にスムーズに出社できますし、近隣を散歩して足が汚れても1階の足洗いスペースが使えるので、快適に過ごせます。
床材もペットフレンドリーな『ボロン』を採用しているため、社員にとってもペットにとっても優しい空間が整っています。ペットがいることで社内も和やかな雰囲気が生まれ、良い相乗効果が生まれていると感じています。
――あらためて、当社の対応についてご感想をお聞かせください。
徳川さん:最初は、居抜きオフィス検索サイト『vivit』を通じて別の物件に問い合わせをしたのがきっかけでした。当時、『必ずこの日までに移転』という厳密なスケジュール感があったわけではなく、社内の状況に応じて移転の熱が上がったり下がったりすることがありました。その中で、担当の深野さんが定期的に物件情報を送ってくださり、粘り強くサポートしていただいたのが非常に印象に残っています。
社内の状況が変化する中でも、深野さんは私たちのニーズに合わせてさまざまな選択肢を提案してくださり、予算内の物件だけでなく、少し予算を超えるものの初期費用を大幅に抑えられる物件など、幅広い可能性を見せてくれました。
特に今回の物件は、敷金0で入居できたため、当初見込んでいた以上に初期費用を抑えることができました。結果的に、採用や将来の成長を見据えた空間を実現できたのは、深野さんの丁寧で粘り強いサポートのおかげだと感じています。
――オフィス移転後の社内からの反応はどうでしたか。
徳川さん:オフィス移転後、社員からは非常に好評な反応が寄せられています。特に、社員が自発的にSNSで新しいオフィスの写真をアップしてくれるようになったのが印象的です。おしゃれで機能的な内装や1階のラウンジも非常に人気で、社員がオフィス環境を誇りに思ってくれていることが伝わり、とても嬉しく感じています。
また、SNSでの発信が広がったことや社員がオフィス環境を機に行ってくれたことによって、エンゲージメント採用だけでなく、リファラル採用も増加しました。新しいオフィスが持つ魅力が、社員の知人や友人にも伝わり、『こんな素敵な職場で働けるなら』と興味を持ってくださる方が増えています。社内でも使い勝手の良さや、自由に使えるスペースが充実していることが高く評価されており、社員同士のコミュニケーションも自然と活発になっているようです。
――社外からの反応はどうでしたか。
徳川さん:社外からの反応も非常に良いですね。以前と比べて取引先の方々をお招きしやすくなり、対面での打ち合わせも増えました。その際に好評の声をいただくことが多く、とても嬉しく感じています。また、直接お会いして話を進めることで商談がスムーズに進む場面が増え、信頼関係もより深まっていると感じます。
採用活動の面でもポジティブな反応をいただいています。面接に来られた方々からは、オフィス環境が魅力的だという声が多く、オフィスそのものが会社の魅力の一部となっていることを実感しています。こうした反応を受け、移転を決断して本当に良かったと思っています。
成長と働きやすさを両立する“将来を見据えた”計画
――会社として今後取り組んでいきたい事はありますか。
徳川さん:今後、私たちが会社として特に取り組んでいきたいのは、採用活動のさらなる強化です。これまで以上に多様な人材を迎え入れることで、会社の成長を支えていきたいと考えています。現在、労働集約型になってしまっている業務もあるため、業務の効率化を図りつつ、より安定的にエントリーから内定までのプロセスを確保していくことが重要だと考えています。
また、オフィス環境も採用活動において非常に重要なポイントだと捉えています。新しいオフィスが多くの方に魅力的に映るよう、オフィス自体を活用できる採用媒体として強化していきたいと考えています。面接の場だけでなく、会社の魅力を視覚的にも感じていただけるよう、その環境をPRにも活かし、働きやすく、魅力的な職場であることを発信していきたいですね。
これからも採用を通して組織の力を高め、会社としての成長と安定を目指していきたいと思っています。
――最後にオフィス移転を考えている方にアドバイスがあればお願いいたします。
徳川さん:オフィス移転を考えている方には、特にスタートアップやベンチャー企業の方であれば、2~3年後を見据えた計画が大切だと感じます。急速な事業成長に伴って増員が続く中、今の課題を解決するだけでなく、将来的な規模拡大や人材確保に備えておくことが重要です。これは、移転後すぐに手狭になってしまうリスクを避けるためでもありますし、新たな人材が快適に働ける環境を確保するためにも必要です。
実際、私たちも現在の人数だけを考えれば、30坪程度で十分かもしれないと感じていましたが、成長を見据え、少し広めのオフィスを選ぶことで、今後の増員や部署拡大にも柔軟に対応できるようにしました。このように、少し先の未来を想定しながら移転を計画することが、結果的に会社の安定した成長と社員の働きやすさを確保するポイントになると感じています。
――貴重なお話をありがとうございました!
※掲載内容は取材当時のものです。
お客様プロフィール
- 所在地:東京都新宿区西新宿3-7-30 フロンティアグラン西新宿2階
- URL:https://expretech.com/
- 業種:
1.転職エージェント事業
2.インターネット広告代理店事業
3.ASP事業
4.アンケートモニター事業
- 従業員数:28人 ※パート・業務委託含む
- 種別:事務所
- 坪数:63.70坪