今月の賃貸オフィス市場・市況感(2017年8月末)
![2017年8月末のオフィス市況数値](https://www.officetar.jp/blog/wp-content/uploads/2017/11/82cd89bf6e3e7beeac7a6a7e3c296e8a-1.png)
こんにちは。スリースターの福田です。
2017年8月末時点での都心エリアオフィス空室率、平均賃料の数字をまとめました。
![オフィス賃料・空室率](https://officetar.jp/blog/wp-content/uploads/2017/09/0d40a5e4a645fc6b96e767d64ac0878e-2-1024x679.png)
目次
東京主要5区の空室率
2017年8月末の東京主要5区の平均空室率は 3.61%(前月比▲0.03)でした。
[su_table]
主要5区平均 | 3.61% | (前月比▲0.03%) |
1.新宿区 | 1.77% | (前月比±0.00%) |
2.渋谷区 | 2.17% | (前月比+0.13%) |
3.千代田区 | 3.35% | (前月比+0.05%) |
4.港区 | 3.99% | (前月比▲0.43%) |
5.中央区 | 5.57% | (前月比+0.42%) |
[/su_table]
順位の変動はありませんでしたが、港区と中央区で増減が大きくありました。
港区の空室率が4%を下回り、3.99%となりました。赤坂インターシティAIRが竣工しましたが、満室稼働での竣工です。港区内では大規模な新築ビルはしばらく無いので、空室率は今後も減少が続くと思われます。
これから竣工予定の物件で貸室面積が5,000坪以上の物件は以下の通りです。
・神宮前タワー(2017年9月末予定。渋谷区)募集状況:残り2フロア程度
・目黒セントラルスクエア(2017年11月予定。品川区)募集状況:全フロア内定
・太陽生命日本橋ビル(2018年1月予定。中央区)募集状況:残り2フロア程度
・住友不動産大崎プロジェクト(2018年1月予定。品川区)募集状況:不明
・東京ミッドタウン日比谷(2018年2月予定。千代田区)募集状況:不明
2018年春までの竣工予定物件は、入居テナントの内定が順調に進んでおり、空室率の減少と賃料上昇はしばらく続きそうな気配です。
あわせて読みたい
![](data:image/gif;base64,R0lGODlhAQABAAAAACH5BAEKAAEALAAAAAABAAEAAAICTAEAOw==)
![](https://www.officetar.jp/blog/wp-content/uploads/2022/12/898c6e5ae459db3eff45c089cce9f03c-300x168.jpg)
【オフィス移転のスケジュール】流れや期間、やるべきことをリストとともに解説
オフィス移転は、期待が高まる反面、多大な労力が必要です。スケジュール管理を徹底して計画的に準備することが欠かせません。「いつ、何をしたらよいだろう」と悩む方…
東京主要5区の平均賃料
オフィス賃料の平均です。
主要5区の平均賃料は19,377円(+197円)でした。
平均賃料が高い順でみると、以下になります。
[su_table]
主要5区平均 | 19,377円 | (前月比+197) |
1.渋谷区 | 21,338円 | (前月比+18) |
2.千代田区 | 21,055円 | (前月比+625) |
3.港区 | 19,433円 | (前月比+10) |
4.中央区 | 18,056円 | (前月比+180) |
5.新宿区 | 16,822円 | (前月比+129) |
[/su_table]
5区全てで平均賃料は上昇しており、特に千代田区で大きく上昇しています。
資料は以下からダウンロードすることができます(会員登録をお願いします)。