【オフィス移転事例】顧客体験を変革する新ショールームで拡がるビジネスチャンス
ROEビジュアルジャパン株式会社は、クライアントとユーザーに最高のLED製品を提供するために、常に誇りと情熱を持って取り組む企業です。業界をリードする先端技術と、顧客との強固な関係を築くことで知られるこの会社は、素晴らしいビジュアル体験を創出し、市場の新たな標準を築いています。ROEのミッションは、世界中の視聴者に忘れられない体験を提供し、それによってインスピレーションを与えることです。
2024年9月に、ROEビジュアルジャパンは、東京の中心部に位置する新しいオフィスに移転しました。この移転は、より効果的な顧客サービスと製品展示のための戦略的な一環であり、ローカルでのプレゼンスを強化し、専門技術者とエンジニアが迅速かつ効率的にソリューションを提供できるようにするためのものです。新オフィスは、広々とした展示スペースと最先端のショールームを備え、来訪者にROEの技術力を直接体感してもらうことが可能です。
移転の背後にある詳細な経緯と成果を探るため、私たちは副社長兼日本統括責任者の主浜鉄平氏に話をお伺いしました。ROEビジュアルジャパンの進化するビジネスモデルと、それが市場および顧客との関係にどのように寄与しているかを、皆さんにお届けします。
- 事業拡大に伴うスペース不足
- 既存オフィスの設備が旧式で不十分
- アクセス向上と顧客サービスの改善
- 効率的な作業空間の確保
- 最新設備による生産性向上
- 顧客との接点増加による関係強化
より広い面積を求め、効率的な作業環境を実現するために移転を決定
――今回のオフィス移転を考えられたきっかけ・目的を教えてください。
主浜さん:この度のオフィス移転は、事業の急速な拡大と、それに伴うスペースの必要性が主なきっかけです。以前のオフィスが手狭になったことで、より広い面積を求め、効率的な作業環境を実現するために移転を決定しました。
加えて、設備面での改善も重要な目的の一つでした。特に、天井の高さを改善し、効率的な空調システムを導入することで、快適な労働環境を提供することを目指しました。また、居抜き物件の制約から解放され、希望するレイアウトを実現することも移転の重要な目的でした。これらの変更により、従業員の満足度と生産性の向上を図り、事業のさらなる発展を支える基盤を整えることができると考えています。
――オフィス移転の前に抱えていた課題はどのような点でしょうか。
主浜さん:移転前のオフィスにはいくつかの課題がありました。まず、エアコンの効きが悪いため、夏場は非常に厳しい環境での作業を強いられていました。室温が適切に管理できないことで、従業員の作業効率が著しく低下していたのです。
また、トイレの衛生状態も悪く、これが従業員にとって大きな不満点となっていました。清潔なトイレは、職場環境の質を左右する重要な要素であり、この点が改善されていなかったことは、職場全体の満足度に影響を与えていました。
天井の高さも問題でした。2.9メートルという高さは一見十分なように思われますが、私たちの業務にはもう少し高い天井が必要でした。特に、LEDディスプレイの展示やテストを行う際に制限を感じていました。
さらに、居抜き物件としてオフィスに入居したことで、初期費用を抑えることはできましたが、結果として希望するオフィスレイアウトを実現することができませんでした。これが、日々の業務の効率性や従業員の使い勝手に直接影響を及ぼしていました。
これらの課題を解消するために、私たちは新しいオフィスへの移転を決定し、それぞれの問題点に対応した設計と改善を行うことが可能になりました。
――そのような課題は解決されましたでしょうか。
主浜さん:はい、今回のオフィス移転により、以前抱えていた多くの課題が解決されました。特に、エアコンの効きが悪い問題は、最新の空調設備を導入することでクリアできました。これにより、夏場でも快適に過ごすことができるようになり、従業員の作業効率の向上が見込まれます。
また、トイレの衛生状態についても大幅な改善が行われました。新しいオフィスでは、清潔で快適なトイレを完備することで、従業員の満足度を高めることができています。
天井の高さに関しても、以前のオフィスよりも高い天井を確保することができ、これによりLEDディスプレイの展示や作業時の制約がなくなりました。また、新しいオフィスでは、当社の希望するレイアウトを自由に設計できたため、以前の居抜き物件での制限から解放され、より効率的で使い勝手の良い作業空間を実現することができました。
これらの改善により、オフィス環境全体が向上し、従業員一人ひとりがより快適に、そして効率的に仕事を進めることができるようになったと自負しています。今後も、この新しい環境を活かして、事業の更なる発展を目指していきます。
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はじめて移転をされる方も、オフィス移転の面倒さを知っている方も、ニーズに合わせたご提案をいたします。
ビジネスニーズに合った、今後の事業展開において大きなアドバンテージとなるオフィス
――移転する際の物件選定で、重視されたポイントについてお聞かせください。
主浜さん:移転の際、私たちが特に重視したポイントは、「天井の高さ」、「物件の位置が1階であること」、そして「物件前の道路にトラックが停められること」の三つです。
まず、天井の高さは、私たちの商材である大型のLEDパネルを設置する上で非常に重要でした。高い天井があることで、これらの大型パネルの取り扱いが格段にしやすくなり、作業効率が向上します。
次に、物件の位置に関しては、1階であることを条件としました。これは、LEDディスプレイなどの重たく大きな商材の搬出入を頻繁に行うため、1階であれば搬入の際の負担が大幅に軽減されるからです。
最後に、物件前の道路にトラックが停められることも、私たちにとっては必須の条件でした。商材の搬出入が多いため、トラックでのアクセスが可能な立地は、物流の効率を大きく左右します。トラックがスムーズに停められることで、製品の配送や受け取りが迅速に行えるため、ビジネスのスピード感を保つことができます。
これらのポイントを重視し選定した新しいオフィスは、私たちのビジネスニーズにぴったり合ったものであり、今後の事業展開において大きなアドバンテージとなると感じています。
――現在のオフィスで気に入っているポイントはどこですか。
主浜さん:私たちの現在のオフィスには、特に気に入っている点がいくつかあります。
まず、オフィスが駅から近いことは、従業員や訪問客にとって非常に便利です。通勤やアクセスのしやすさが向上することで、毎日の業務効率も自然と高まります。また、1階に位置しているため、重たい機材の搬入出が非常に楽であり、日常的な物流における時間と労力を大幅に削減できています。
さらに、オフィス周辺には多くの飲食店があり、従業員がランチや仕事後のリフレッシュに利用できる選択肢が豊富です。これが、働く環境としての魅力を大いに高めています。
加えて、オフィス内部においてもこだわりを持っています。特に、配線の管理には細心の注意を払っており、他の拠点では見られがちなケーブルの露出を許さず、床下にケーブルを這わせることで、非常にすっきりとした印象のオフィス空間を実現しています。この配線管理の徹底は、私たちのプロフェッショナリズムを象徴するものであり、訪問者にも好評です。
そして、商材であるLEDパネルを活用したディスプレイが、オフィスの雰囲気を一層引き立てています。映像内容も慎重に選定し、訪れる人々にインスピレーションを与えるよう工夫しています。これらの点が、現在のオフィスを特に気に入っている理由です。
――あらためて、当社の対応についてご感想をお聞かせください。
主浜さん:当社へのお問い合わせから仲介依頼に至るまでの流れにおいて、特に印象的だった点は、担当の阿由葉さんの迅速な対応でした。他の2〜3社も同時に問い合わせをしていた中で、彼女のレスポンスの速さが際立っており、非常に助かりました。また、私たちの忙しいスケジュールの中でも、比較表を作成してくれたことで、選択肢を一目で比較しやすくなり、非常に効率的に意思決定を進めることができました。
他社とは異なり、まとまった形で資料を提供してくれたため、資料を一つ一つ広げて確認する手間が省け、大きな時短にもつながりました。これらの丁寧かつ効率的な対応は、私たちがスリースターを選んだ大きな理由です。今後とも、このような優れたサービスを期待しています。
――オフィス移転後の社内からの反応はどうでしたか。
主浜さん:オフィス移転後、国内外の拠点に勤める社員から非常に好評の反応を得ています。新しいオフィス空間が全員に気に入られ、特にその快適さと機能性が高く評価されています。社員からはべた褒めの言葉を多数いただき、これが私たちのオフィス移転の成功を物語っています。
このポジティブな反響は、働く環境が従業員のモチベーションや生産性に与える影響の大きさを改めて確認するものであり、社内の士気も明らかに向上しました。
――社外からの反応はどうでしたか。
主浜さん:社外からの反応も非常にポジティブで、訪れる人々から「すごい!超いい!」というお声を多くいただいています。特に、私たちが意図していた「提携先の方々や家族などが気軽に立ち寄れる開放的な場所」としての機能が高く評価されています。
オフィスを訪れる人々は、勝手に来て仕事をしたり、お酒を飲んだりと、まるで自分の居場所のようにリラックスして楽しんでいただいております。このような反応は、オフィスが単なる作業場所以上の役割を果たし、ビジネスだけでなくコミュニティの一部として機能していることを示しています。これにより、私たちのブランドとビジネスパートナーシップがさらに強化されていると感じています。
より多くの人々との接点を持ち、ビジネスの発展を図っていく空間に
――会社として今後取り組んでいきたい事はありますか。
主浜さん:当社では、今後も積極的にパーティーを開催することを計画しています。これまで3〜4回パーティーを催し、新しいオフィスでは一度に70~80名を迎え入れることができるようになりました。これらのパーティーは単なる社交イベントにとどまらず、営業活動の一環としても機能しており、来場者に直接私たちの商品を見てもらう良い機会となっています。
また、空間の活用としては、天井にLEDパネルを設置する計画もあります。これにより、空間全体をより魅力的でインパクトのあるものに変え、訪れる人々に新たな体験を提供できるよう努めています。
さらに、当社は人々が集まり楽しめる場所を目指しており、オフィス内にはゲームやゴルフ設備を置いています。これらのレクリエーションは、訪れる人々に楽しい時間を提供するだけでなく、ビジネスの面でも重要な役割を果たしています。人との関わりを大切にし、それが自然と仕事につながる環境を作ることが私たちの目標です。これらの取り組みを通じて、より多くの人々との接点を持ち、ビジネスの発展を図っていく所存です。
――最後にオフィス移転を考えている方にアドバイスがあればお願いいたします。
主浜さん:オフィス移転を検討している方々に、最も重要なアドバイスは、具体的なニーズと希望を明確に持つことです。全ての希望が必ずしも叶うわけではありませんが、明確なイメージと具体的な要望を伝えることで、理想に近い物件を見つけやすくなります。
希望するオフィスの条件を数字や具体的なイメージで表現し、それを仲介業者に詳細に伝えることが非常に重要です。このアプローチにより、私たちもお客様の要望に合った物件を効果的にご紹介することができました。内見の際には、「これは違う」というフィードバックや「これはいい」という肯定的な反応も得やすく、お互いにとって最適な提案がしやすくなります。
物件探しは、単なる場所選びではなく、その企業のビジョンや働き方が反映される大切なプロセスです。ですから、初期段階からきちんと希望を伝え、積極的に関わることが成功の鍵です。何事も明確なコミュニケーションが基本であり、オフィス移転においてもそれは変わりません。
――貴重なお話をありがとうございました!
※掲載内容は取材当時のものです。
お客様プロフィール
- 所在地:東京都中央区入船2丁目1−1 住友入船ビル1階
- URL:https://www.roevisual.com/jp/
- 業種:LEDディスプレイ販売
- 利用人数:6名
- 種別:事務所/ショールーム
- 坪数:156.56坪