【インタビュー】前向きな発見とエンゲージメントを促す、居心地の良いオフィスを創出
株式会社トランスコスモス・デジタル・テクノロジーは、「トランスコスモス株式会社」のデジタルテクノロジーに関する戦略子会社として、ソリューション活用、ソフトウェア開発、運用ならびにコンサルテーションを行っています。高い技術力と幅広いソリューションでお客様にあったご提案、またそのあとの追跡や検証までをトータルでサポートできるのが特長です。高度な技術とこれまで培ってきた知見を活かし、お客様のデジタルトランスフォーメーションパートナーを目指しています。
新しく開設された東京本社オフィスは、社員の働きやすさとコミュニケーションの促進を重視して設計されています。”3つのR”をコンセプトとし、情報交換、コミュニケーション、リラックスを大切な要素としています。緑色や木素材を使用した温かみのあるデザイン、明るく開放的な環境など、コミュニケーションを生み出すデザイン要素が取り入れられており、社員が快適に働ける場所として設計されました。社員の満足度を高めることで、同社のテクノロジーを活用してお客様への貢献を追求する姿勢が示されています。
この度、本開所プロジェクトをリードした代表取締役社長の外山 勝利様に、オフィス開所の背景や新しいオフィスでの取り組み、そして企業としての今後のビジョンについてお話を伺いました。
- 東京本社を設立し、ブランドの認知度向上を目指す
- 埼玉・東京・千葉エリアの優れた人材獲得を強化したい
- 情報交換・意見交換の場として刺激のあるオフィスが必要だった
- 東京駅から至近のハイグレードビルでブランディングに寄与
- アクセス性が向上し、優れた人材獲得に大きな利点をもたらす
- コミュニケーションが活発化し人が集まり自然に会話が生まれる場に
従来の枠組みを超えたソリューションを創造できる環境が必要だった
――今回の東京本社開設を考えられたきっかけ・目的を教えてください。
外山さん:今回の東京本社開設に至ったきっかけと目的については、二つの要素がありました。
まず、リクルーティングの観点から、横浜本店のある神奈川県の方々からは多くの応募をいただいていましたが、都内や埼玉県、千葉県など他の首都圏へのアプローチが不足していたことがあります。新しい本社を東京に設置することで、交通の利便性が高まり、これらの地域からも社員が集まりやすい環境を整備できると考えました。
また、東京本社の開設におけるもう一つの主要な目的は、当社のブランディング強化です。東京の中心地に本社を構えることで、当社の存在感とプレゼンスを一層高め、市場での立ち位置と影響力を強化することに重点を置いています。また、コンサルティング業界をはじめとする専門職が集まる界隈に本社を構えることが可能になりました。この地理的な利点を活かし、上流工程を担える人材の獲得や主要なビジネスパートナーとの関係を強化し、当社のブランドとサービスの質をより広くアピールしていきたいと考えています。
――東京本社開設の前に抱えていた課題はどのような点でしょうか。
外山さん:東京本社開設前に抱えていた主要な課題は、コミュニケーションの活発化でした。これは課題というより、進化の機会と捉えていました。
私たちのサービスは、アイディアや発想を活発化し、従来の枠組みを超えたソリューションをお客様に提案することです。これらを可能にする環境として、東京本社をコミュニケーションの場とし、ITを駆使した新しい価値創造の中心地として計画しました。
――そのような目的・課題は解決されましたでしょうか。
外山さん:はい、東京本社の開設は、これらの目的と課題を解決する大きな一歩となりました。新しいオフィス環境はコミュニケーションを活性化し、創造的なアイディアの創出に寄与していると感じています。
また、東京の中心部という立地は、さまざまな地域からのアクセスの利便性を向上させ、幅広い才能の獲得に貢献していくと思いますので、当社の成長と発展に重要な役割と言えます。
- はじめてのオフィス移転で何から始めたら良いかわからない…
- オフィス移転のことが全然わからないけど大丈夫?
- オフィス移転はどんな流れで進むの?
- どんなオフィスが必要なのかわからない!
はじめて移転をされる方も、オフィス移転の面倒さを知っている方も、ニーズに合わせたご提案をいたします。
ITを活用して新たな価値を生み出すための挑戦を促すオフィス
――東京本社を開設する際の物件選定で、重視されたポイントについてお聞かせください。
外山さん:東京本社の物件選定では、ビルグレード、コスト、立地など複数の要素から総合的に判断しました。特に、ドラマのようなワクワクする空間を求めており、フラッパーゲートや長いエスカレーターを備えた特別なビル特性にも注目しました。
これらの要素は社員のモチベーション向上と創造的な活動を促進する重要な役割を果たし、結果として社員の働きやすさと企業文化に合致する物件を選定することができたのではないかと思っています。
――現在のオフィスで気に入っているポイントはどこですか。
外山さん:現在のオフィスにおいて特に気に入っているのは、東京駅の煉瓦造りの壮大な景観と、開放的で刺激的な空間です。
この美しい眺望は、日々の仕事において生産性の向上とリラクゼーションの両方をもたらしていると感じています。エントランスのガラス張りデザインとオープンな空間は、社員間の自然なコミュニケーションを促進し、ウォルナット調の内装や木材と曲線を取り入れた設計で温もりとリラックス感を提供するようにしました。
ライブラリスペースではプレゼンのシミュレーションや、イベントの開催など様々な活用ができ、新しいアイディアを育む環境にしました。さらに、集中作業や打ち合わせに最適な静かなベンチシートのエリアや、パントリーの近くのタイル貼りのカウンターでは外の景色を楽しみながら会話が弾むように工夫されています。
現在のオフィスは単なる作業空間を超え、創造とイノベーションの舞台と捉えています。全席フリーアドレスの配置は、従来のオフィスの枠を打ち破り、柔軟な働き方を促進しています。カフェのような雰囲気のスペースでは、コードを書きながら活発な議論を交わせればと思い設置しました。社員一人ひとりが、真の課題解決に取り組むためのインスピレーションの源となるようなオフィスを意識しました。
この空間は、枠にとらわれず、ITを活用して新たな価値を生み出すための挑戦を促すことで、私たちのサービスの質を高めブランディングの強化につながることを目的としました。このオフィスは、単なる場所ではなく、変革を起こすためのプラットフォームとして活用していきたいと考えております。
――あらためて、当社の対応についてご感想をお聞かせください。
外山さん:スリースターさんによるサポートには大変満足しています。
“居抜きオフィス”をキーワードにして検索し、スリースターさんとの出会いがありました。他社では物件を見に行くまでの魅力を感じることはあまりなかったのですが、スリースターさんは私たちのニーズに合った物件を多数提案してくださいました。特に担当の樋口さんは、私たちの求める物件像を深く理解し、理想に近い物件を次々と提案してくれたことが印象的です。
最終的には30件もの物件を検討し総合的に判断した結果、東京駅前の現在の物件に決定しました。当社のビジョンや要望を的確に理解していただき、東京本社開設を成功に導くことができました。その深い理解が、最終的な物件選定に大きく寄与したと感じています。
――東京本社開設後の反応はどうでしたか。
外山さん:新しい東京本社オフィスに関する社員の感想は、従来のエンジニアが持っていた働くイメージとは異なり、良い意味で驚いたとの声がありました。オフィスの美しさについての肯定的なコメントが多く寄せられたのも印象的でした。
まだ東京本社を開所して間もないため、社外からの具体的な反応はまだ聞けていませんが、今後多くの方に訪れていただき、当社の魅力が伝わるようなオフィスに育てていきたいと思っています。新しいオフィスでの活動が盛んになり、社員にとって魅力的な場所となり新しい発見のある場となることを期待しています。
新しい価値観を生み出し、柔軟で革新的なアプローチを行う
――会社として今後取り組んでいきたい事はありますか。
外山さん:当社の方針は、新しい価値を生み出し、柔軟で革新的なアプローチで顧客のあらゆる課題に対応することです。
お客様のデジタルトランスフォーメーション(DX)を中心に据え、DXとAIを組み合わせた提案を強化し、課題解決を推進します。当社では、業務全体像の可視化、業務改善、IT化を通じてDXを支援し、ノンコア業務のテクノロジーサポートを推進し、効率化と新しい未来を探求したいと考えています。 DXの推進には、ビジネスモデルから文化までの包括的な見直しが必要であり、私たちはお客様と共にDXを地道に推進し、参謀と実務部隊の役割を果たしていきます。
深層ニーズを解決するためには、お客様への興味や関心を持つことが不可欠です。相手の思考や価値観を理解し、本当のニーズを引き出すことにより、効果的な解決策を提供し、信頼関係を築くことができます。
お客様のDXパートナーとなるべく、新しいオフィスで新しい未来を共に探求するような議論ができる仲間と働きたいと考えています。興味がある方はぜひ採用ページからご応募をお待ちしております。
――オフィス移転を考えている方にアドバイスがあればお願いいたします。
コロナ後にオフィスの在り方も大きく変化したと感じています。在宅勤務が増えた状況でも、仕事やビジネスの中心はオフィスだと思っています。働く人たちのニーズと事業の未来を結びつけ、柔軟で規制にとらわれないオフィスを築くことが、企業の成長を作ると感じています。
オフィスは単なる作業空間ではなく、新しい働き方を促進し、ビジネスの中心として活用できるチャンスです。働く人たちの在り方と事業の未来を紐づけるような場にすることが大切です。
――貴重なお話をありがとうございました!
※掲載内容は取材当時のものです。
お客様プロフィール
- 所在地:東京都千代田区丸の内1-9-2
グラントウキョウサウスタワー 7F - URL:https://www.trans-cosmos-digtec.co.jp/
- 業種:情報システムの開発・運用・販売並びにコンサルテーションなど
- 利用想定人数:270名(東京本社在中:約40名)
- 種別:事務所
- 坪数:98.90坪