【太陽生命日本橋ビル】日本橋髙島屋S.C.と繋がる新しいワークプレイス(オフィステナント募集情報)
歴史と現代が共存する街、日本橋。その中でもひときわ目を引くのが、2009年(平成21年)に重要文化財に指定された「日本橋高島屋」です。この昭和建築の名作である日本橋高島屋の東館の上にそびえ立つのが、地上27階建て、高さ約143メートルの高層ビル【太陽生命日本橋ビル】です。
このビルは、日本橋髙島屋S.C.本館を含む6つの街区からなる再開発プロジェクトの一環として建設され、2018年1月に完成しました。昭和通り沿いに位置し、各路線の日本橋駅と直結しているため、アクセスの利便性も抜群です。
この記事では、日本橋の新たなランドマークとして存在感を放っている【太陽生命日本橋ビル】の基本情報や施設の特徴、そしてその開発背景についてなど、さまざまな視点からその魅力を解説します。
【太陽生命日本橋ビル】の基本情報
【太陽生命日本橋ビル】は、東京都中央区日本橋二丁目に位置する複合大型オフィスビルです。地下鉄3線が通る「日本橋駅」に直結し、「東京駅」からも徒歩6分という絶好のロケーションにあります。
開発事業が始まる前には、太陽生命の本社ビルがこの地にありましたが、企業の移転とともに解体が決定され、隣接する日本橋髙島屋と一体的に再開発されました。
2018年1月に竣工したこのビルは、低層階が日本橋髙島屋S.C.東館として商業施設に利用されており、6階にはオフィスエントランスとスカイロビーが設けられています。スカイロビーからは、空中デッキを通じて日本橋髙島屋S.C.本館へのアクセスも可能です。
物件概要
名 称 | 太陽生命日本橋ビル |
---|---|
計画名 | 日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業(A街区) |
所在地 | 〒103-0027 東京都中央区日本橋2-11-2 |
最寄駅 | 東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅 地下通路にて直結 都営浅草線「日本橋」駅 地下通路にて直結 JR「東京」駅 徒歩7分 |
規 模 | 地上27階、地下5階、塔屋2階建 |
主要用途 | 事務所、物販店舗、飲食店、駐車場など |
敷地面積 | 2,991.31㎡(904.87坪) |
建築面積 | 2,717.90㎡(822.16坪) |
延床面積 | 60,129.99㎡(18,189.32坪) |
高 さ | 143.29m(軒高:126.58m) |
貸室総面積 | 22,059.09㎡(6,672.87坪) |
設 計 | 日本設計、プランテック総合計画事務所 Skidmore,Owings&Merrill LLP、大林組 |
建築主 | 日本橋二丁目地区市街地再開発組合 |
施 工 | 大林組 |
構 造 | 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造 |
セキュリティ | 6階にフラッパーゲート設置 エレベータ内に非接触型ICカードキーシステム設置(停止階設定可能) 各階EVホールにセキュリティ扉を設置可能(オプション) 貸室全扉に非接触型ICカードリーダー設置 外構及び館内各所に監視カメラ設置(防災センター監視) |
エレベーター | オフィス用シャトル(スカイロビー):4基(27人乗) 乗用(低層バンク):5基(20人乗) 乗用(高層バンク):5基(20人乗) VIP用:1基(11人乗) 商業用 乗用:2基(15人乗) 非常用 人荷用:2基(26人乗) その他共用 乗用:2基(15人乗) |
駐車場 | 平面・機械式142台 |
着工 | 2014年7月 |
竣工 | 2018年1月 |
耐震基準 | 新耐震基準 |
アクセス
- 東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅 地下通路にて直結
- 都営浅草線「日本橋」駅 地下通路にて直結
- JR「東京」駅 徒歩7分
【太陽生命日本橋ビル】は、東京メトロ銀座線、東西線、また都営浅草線の「日本橋」駅に直結しており、銀座線からは徒歩約1分、東西線からは約3分、浅草線からは約5分でアクセスが可能です。また、JR東京駅からも八重洲北口を出て徒歩7分程度で到着できるため、首都圏内の移動もスムーズです。
ビルは昭和通り沿いに位置し、低層階には高島屋のロゴが掲げられたモダンな外観が特徴です。この外観に続く高層オフィスビルは視認性が非常に高く、来訪者にも分かりやすいランドマークとなっています。複数路線が利用できるこの利便性は、ビジネス拠点として大きな魅力となります。
オフィスフロア
項目 | 内容 |
---|---|
基準階面積 | 1,216.86㎡(368.10坪) |
基準床荷重 | 500kg/㎡ ヘビーデューティーゾーン 1,000kg/㎡ |
天井高 | 2,900mm |
電気容量 | 60VA/㎡(100VA/㎡まで増設対応可能) |
床仕様 | OAフロア(H=100mm) |
セキュリティ | 非接触型ICカードリーダー |
空調方式 | セントラル空調方式(地域熱供給) |
【太陽生命日本橋ビル】のオフィスフロアは、約370坪の広さを持つ、整形で柱のない空間が特徴です。天井高は、一般的なオフィスの2,500mmに対して、2,900mmと高く設計されており、開放感のある快適なオフィス環境を提供します。
想定利用人数は、会議室やリフレッシュスペースを多く取り入れたい場合は約70席程度、座席を効率的に配置する場合は約180席程度とされています。柔軟なレイアウトが可能です。また、フロアは最大で4分割が可能で、約120坪と約60坪の区画に分けて使用することができます。
9階から17階にかけては、専有部に内階段をオプションで設置することができ、チーム間のコミュニケーションを促進する設計が可能です。
セキュリティ面も非常に充実しており、6階のスカイロビーにはフラッパーゲートが設置され、エレベーター内や各オフィスの入口には非接触型ICカードキーシステムが導入されています。さらに、オプションでエレベーターホールにセキュリティ扉を設置することもでき、最大で四重のセキュリティ体制が整っています。
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【太陽生命日本橋ビル】の特徴
【太陽生命日本橋ビル】は、日本橋の歴史と現代の都市機能が見事に調和したオフィスビルです。その魅力は、ただの物理的な建物に留まらず、周辺環境や利用者のニーズに応える多面的な特徴にあります。
このセクションでは、ビルの持つ多様な特徴を一つ一つご紹介し、オフィスビルとしての価値を詳しく解説します。
- 重要文化財を保存・再生した街区開発
- 多くの賞を受賞した優れたデザイン
- 3つの街区をつなぐ屋上庭園と緑の空間
- 日本橋髙島屋S.C.への直接アクセス
- 最新のBCP対策による安全性の確保
1. 重要文化財を保存・再生した街区開発
【太陽生命日本橋ビル】は、重要文化財に指定された日本橋髙島屋S.C.本館を保存・再生する街区開発の一環として建設されました。このプロジェクトでは、歴史的建築物と新しい都市の価値を調和させることが目指されました。
本館の意匠や歴史的な魅力を活かしながら、周辺街区との一体的な再開発を行うことで、日本橋全体の再生とさらなる賑わいを創出しています。このプロジェクトは、伝統と現代が融合した象徴的な都市空間を提供しています。
2. 多くの賞を受賞した優れたデザイン
【太陽生命日本橋ビル】は、BCS賞やグッドデザイン賞・ベスト100など、数々の賞を受賞した建築です。これらの受賞は、建物が持つデザインや機能性が評価された結果であり、特に重要文化財の保存と新しい都市の創出という相反する要素を見事に両立させた点が高く評価されました。
街区全体を一体的に再開発し、都市の新たな価値を生み出す取り組みが、多くの専門家から支持を得ています。
3. 3つの街区をつなぐ屋上庭園と緑の空間
【太陽生命日本橋ビル】の6階には、3つの街区をつなぐ屋上庭園が広がっています。この庭園は、都市の中心部に自然と触れ合うことができる貴重な空間で、利用者にリフレッシュの機会を提供します。
日本橋髙島屋S.C.本館と隣接するビルを結ぶブリッジでつながれており、街区全体に回遊性を持たせる設計が施されています。
4. 日本橋髙島屋S.C.への直接アクセス
【太陽生命日本橋ビル】は、日本橋髙島屋S.C.東館の上に位置しています。また、6階のスカイロビーから日本橋高島屋S.C.本館へ直接アクセスすることができます。この連絡通路は、ショッピングやビジネスに訪れる人々にとって非常に便利で、ビル全体の利便性をさらに高めています。
5. 最新のBCP対策による安全性の確保
【太陽生命日本橋ビル】は、最新のBCP(事業継続計画)対策が施されており、万が一の災害時にも安全性が確保されています。建物には制振構造が採用され、建築基準法が定める基準の1.5倍相当の耐震性能を有しています。
また、非常用発電機が備わっており、停電時にも最大72時間、共用部とテナント専有部に電力を供給することが可能です。これにより、災害時にもビジネスを継続できる堅固な体制が整っています。
【太陽生命日本橋ビル】の開発プロジェクトについて
【太陽生命日本橋ビル】も含まれるプロジェクトである「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、重要文化財である高島屋日本橋店と、その北側と東側エリアの再開発です。
日本橋エリアの伝統と現代の都市機能を融合させる再開発事業として2019年に完成しました。このプロジェクトは、4つの街区にまたがる大規模な取り組みであり、歴史的建造物の保存と最新の都市開発を両立させた点で高く評価されています。
A街区 | 太陽生命日本橋ビルが建設されたエリアであり、地上27階、地下5階建ての構造を持ちます。 大林組が施工を担当し、地下空間の最大化と地上部の耐震性能向上を目指した合理的な構造が採用されています。この街区は、日本橋髙島屋S.C.東館を含む商業施設としても機能し、訪れる人々にとっての新たな賑わいの場となっています。 |
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B街区 | 重要文化財に指定された髙島屋日本橋店を保存・再生するプロジェクトの核となるエリアです。 竹中工務店が施工を担当し、本館の歴史的意匠を活かしつつ、老朽化した機能を更新しました。この街区は、日本橋エリアの伝統を受け継ぎながらも、現代的な都市空間として再生され、多くの訪問者を引きつけています。 |
C街区 | 日本橋髙島屋三井ビルディングが建設され、鹿島建設が施工を担当しました。 高さ176メートルの超高層ビルであり、日本橋髙島屋S.C.新館と一体となった商業施設やオフィスが配置されています。この街区は、ビジネスとショッピングを融合させた空間として、周辺エリアとの連携を強化し、新たな都市の価値を創出しています。 |
D街区 | 地域防災倉庫を含む防災機能の強化を目的としたエリアです。 こちらも鹿島建設が施工を担当し、災害時に備えた機能を備えています。特に災害時の電力供給や帰宅困難者の受け入れ機能が整備されており、環境負荷の低減にも配慮された設計が施されています。 |
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【太陽生命日本橋ビル】のイメージ・画像
まとめ
太陽生命日本橋ビルは、日本橋の伝統と現代の都市機能が融合した大規模再開発プロジェクトの一環として誕生しました。重要文化財である日本橋髙島屋S.C.本館を保存・再生し、ビジネスや商業、文化が調和する新たな都市空間を提供しています。高度な耐震性能やBCP対策、豊かな緑の屋上庭園を備え、働く環境と都市の賑わいを両立させるランドマークとなっています。
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