賃貸オフィスが地下に!?おしゃれな地下オフィスの魅力は全部で4つ!

賃貸オフィスの中には「地下」が存在しているところもあります。

しかし、地下と聞くと、

「プライベートな目的でしか使わなさそう」

「そもそも地下って薄暗くて作業部屋に向いていないのでは?」

と感じる方も多いことでしょう。

何かとマイナスなイメージが多い「地下オフィス」ですが、今回はオフィスが地下にあることによる魅力をお伝えします。

目次

地下には3つのタイプがある

賃貸オフィスだけに限りませんが、地下のオフィスタイプに3つの種類があります。

全てが地下のタイプ

天井から床まで部屋の全てが地下にあるタイプです。

全てが埋まっているので、窓がありません。

半分だけ地下のタイプ

天井から床の間の半分が地下にあるタイプです。

半分だけしか地下に埋もれていないので、太陽の光も程よく取り入れることができます!

ドライエリアが設けられたタイプ

ドライエリアとは、建築物の周辺の地面を掘り下げてできた空間のことを言います。

そして、掃き出し口の窓が設置されているため、地下にありつつ、外気を取り入れることもできるタイプなのです。

つまり、地上・地下のそれぞれのいいところが合わせられたタイプと言ってもいいですね!

賃貸オフィスが地下にある魅力

オフィスが地下にあることで、地上にあるオフィスでは感じられないような魅力で溢れています。

では、具体的にどんな魅力があるのかご紹介しますね!

作業に集中することができる

地上のオフィスだと、外の景色、騒音などが気になって仕事に集中できない人もいるのではないでしょうか。

しかし、オフィスが地下にあれば、窓がなく、完全に箱の中で作業をすることができます。

最近では働き方改革のこともあり、残業時間の制限が厳しくなっているところもありますよね。

勤務時間内にできるだけ業務を終わらせることができるように、また、業務に支障の出るようなものを省きたい、などの要望があれば地下室は最適と言えるでしょう。

振動音や衝撃などの影響を受けない

騒音や振動、衝撃などの影響を受けないのもオフィスを地下にすることの魅力です。

例えば、印刷業の場合、コピー機を使うと意外と振動が床に伝わるため下のフロアに影響を受けることが多くあります。

もちろん、印刷業であれば常に印刷していますから振動音は一日中止まることはありません。

印刷業以外にも、業務上の理由で何かと影響を与えるような場合は、地下にオフィスを設置すると良いでしょう。

地下であれば他フロアに影響することはありません。

また、地上にそのような業種がオフィスを構えるとなると、床などに騒音対策の工事をしなければいけないため、費用もかさみます。

コスト的な意味でも地下の賃貸オフィスは便利ですよね。

意外と温度は一定に保たれる

地下のオフィスの室温は一年中安定していることも一つのメリットです。

地下のイメージだと「冬が寒そう」と思われるのではないかなと感じますが、実は夏は涼しく、冬は温かく、快適に過ごせます。

と、言いますのも、地下にある賃貸オフィスであれば「外気温」にほとんど影響されずに済むのでここまで安定しているのです。

そのため、エアコンなどの空調をあまり使わずに済み、電気代のコストダウンにも繋がることも期待できるでしょう。

家賃が比較的安い

地下にある賃貸オフィスは比較的、家賃が安いのも魅力的です。

もちろん、ビジネス街や駅近となれば家賃相場自体が高く設定されているので、安い物件はあまりないかもしれません。

そのような場所以外でなら地下で安い物件を探し、地下にオフィスを構えると、極力家賃や初期費用を抑えることができますのでおすすめです。

地下の賃貸オフィスを利用するデメリット

賃貸オフィスを地下で利用するにあたってデメリットもあります。

浸水する危険性がある

台風や豪雨などの自然災害が発生した場合、地下は浸水の危険性が高いです。

道路側から雨水が流れ込み、壁の小さな隙間から入り込んでくることも考えられますし、下水道管から水が逆流してくる危険性もあります。

地下オフィスは事前の対策が必要ですね。

湿気がこもりやすい

外気を取り込めない分、湿気がこもりやすくなってしまうのもデメリットです。

そのため、湿気がこもりカビが生えてしまいやすくなるので注意しましょう。

また、夏になれば外は高温多湿、中は涼しい環境なので、外との温度差によって結露も生じます。

一年を通して除湿器は欠かせませんので、必ず準備しておきましょう。

賃貸オフィスが地下にある魅力!

地下にオフィスがあると、秘密の空間のようでおしゃれで魅力的ですよね。

一般的なオフィスよりも閉鎖的なスペースとなるので、仕事効率も上がる可能性が十分にあります。

その分、部屋の中の湿度管理や、災害時の対策などを徹底しなければならないこともお忘れないように。

目次