東京の都心ではあちらこちらで建築工事を見かけますよね。
「ここにはどんな建物ができるんだろう?」
「この工事はいつまで続くんだろう」
「次は新築のビルに移転したいな」
などなど、ご興味ございましたらご参考にしていただければ幸いです。
記載している情報は、不動産仲介業者としていち早く入手できた情報や、歩いていて見かけた建築看板、各デベロッパーのプレスリリースなどから記載しています。
【東京エリアのオフィスビル供給量(森ビルホームページより)】
東京都心エリアの新築オフィスビルの供給は、2020年は172万㎡、2021年は57万㎡、2022年は50万㎡、2023年は132万㎡が計画されています。過去の実績平均は年間103万㎡とのことですので、2020年と2023年は大量供給の年と言えます。再開発マップでは、各エリアで注目の新築ビルをまとめています。
新橋・虎ノ門エリア
虎ノ門ヒルズエリアでは、2014年に誕生した「虎ノ門ヒルズ 森タワー」、2020年竣工・開業の「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」「虎ノ門ヒルズ」駅、2022年竣工の「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」に「虎ノ門ヒルズステーションタワー」が加わることで区域面積は六本木ヒルズに匹敵する規模になります。
神谷町駅と六本木一丁目駅を地下通路で結ぶ「麻布台ヒルズ」も注目です。メインタワーの「麻布台ヒルズ森JPタワー」は地上64階建て、基準階面積は約1400坪のメガプレートのオフィスビルです。
また、浜松町エリアでも大型開発が進んでいます。竹芝エリアの開発が2020年に竣工し、さらに数年後には世界貿易センタービルや東芝ビルの建替えも計画されています。
10年後には、駅も含めて浜松町駅周辺は大きく変貌するものと思われます。
東京駅周辺エリア(丸の内・八重洲・日本橋・京橋)
東京駅周辺は丸の内側、八重洲側ともに新築計画が多数あります。
特に八重洲側は東京ミッドタウン八重洲をはじめ、大規模再開発が連続しており、地下街やバスターミナルなど、交通の利便性も向上する計画です。数年後には八重洲口を出たときの景色が一変していることでしょう。
八重洲エリアは小規模ビルが密集しているので、建物の配置を整備することで、災害対策としても効果があると思われます。
田町・品川エリア
2018年のムスブ田町の開業から始まり、田町駅周辺は再開発計画が目白押しです。2018年に田町駅東口(芝浦側)に「ムスブ田町・田町ステーションタワーS」が竣工しました。東口の駅前がようやく整備され、利便性向上が期待できます。2020年には田町ステーションタワーNが竣工、2023年は「田町タワー」や、札の辻交差点に「仮)東京三田プロジェクト」が竣工する計画です。
四ッ谷・麹町・半蔵門・溜池山王エリア
2023年以降は、溜池山王エリアで大規模再開発が進みます。2024年には赤坂トラストタワーや赤坂グリーンクロスが竣工する計画です。
新宿・渋谷エリア
新宿エリアでは西新宿に久しぶりに開発案件が出てきています。東口エリアではオフィスビル関連で目立った開発はなさそうです。
渋谷駅周辺は新築オフィスが大量供給される計画ですが、好調なIT企業が集積していることもあり、入居テナントの内定も順調に進んできている模様です。
以上となります。
新築オフィスビルのテナント募集について、気になる物件がございましたらお気軽にご質問ください。
募集状況や賃料の目安など、可能な範囲でお伝えさせていただきます。
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マーケティング事業部 福田 勇人