当ビルは、JR・東京メトロ「中野」駅の南東側に位置し、駅前の立地を活かした多様な都市機能が集積する複合施設として開発されました。以前の「住宅供給公社中野アパート」跡地に立地し、更新時期を迎えた公社住宅一帯の再開発により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を推進しています。
中野駅南口のにぎわいの核として、商業・業務、都市型住宅など多様な都市機能を備えています。また、土地区画整理事業との一体的な施行により、南口駅前広場の拡張整備や交通動線の整備を行い、安全で快適な交通結節点の形成が進められています。
「住友不動産中野駅前ビル」は、東京都中野区中野四丁目1番地に位置し、鉄骨鉄筋コンクリート造の地上20階建ての建物です。このビルは2024年2月29日に竣工し、同年3月より入居が開始されました。
建物には多くの主要設備が整っています。例えば、完全個別空調システムを採用し、各フロアごとに細やかな温度調整が可能です。また、24時間体制の有人警備と機械警備が施されており、入居者の安全を確保しています。エレベーターは高速タイプのものが3基設置されており、効率的な移動が可能です。さらに、地下駐車場も完備しており、車でのアクセスにも便利です。
電力供給に関しては、特別高圧22kV 3回線スポットネットワーク受電方式を採用しており、安定した電力供給が可能です。また、災害時にも対応できるよう、ガス発電（最低10日間以上）および重油発電（72時間分）のバックアップ発電システムが備えられています。
安全性にも配慮されており、最新の免震構造が採用されています。バリアフリー対応として、全フロアに多目的トイレが設置されており、貸室扉はICカード対応となっているほか、内階段の設置もオプションで可能です。
