「セルリアンタワー」は、渋谷区桜丘町に位置する地上41階建てのランドマーク的な超高層ビルです。この場所には、かつて東急電鉄の本社が1950年から1992年まで所在していましたが、東急グループはこの地を渋谷の新しいシンボルにふさわしい建物に生まれ変わらせることを目指しました。
1990年代、渋谷は若者文化の中心地として繁栄していましたが、対して大人にとっては訪れにくい場所ともなっていました。この現状に対し、東急は渋谷を「幅広い世代が楽しめる街」へと再生させるべく計画されたのが「セルリアンタワー」です。
今回は、渋谷・桜丘エリアのシンボルとして、オフィスをはじめ、ラグジュアリーホテルや能楽堂を含む複合施設として多彩な空間を提供している「セルリアンタワー」をご紹介します。
「セルリアンタワー」は、東京都渋谷区桜丘町に位置する超高層複合ビルで、地下6階・地上41階建て、高さは184メートルを誇ります。2001年に完成し、渋谷エリアで長らく最も高い建物として知られていました。延床面積は約106,000平方メートルで、オフィス、ラグジュアリーホテル、レストラン、能楽堂など、多様な施設が融合しています。
ビルの高層階には、「セルリアンタワー東急ホテル」が位置しており、グローバルなビジネスパーソンや観光客を対象とした豪華な宿泊施設を提供しています。中層階には最新設備を備えたオフィススペースが広がり、国内外の企業が入居しています。さらに、低層階には飲食店やショッピング施設があり、渋谷の街と自然に調和するデザインが採用されています。
