「CIC Tokyo」を徹底解剖!スタートアップの飛躍的な成長を支えるシェアオフィス
2020年にオープンしたシェアオフィス「CIC Tokyo(シーアイシー東京)」をご存知ですか?
虎ノ門の心臓部に位置するこのシェアオフィスは、その総面積約6,000㎡で日本最大級を誇ります。日常から斬新なアイディアが飛び交うこのスペースは、ただのオフィス以上の価値を持っています。
リモートワークが一般的となる中で、オフィスの存在価値が問われる今日、CIC Tokyoが提供する新しいワークスタイルとは一体何なのでしょうか。その魅力を一緒に探ってみましょう。
CICとは?
「CIC」は「Cambridge Innovation Center」の略で、アメリカのマサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置く、イノベーションを促進するための共用オフィススペースを提供する会社です。CICは、スタートアップ、起業家、イノベーションを追求する企業や研究者などのコミュニティをサポートし、彼らが集まり、コラボレーションを形成する環境を提供しています。
世界的にもその名は知られ、CICは7都市にその拠点を展開しています。そして、2020年10月1日、日本におけるその拠点、「CIC Tokyo」が虎ノ門ヒルズビジネスタワーの15F & 16Fにオープンしました。総面積6,000㎡のこの施設は、都心型の拠点としては国内最大級を誇ります。CIC Tokyoには現在、280社を超える企業や団体が入居し、大手企業からベンチャーキャピタル、専門家のファームまで、スタートアップの成功を後押しする様々なプレイヤーが集結しています。
CICのネットワークは世界7都市に広がっており、CIC Tokyoはアジアにおける初の拠点となりました。これにより、日本のスタートアップが海外展開する際の支援や、逆に海外のスタートアップが日本に進出する際のサポートが行われています。特に、ヘルスケアやロボティクスといった分野で、ボストンの豊富な研究機関やスタートアップネットワークを活用し、日本のディープテックスタートアップの国際的な展開を積極的にバックアップしています。
また、CICの姉妹組織であるVenture Caféも国際的に活動しており、さまざまなイベントの主催をしています。また、Hello TomorrowやEntrepreneurship World Cupなどの国際的なスタートアップコンペティションの日本大会が、CIC Tokyoで多数実施されていることです。これにより、CIC Tokyoは日本のイノベーションの中心として、国内外の連携を強化し続けています。
CIC Tokyoの概要
名称 | CIC Tokyo |
---|---|
施設規模 | 2フロアー 合計 約6,000㎡ |
住所 | 〒105-6415 東京都港区虎ノ門 1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階・16階 |
アクセス | 東京メトロ日比谷線『虎ノ門ヒルズ駅』直結 東京メトロ銀座線『虎ノ門駅』B2・B3・B4出口 東京メトロ千代田線・丸ノ内線・日比谷線『霞ヶ関駅』A12出口 都営三田線『内幸町駅』A3出口 JR『新橋駅』より徒歩約11分 |
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CIC Tokyoの特徴
CIC Tokyoは、ただのオフィススペース以上の存在です。創造とイノベーションが日常となり、多様な業界のプロフェッショナルたちが集まるプラットフォームとして機能しています。
- 戦略的な立地
- スペースとサービスの多様性
- ユニークな設備
- コミュニティとネットワーキング
- 柔軟な契約条件
- 圧倒的に追加費用がかからない
以下に、CIC Tokyoが誇る特徴とサービスを詳しくご紹介いたします。
1. 戦略的な立地
CIC Tokyoは、東京のビジネスエリア、虎ノ門に位置し、国際的なビジネスと交流の中心地としての重要な役割を担っています。この地は、都市のビジネスシーンと繁華街を結ぶ戦略的なポイントにあり、多くのビジネスパーソンや起業家たちにとってアクセスの良さが大きな魅力となっています。さらに、政治と経済の中心である霞ヶ関の隣に位置しているため、政府機関や主要企業への近さもビジネスチャンスを広げる要因となっており、CIC Tokyoは都市のダイナミズムと機会の交差点にあると言えるでしょう。
グローバルに展開する企業や外国からの訪問者と、東京や日本全体のローカル市場とをスムーズに結びつけることができるのは、このCIC Tokyoの立地のおかげです。さらに、東京の中心部である虎ノ門は、多様な文化や情報が集まる場としても知られており、新しいアイディアやビジネスの機会を生み出すための最適な環境を提供しています。
2. スペースとサービスの多様性
24時間365日の利用が可能な会議室から、防音フォンブース、キッチン、シャワールーム、仮眠室、授乳室まで、様々なニーズに対応できる多様な共用エリアがございます。
その上、複合機の利用から固定電話番号の取得、さらには夜間の時間外空調の利用まで、すべてが月額利用料金に含まれており、追加料金は発生しません。
3. ユニークな設備
CIC Tokyoの提供する家具付きのオフィスは、ビジネスを立ち上げる際の初期投資を大幅に削減できる大きなメリットがあります。デスクや椅子、その他のオフィス用品を別途購入する必要がないため、追加費用の心配がありません。このようなフレキシブルな環境は、新しいビジネスをスタートさせる企業や、拡大を目指すビジネスにとって非常に有益です。
すべての部屋には、長時間座っても疲れにくいHerman Miller製のアーロンチェアが備えられており、プライベートオフィスは業界最高レベルの防音性を持つ個室として設計されています。マルチ画面ワークスタイルをサポートするオリジナルのデスクや、著名建築家、小堀哲夫氏との共同設計による斬新なデザインも魅力的です。
4. コミュニティとネットワーキング
コミュニティとの繋がりもCIC Tokyoの大きな特徴です。クライアント同士、または外部の方々との交流を促すイベントが頻繁に開催されています。さらに、弁護士や弁理士、会計士などの専門家、ベンチャーキャピタル、政府関係の機関との強力な連携が可能です。国際的な交流も盛んで、アメリカ、オランダ、ポーランドのCICの拠点と積極的に交流しており、毎週開催される「サーズデイギャザリング」というベンチャー向けイベントにも参加できます。
5. 柔軟な契約条件
CIC Tokyoの魅力はその設備や立地だけに留まりません。契約における柔軟性も大きな特長として挙げられます。たとえば、部屋の移動や契約の解除を希望する場合、わずか30日前の予告だけで手続きが進められます。長期間の契約に縛られることなく、ビジネスの状況やニーズに合わせてフレキシブルに対応することができるのです。
5. 圧倒的に追加費用がかからない
CIC Tokyoの魅力的な環境は、固定の月額料金だけで一流の設備やサービスを堪能できること。これには、会議室や複合機の使用料も含まれています。そして、複合機をはじめとするビジネスに欠かせない設備も共用部に設置されています。驚くことに、水や電気、インターネットの料金も込みとなっており、予想以上のコストパフォーマンスを実現しています。
その共用部には、ゲームを楽しむためのゲームルームから、仮眠やフィットネス、シャワーや授乳のための部屋まで、多岐にわたる設備が完備されています。これら全ての施設が、年間を通じて24時間、追加料金なしでアクセス可能です。
更に、CIC Tokyoでは共用キッチンも利用者の利便性を追求しています。スナックやドリンクは自由に取り放題で、このエリアは同じフロアの仲間や他の企業の人たちとの交流を深める絶好の場所として機能します。こうした日々のやり取りから、新たなアイディアやビジネスチャンスが芽吹くことも。
CIC Tokyoの施設
以下の共用施設が追加料金なしで24時間365日利用可能です。
- 会議室
- フォンブース
- キッチン
- 複合機
- 固定電話番号
- シャワー
- 仮眠室
- 授乳室
- 会社登記可能
ミーティングルーム
CIC Tokyoはビジネスのニーズを理解しており、その証拠として、さまざまなサイズの会議室を20部屋も用意しています。小規模なミーティングから、大きなチームでのブレインストーミングやプレゼンテーションまで対応するため、3名用から16名用までの会議室が完備されています。これにより、入居者はその時の状況や目的に応じて最適な会議室を選択できます。
また、各会議室には、ビジネスシーンでのコミュニケーションを円滑にするための設備が整っています。全室にはTVモニターが設置されており、これにより、ビデオ会議やプレゼンテーション資料の共有が簡単に行えます。さらに、アイディアを具体的に図示したり、議論のポイントを可視化するためのホワイトボードも完備。これにより、より効果的なディスカッションやアイディアの共有が可能となります。
これらの会議室は予約制となっており、入居者は自分のスケジュールや目的に合わせて自由に利用することができます。予約システムはシンプルで使いやすく、利用したい日時や部屋のサイズを選択するだけで、簡単に会議室を利用することができます。
フォンブース
CIC Tokyoは、最先端のオフィス環境を提供するため、特に現代のワークスタイルに対応する施設を整えています。その一例が、スウェーデン・フレーマリー社製のフォンブースです。このフォンブースは24ブースも設置されており、その防音性とデザイン性に優れていることで知られています。
ビデオ会議時には、周囲の雑音や話し声が非常に気になることがあります。しかし、フレーマリー社のフォンブースを使用することで、そうした外部のノイズから遮断され、集中して業務に取り組むことができます。その高い防音性は、ビデオ会議中のプライバシーや、静寂を保つために非常に有効です。
また、このフォンブースはただ機能的であるだけでなく、そのデザイン性にも優れています。スウェーデンの洗練されたデザインが、オフィス空間にモダンでスタイリッシュな雰囲気をもたらしています。
このフォンブースは、予約制となっており、CIC Tokyoの入居者は自分のニーズやタスクに応じて、これらのブースを自由に利用することができます。予約も簡単で、事前に必要な時間帯やブースを確保しておくことで、スムーズに業務を進めることができます。
ハドルルーム
CIC Tokyoでは、コミュニケーションの多様なニーズに応えるために、「ひそひそ話をするお部屋」というコンセプトのハドルルームを4部屋設けています。ハドルルームは、少人数の短時間のミーティングや、プライベートな会話をするのに適した小規模なスペースです。
特に、オフィスでの日常の業務中に、突然のアイデア共有や、少人数での打ち合わせの場が必要になることは少なくありません。また、プロジェクトの進行中に、少しの確認やアドバイスを求める時、大きな会議室を予約するのは非効率的であり、そうした瞬時のニーズに応えるのがハドルルームの役割です。
また、ハドルルームの存在は、オフィス内のオープンスペースでのプライバシーを守る上でも非常に役立っています。公共のスペースでの会話や打ち合わせが、他の入居者にとっての騒音や邪魔になることを防ぐ役割も果たしています。
ROJI コーナー
一般的に、廊下はただの移動のための通路として認識されがちですが、CIC Tokyoではそれを一歩先に進め、交流の場としてのポテンシャルを追求しています。そこで生まれたのが、「ROJIコーナー」です。
路地は、都市部の狭い通りや小道を指し、そこは日常生活の中で住民たちが自然に集まり、交流する場となってきた歴史があります。この路地を模倣し、廊下の一部を交流の場として再定義したのがROJIコーナーです。ここでは、同じオフィス内の異なるテナントや起業家たちが、カジュアルにおしゃべりを楽しんだり、お茶を飲みながらリラックスしたりと、日常の一部として自然に交流を深めることができます。そして、もちろん、ビジネスの場として商談を行うことも可能です。
15階には、このROJIコーナーが7箇所設けられており、それぞれが異なるデザインや雰囲気を持っています。これにより、入居者は自分の気分やニーズに合わせて、異なるROJIコーナーを利用することができます。CICのこの斬新なアイディアは、オフィスの新しい可能性を切り拓いており、入居者同士のコミュニケーションをさらに促進する要因となっています。
ベンチャーカフェスペース
15階に位置する「Venture Café」エリアは、CIC Tokyoの中でも特に交流とネットワーキングに焦点を当てた場所です。このエリアに併設されているキッチンは、ただの飲食スペースではなく、新しい人々との出会いやアイディアの交換の場としての役割も果たしています。
訪問者や入居者は、こちらのキッチンで提供されるドリンクを手にとり、リラックスした雰囲気の中で歓談やネットワーキングの時間を過ごすことができます。キッチンという日常的な場所が、ビジネスの新しい機会や未来のパートナーシップを生むきっかけとなることも少なくありません。
Venture Café Tokyo は”Connecting Innovators To Make Things Happen”をミッションに掲げ、起業家や起業を志す人、投資家、研究者等、多様なイノベーター達が集い、繋がり、これまでにないイノベーションを社会に対して生み出すコミュニティです。Venture Caféは米国東海岸のイノベーション拠点であるCIC(Cambridge Innovation Center)の姉妹組織として、イノベーションの第1歩目を踏み出す支援のために2010年にボストンで設立されました。Venture Café Tokyoはその拡大するグローバル・ネットワークのアジアでの初めての拠点です。
CIC Tokyoには外資系企業が多いの?
CIC Tokyoは、その国際的な起源にもかかわらず、日本の企業やスタートアップとの強力な関係を持っています。外資系企業の存在が目立つ場所として知られる一方で、実際には日本の会社が主流を占めており、入居している企業の約7割が日本の企業であるというデータは、その事実を裏付けています。
この場所の魅力は、単なるオフィススペースとしての機能にとどまらず、コミュニティとしての機能を果たしている点にあります。企業間の壁が低く、容易にコミュニケーションがとれる環境は、新しいアイデアやパートナーシップを生み出すための土壌として非常に有効です。スタートアップや急成長を目指す企業はもちろん、さまざまな業界や規模の企業が、ここで新しいビジネスチャンスを追求しています。
CIC Tokyoは、新しいことにチャレンジしたい、何かを変えたいという情熱を持つ人々が集まる場所として、ビジネスの新しいスタンダードを築いていると言えます。それは、アメリカ発のカルチャーと、日本の独自性が融合した独特のエコシステムを持つ場所として、国内外の企業にとって魅力的なワークプレイスとなっています。
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オフィスに一歩足を踏み入れることでカルチャーに惹き込まれる
まさに、CIC Tokyoの魅力は文字や画像だけでは伝えきれないものがあります。その独特の雰囲気、活気あるコミュニティ、斬新なデザインや設備は、実際に現地で体感することで、その真の価値を理解することができます。
オフィスに一歩足を踏み入れると、ビジネスパーソン、起業家、クリエイターたちが、お互いにアイディアを交換し、コラボレーションの可能性を探る様子が目の前に広がります。また、その設計やインテリアには、働く人々の生産性や創造性を引き出すための工夫が随所に施されています。
このような独特な雰囲気や設備は、CIC Tokyoがどれほどビジネスの新しい形を提案し、実践しているかを感じるための最良の方法となるでしょう。実際に現地を訪れることで、この場所が持つ無限の可能性や、あなたのビジネスやキャリアに与えるインパクトを体感することができます。
ぜひ、CIC Tokyoのオフィスへの訪問を検討してみてください。新しい視点やインスピレーションを得ることができるはずです。
CIC Tokyoの契約までの流れ
CIC Tokyoの契約までの流れは、一般的に以下のようなステップで進行します。ただし、具体的な詳細やステップは変更されることがあるため、公式の情報や担当者からの案内に従うことが望ましいです。
株式会社スリースターへメールかお電話でお問い合わせください。
実際にCIC Tokyoの施設を見学し、利用可能なサービスや設備についての内覧ツアーを実施します。
CIC Tokyo自体のカルチャーや、入居者同士のコミュニティを肌で体感することができます。
事前に希望するオフィススペースのサイズ、利用目的、必要なサービスなど、具体的なニーズをお伺いいたします。
内覧ツアー後、株式会社スリースター担当者よりご提案書をお送りします。
提案されたプランや料金、契約期間などの契約詳細を確認します。
疑問点や調整事項があれば、この段階で相談します。
登記簿謄本のご提出をお願いしております。
CIC側で審査が行われ、入居の可否を判断します。
審査の結果ご入居をお断りさせていただく場合もございます。
両者が サービス契約書に電子署名(Docusign) して契約締結です。
CIC Tokyo側が契約書を作成し、提出します。必要に応じて法務や専門家のチェックを受けることも考えられます。
ご入居日までに保証金をご入金いただきます。
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まとめ
虎ノ門という利便性の高いロケーションに位置する「CIC Tokyo」は、国際的な文化と日本のビジネス環境が見事に結びついたオフィススペースとして、多くの企業やプロフェッショナルたちの注目を集めています。家具付きのオフィスや、高機能な共用施設、さらには無料のサービスなど、このスペースは働く人々のために最高の快適性と利便性を提供しています。
私たちオフィス仲介のプロとしても、特にスタートアップやコミュニティの形成を重視している企業に対して、この「CIC Tokyo」を自信を持って推薦しています。新しいビジネスの舞台を探している方々には、このスペースを検討することを強くおすすめします。