【オフィス移転事例】入居ビルの取り壊しをきっかけにご移転を決意!出社率がUPしたオフィス内装とは?

今回は、虎ノ門ヒルズ駅より徒歩1分、2022年に増築リニューアルされて、より一層スケールアップした「東急虎ノ門ビル」にご入居された事例をご紹介します。

株式会社CINCの倉光様にご移転された経緯や、内装づくりで苦労された点、オフィスの必要性などをおうかがいしました。

ご 移 転 さ れ た ビ ル東急虎ノ門ビル
オ フ ィ ス の 種 類通常オフィス
オ フ ィ ス 面 積 / 利 用 人 数約359坪 / 169名(6割程度が出社)
ス リ ー ス タ ー 担 当 者菅(スガ)・松原(マツハラ)
左から、弊社菅、倉光様、弊社松原
COMPANY DATA

会 社 名 :株式会社CINC(https://www.cinc-j.co.jp/

所 在 地 :東京都港区虎ノ門1丁目21-19 東急虎ノ門ビル6階

事業内容:Web・SNSマーケティングのコンサルティング/データ分析ツール「Keywordmap」等の開発・提供

東急虎ノ門ビル外観
東急虎ノ門ビル外観

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目次

ご移転までのスケジュール(株式会社CINC 様の場合)

2021年6月│お問い合わせ

以前に入居していたビルの取り壊しが決まり、弊社居抜きオフィスサイト「vivit」より会員登録&お問い合わせ。

2023年1月を目途に移転予定であったが、100名規模の移転が初めてだったこともあり、早めに動き始める。

2021年9月~12月│内見(約15~20棟)

7月・8月は情報収集に徹し、9月より本格的に内見を始める。

エリアを広げたり、内装付き物件を見たりと紆余曲折あったが、12月には物件を数棟に絞る。

2022年1月~│申込書提出→内装業者と打ち合わせ開始

当初は内装付き(居抜き)の物件を希望していたが、いろいろな物件を内見していくうちに

内装づくりも視野に入れ始め、1月から本格的にレイアウトを考え始める。内装業者は約10社から選定。

2023年2月│ご移転

ほぼ当初のスケジュール通り、ご移転。

会社のカラーを存分に生かした素敵なオフィスが完成しました。

物件選定は“○○しやすいかの確認”がポイントだと思います

移転を検討されたきっかけについて教えてください。

きっかけは、以前入居していたビルの取り壊しが決まったことです。契約も今年(2023年)の3月まででしたので、それに伴って移転先を探し始めました。

以前のオフィスは、社員数に対して手狭であったため、執務に必要なスペースが不足する状況にありました。

中でも会議室の不足が深刻で、社内で取り合いになるような状況でした。以前のオフィスにはソロブースを設置していなかったので、Web商談をする人も会議室を使っていました。その結果、来社された方をご案内できる会議室が空いていない・・!ということも多々ありました。

さらに、休憩スペースを使って業務をせざるを得ない場面もあって、本来の目的である休憩がしづらいという声が挙がっていました。

ー以前のオフィスには、何部屋の会議室があったのですか?

4部屋ありました。現在は来客用で5部屋、社内用で2部屋あります。社内でも機密情報を扱う打ち合わせが多いこと、当社が提供しているYouTubeコンサルティングの一環で撮影を行うこともあることから、来客用とは別に社内用の部屋も用意しました。

物件を選定する際の条件や、重要視していたポイントを教えてください

大前提として「港区を出ないこと」と「前のオフィスから通勤経路が大きく変わらないこと」を条件にしていました。

当社はオフィス近隣に居住している社員を対象とした家賃補助制度を採用しています。オフィスのエリアが大きく変わると、既存の補助の対象者が対象外となってしまう可能性がありました。また、エリアが変わると通勤経路も大きく変わり、利便性が下がる可能性もあります。そこで、社員にとって通勤・出社のネックにならないように港区エリアで、条件に合う物件を探していました。

あと、いろいろな物件を見ていく中で重要視するようになったのが『レイアウトがつくりやすいかどうか』です。変わった形の物件を見せていただいた時もいいなとは思ったのですが、レイアウトを考えるのが難しかったので、シンプルでレイアウトしやすい物件であることを重視するようになりました。

東急虎ノ門ビルの基準階図面
東急虎ノ門ビルの基準階図面(参照:東急虎ノ門ビル

ーありがとうございます。ところで、お問い合わせいただいた当初は居抜きオフィスを探していらっしゃったそうですが、どのタイミングで通常オフィスに切り替えたのでしょうか?

以前のオフィスは居抜きで入居したので、今回も居抜きがいいかもしれないなと思い、居抜きと通常の両軸で探していました。ですが、なかなか条件に合う居抜き物件がなかったのと、今回の移転では「当社のカラーをしっかり出したい」という意見もありましたので、居抜きではなく通常のオフィスで内装をつくりこむ方向に切り替えていきました。

「メリハリ」をつけてカフェのような内装にしました

内装でこだわった点やテーマがあれば教えてください。

今後、さまざまな社員が気持ちよく働いていけるようにしたいと考えて、車いす等を利用していてもスムーズに移動できるよう、通路幅を広く設計していただくことがマストオーダーでした。また、これから社員がどんどん増えていくので、執務エリアで直近200名くらいの席数を確保してほしいということも伝えていました。

あと、リフレッシュエリアはメリハリをつけて、オフィスに来るというよりもカフェに来るという感覚で、上司とフラットに話ができるスペースとして使えるように、執務室とは雰囲気を変えて造ってほしいと伝えていました。 細かいところでは、無機質な壁というよりは、ウッディーな雰囲気にして柔らかさを表現してもらうなど、色々と考えさせてもらいました。

ー前回は居抜きでご入居されたというお話でしたが、内装デザインを考えたのは今回が初めてですか?

前回はエントランスと休憩スペースだけ造り込んだので、内装を考えること自体は初めてではなかったのですが、執務室も会議室も含めて全部考えたのは今回が初めてでした。コンセントの位置など細かいことまで考えなくてはならず大変でしたが、良い経験になりました。

いいオフィスにする=出社率も生産性もあがる

移転されてから、社内の反応はいかがでしたか?

写真撮影をしている社員がいたり、歓声が上がっていたりと、喜んでくれているのが目に見えてわかりました!

オフィスが手狭だったことやコロナ禍ということもあり、出社率は3~4割程度の時期もありました。移転してからは、これまであまり出社していなかった人が毎日出社するようになったり、集中ブースやソロスペースで勤務する人も多くなりました。全体的に出社率が上がったと感じます。

松原:これまでたくさんのオフィスを見てきた私の目からみても、お手本にさせていただきたいくらい集中ブースやソロブースの設置の仕方が上手いです・・!

ありがとうございます。ご紹介いただいた内装会社様からご提案をいただいて、廊下のような部分にソロブースを並べて、デッドスペースにしないようにしました。

近年、オフィスを不要とする企業もありますが、御社にとってオフィスとはどんな存在ですか?

これは社長の言葉をそのまま引用するのですが、『オフィスのキャパシティ=企業のキャパシティ』だと思っています。

会社が大きくなるためには社員が一ヵ所に集まれる場所というのがマストでなくてはいけないですし、皆が集うための箱・大切な場所だと思っています。

また働きやすいオフィスにすることで、自然と出社率が上がり、出社率があがることでコミュニケーションが活性化され、いい仕事ができるようになるのではないかと思います。隣に誰かがいて、気軽にディスカッションできることが、大きな成果につながることもあると思います。会社や働く人にとってメリットのあるオフィスであれば、これからも必要とされていくのではないでしょうか。

スリースターについて

今回、スリースターをご利用していただいた理由・経緯を教えてください。

理由は、タイミングが早かったからだと思います。移転に向けて動き出したときに飛び込みで来てもらっていたので、一番はじめに問い合わせしました。

その後もレスポンスが早かったので、スリースターさん以外の複数社とも打ち合わせを進めていかなければならない中でレスポンスが早かったのは大変助かりました。聞きたいことがあった時にすぐに回答が返ってくることで、社内での検討も早まりますし、疑問にすぐに応えてもらうことで次の検討に移れますので、レスポンスの早さは本当にありがたかったです。

ー嬉しいお言葉、ありがとうございます!

また、もちろん他社の方も親切に物件紹介をしてくれますし、案内も丁寧にしてくださるのですが、御社は“そこより一歩踏み込んで、伴走して物件を選んでくれました”。また物件を選んで終わりではなく、そこから新しいオフィスを造り上げるというところまで考えて伴走してくれたなと思っています。

「こういう形だったらこういったオフィスが造れますね」とか「この方が費用を抑えられますよ」というアドバイスをいただけたので、仲介というよりはコンサルをしてもらったなという印象でした。

菅:自分自身、スリースターを“不動産仲介の会社”ですと説明するのはあまり好きではなく、オフィスをお客様と一緒に造り上げていきたいと思っていましたので、コンサルしてもらったというお言葉はとても嬉しいです!

ーありがとうございました。インタビューは以上となります。

営業担当のご紹介

編集後記

今回は、以前入居していたビルの取り壊しをきっかけにご移転した結果、社員満足度の高いオフィスが完成し、出社率があがった事例をご紹介しました。

CINC様も最初は居抜き(内装付き)オフィスをご検討されていたとご紹介しましたが、弊社にいただく問い合わせの多くは居抜き・セットアップオフィスを含む内装付きオフィスです。もちろん、内装付きオフィスには①初期費用が抑えられる ②レイアウトを考える時間・費用を削減できる など多くのメリットがありますが、今回のように一から作り上げるオフィスも長期的に考えるとメリットになる点が多くあります。

また、自社の社員に合ったオフィスを作り上げることができるため、結果的に今回のように出社率が向上する可能性も高まります。弊社ではあらゆる種類のオフィスの知識を備えたスタッフがたくさんおりますので、内装付きオフィスはもちろん、内装を作り上げる通常オフィスをお探しの場合でもお気軽にご相談ください。

今回は、物件探し~ご契約に加え、内装会社のご紹介までお手伝いさせていただきましたが、他にも附帯サービスのご紹介など多くのサポートをご用意しておりますので「オフィス移転ってどのように進めればいいのか分からない・・」という方もお気軽にご相談ください。

ご入居されたビルのご紹介

東急虎ノ門ビル外観

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