東京都心エリアの賃貸オフィス空室率・平均賃料速報と市況感(2023年4月公表)

2023年4月公表(2023年3月末時点)の東京都心主要5区のオフィス空室率と平均賃料をまとめました。

新築物件の募集状況や、新築物件をご検討されたい企業様は是非ご参考になさってください。

空室率と平均賃料をまとめたデータ資料をダウンロードできます。

オフィス市況サンプル資料
目次

東京主要5区のオフィス空室率について

2023年4月末の東京主要5区のオフィス空室率は 6.44%(前月比+0. 28%)でした。

今月の空室率(表)

今月の空室率(前月比)
主要5区平均6.44%(+0.28%)
千代田区4.00%(-0.15%)
中央区7.36%(-0.29%)
港区8.94%(+1.06%)
新宿区6.30%(-0.08%)
渋谷区3.77%(+0.42%)

主要5区平均空室率は、半年ぶりに上昇という結果になりました。特に港区の数値が大幅に上昇していることが分かります。

2023年は特に田町エリアの再開発事業が活発に行われており、田町タワーや仮)東京三田再開発プロジェクトなどの大型オフィスビルが竣工します。その他の大型ビルも空室が残ったまま竣工するビルもあり、結果として空室率が上昇したと考えられます。

東京主要5区の再開発情報についてはページ下部に貼ってある記事をご覧ください。

東京主要5区のオフィス平均賃料について

2023年3月末の東京主要5区のオフィス平均賃料は 21,230円(前月比-20円)でした。

今月の平均賃料(表)

今月の平均賃料(前月比)
主要5区平均21,230円(-20円)
千代田区21,621円(-271円)
中央区20,189円(+79円)
港区21,007円(+101円)
新宿区20,396円(-282円)
渋谷区23,623円(+92円)

前月に引き続き、賃料キャンペーンを行っているビルも多くありますが、どのエリアも再開発事業が進み新築オフィスビルが続々と増えてきています。新築ビルが増えることで平均賃料も高騰するので、それに伴って5区の平均賃料は横ばいになっていると考えられます。

空室率の上昇が鈍化してきている今、賃料の下がり止まりも見えてきそうです。オフィスをお探しの方はこまめに空室率をチェックしておくようにしましょう。

各エリアの賃料相場はこちらからもご確認頂けます。

各エリアの再開発計画について

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