東京都心エリアの賃貸オフィス空室率・平均賃料速報と市況感(2023年3月公表)

2023年3月公表(2023年2月末時点)の東京都心主要5区のオフィス空室率と平均賃料をまとめました。

新築物件の募集状況や、新築物件をご検討されたい企業様は是非ご参考になさってください。

空室率と平均賃料をまとめたデータ資料をダウンロードできます。

オフィス市況サンプル資料
目次

東京主要5区のオフィス空室率について

2023年2月末の東京主要5区のオフィス空室率は 6.16%(前月比-0. 15%)でした。

今月の空室率(表)

今月の空室率(前月比)
主要5区平均6.16%(-0.15%)
千代田区4.15%(-0.23%)
中央区7.65%(-0.41%)
港区7.88%(-0.09%)
新宿区6.38%(+0.04%)
渋谷区3.35%(+0.15%)

主要5区平均空室率は、6ヶ月連続で減少という結果になりました。区ごとにみると若干の増減がみられますが、全体的にみると緩やかに下降している傾向であることが分かります。

1年前の数字と比べても、横ばい~大幅に下降している区が多くみられます。中央区のみ1年前の数字(7.04%)より、上昇しています。

東京主要5区のオフィス平均賃料について

2023年2月末の東京主要5区のオフィス平均賃料は 21,250円(前月比+152円)でした。

今月の平均賃料(表)

今月の平均賃料(前月比)
主要5区平均1,250円(+152円)
千代田区21,892円(+291円)
中央区20,110円(-31円)
港区20,906円(+193円)
新宿区20,678円(+119円)
渋谷区23,531円(+162円)

前月と比べて、中央区を除いて全体的に高騰する結果となりました。中央区は上述した通り、年間を通じて空室率が上昇している傾向にあるため、賃料キャンペーンを打ち出しているビルもまだ多い印象です。

空室率の上昇が鈍化してきている今、賃料の下がり止まりも見えてきそうです。オフィスをお探しの方はこまめに空室率をチェックしておくようにしましょう。

各エリアの賃料相場はこちらからもご確認頂けます。

各エリアの再開発計画について

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