【常盤橋タワー(A棟)】伝統と革新が融合する東京駅前の新ランドマーク(オフィステナント募集情報)
東京駅前、再開発の進む大手町・丸の内・八重洲・日本橋の結節点「常盤橋」では、3.1haにおよぶ敷地面積を10年超の期間をかけて段階的に開発を行う「東京駅前常盤橋プロジェクト」が進行しています。
全体の開業は2027年度予定。完成時には日本一の高さを誇る地上63階、高さ約390mのオフィスタワー「TOKYO(トーチタワー)」(B棟)と7,000㎡の広場を有する新たな東京のシンボルが誕生します。
常盤橋タワーは、東京駅前の歴史ある地域に聳え立つモダンな建築物です。その外装デザインには、日本の伝統と未来へのビジョンが巧みに織り交ぜられています。
今回はプロジェクトの第一期として2021年に竣工したプロジェクト「常盤橋タワー(A棟)」についてのご紹介です。
常盤橋タワー(A棟)の概要
「常盤橋」はかつて江戸城の玄関口として栄えた歴史ある街であることを受けて、外装デザインは次の100 年も東京の成長を牽引していくという思いを込め、未来を拓く「刀」、歴史や伝統の奥深さを感じさせる「重ね」を表現したシンボリックなデザインになっており、各方向から見えるシルエットに変化を付けることで多様性が同時に表現されています。また、低層部にも「行燈」や「桟敷」といった日本的な要素が取り入れられています。
オフィスエントランスやロビーは軽やかで柔らかな雰囲気を創出すべく、木調の素材や穏やかな光を映した『障子』をモチーフとした壁面などで構成し、ここに集う人々が自然と気持ちを整えられるよう、ビルの中と外を緩やかにつなぐ光と木を用いたデザインになっています。
物件概要
物件名 | 常盤橋タワー(A棟) |
所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町2丁目6番4号 |
主要用途 | オフィス、店舗、駐車場他 |
竣工 | 2021年6月30日 |
規模 | 地下5階、地上38階 ※建築基準法上、地上40階 |
構造形式 | 地上:鉄骨造 一部柱:CFT造 地下:鉄骨鉄筋コンクリート造 一部鉄筋コンクリート造 |
高さ | 約212m |
延床面積 | 約146,000㎡ ※A棟単体 |
敷地面積 | 約31,400㎡ ※街区全体 |
貸室総面積 | 約75,300㎡(約22,800坪) |
床許容積載荷重 | 基準階事務室:500kg /㎡(ヘビーデューティゾーン:800kg /㎡) |
フリーアクセスフロア高さ | 130mm |
事務室天井高 | 基準階:2,850mm、特殊階(8階・22階・30階):3,000mm |
駐車場 | 常盤橋タワー完成時:176台(自走式64台/機械式112台) 自転車用111台 バイク用20台 |
EV | オフィス乗 用:29台(5台×1バンク、8台×3バンク) VIP用:2台 非常用兼人荷用:2台 |
空調設備 | 各階コンパクトAHU方式+VAV(可変風量)方式(一部除く) |
アクセス
- 東京メトロ千代田線・丸ノ内線・半蔵門線・東西線・都営三田線「大手町」駅:B9a出口直結
- 東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅:B2出口 より徒歩1分
- 東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線「日本橋」駅:A1出口 より徒歩1分
- 東京メトロ丸ノ内線「東京」駅(JR「東京」駅日本橋口経由):徒歩1分
- JR線「東京」駅:日本橋口より徒歩1分
JR東京駅日本橋口すぐ。地下鉄5路線が集約した大手町駅接続という都内屈指の交通利便性を備えるロケーション。
地下鉄コンコースとの直結により、東京駅・大手町駅には雨に濡れることなくアクセス可能で、八重洲、大手町、丸の内、日比谷、その先まで地下歩行者ネットワークで移動できます。加えて東京メトロ日本橋駅や三越前駅からも至近です。※将来的には、日本橋駅方面へも地下歩行者ネットワークが開通予定です。
【交通アクセス】東京メトロ東西線「大手町駅」からの行き方
【交通アクセス】JR線「東京駅」からの行き方
用途構成
地上9階~地上37階 | オフィスフロア(9階プレミアフロア) |
地上8階 | オフィスサポートフロア (ラウンジ・会議室・プロジェクトルーム他) |
地上4階~地上7階 | 機械室 |
地上3階 | オフィスサポートフロア(カフェテリア) |
地上2階 | オフィスロビー・ショップ・テラス |
地上1階 | オフィスエントランス・ショップ |
地下1階 | ショップ・地下鉄コンコースへ直結 |
地下3階~地下5階 | 駐車場 |
オフィスフロア概要
基準階床面積 | 約750坪 |
天井高 | 2,850mm |
OAフロア | 130mm |
床荷重 | 標準500kg /㎡ (ヘビーデューティゾーン:800kg /㎡) |
空調設備 | 各階コンパクトAHU方式+VAV(可変風量)方式 ※一部除く |
約780坪の広々とした無柱の空間は、多様なビジネスニーズに応じた柔軟なオフィスレイアウトを実現します。この開放的な空間は、チームワークを最大限に活かすための動線やレイアウトの変更を容易にし、ビジネスの変化や成長に合わせて設計の変更が可能です。
2,850㎜の天井高は、空間全体に開放感をもたらします。また、グリッド天井システムの採用により、間仕切りや照明の配置が自由であり、その変更や移動も容易です。これにより、オフィス内のさまざまなニーズに迅速に対応することができます。さらに、外光の取り入れと自動調光システムにより、照度を最適に制御。これにより、作業環境の快適性を高めつつ、視覚的な疲れを軽減します。
空調面では、1フロアを6台の空調機でゾーン分けし、VAV(可変風量装置)を使用。これにより、効率的で緻密な温度調整が可能となります。さらに、外部に面する窓面でのエアバリア方式の採用により、室内の温度を適切に保ちながら、エネルギー消費を最小限に抑えます。
このような機能と技術の採用は、従業員の働きやすさや生産性の向上はもちろん、環境への配慮としてのエネルギー効率の向上をもたらします。これは、現代のオフィスが求められる機能とエコロジーの両立を体現したものと言えるでしょう。
BCP
粘性系制振装置(オイルダンパーや粘性系制振壁)を採用
階高の大きい低層階に集中的に配置する効果的な制振システムで減衰性能を確保。長周期地震に対しても制振効果を有するマスダンパーを設置し、強風時、地震時の揺れを低減させます。
非常用発電
3,000kVA×2台の発電機をビル内に設置。うち1台は中圧ガスでの運転を可能に。
これらの発電機によるガス供給により約10日間稼働をし、万が一、ガスが途絶えた場合でも敷地内に貯蔵された重油で72時間の可動を実現する。また、非常用発電室や特高電気室など、機械室は地上4~7階に設置していますので浸水対策も万全です。
施設・サービス
ICT サービス
生体認証による強固なセキュリティシステム導入のほか、共用カフェテリアでの生体認証決済システム、位置情報を活用した混雑緩和支援や就業者の身体状態に応じた行動支援(バイタルセンシング)など、時間の価値と自由度を高める ICT サービスを本格導入し、就業者専用サイトやモバイルアプリ等を活用した利便性の高いサービスを展開します。
緑と風の広場
多様な人々を迎え入れる 3,000 ㎡の広場内には、日本橋川沿いの緑豊かな親水空間、風が心地よい芝生空間、建物とダイレクトに繋がる外階段等を整備。また、錦鯉が泳ぐ約70㎡の池も整備されます。人々を癒す空間となると同時に、多彩な賑わいと交流を創出。サードプレースとしての役割も果たし、ワーカーの発想を刺激し、熱が生まれる舞台ともなります。
ショップ&レストラン(B1階・3階)
日本各地域の食材を生かした飲食店を中心とした商業ゾーン。広場に面したテラス席を配置し、ワーカーや来訪者の憩いの空間を創出します。
カフェテリア(3階)
ワーカーの「食」を中心に、新しいスタイルやコミュニケーションを創出するカフェテリアやイベント・ミーティングスペースが融合した共用空間です。人が集まり、自然と会話が生まれるデザインで、誰もが自分らしく、自由に過ごせる場所です。
xLINK 常盤橋タワー(8階)
働く場所と時間をより豊かに彩るワーカー専用ラウンジ、貸会議室、プロジェクトルームを設置。効率的なビジネス活動をサポートしてくれる小規模オフィス ラインアップとなっています。
常盤橋タワー(A棟)のおすすめポイント
2021年6月に竣工した常盤橋タワー(A棟)へ行ってきましたので、オフィスフロアの内部や低層階のテナント専用ラウンジや食堂もご紹介いたします!
2階のオフィスエントランス
丸の内エリアと比べると、明るい雰囲気のエントランスになっています。中層バンクと高層バンクはセキュリティゲートがついています。
8階カンファレンス(貸会議室)
大小合わせて7部屋の貸会議室を用意してあります。テナント専用のアプリか予約することができます。
8階サービスオフィスフロア
三菱地所が運営するサービスオフィス「XLink」を8階に展開。机やイスなどの什器付きオフィスです。短期間での契約も可能ですので、他ビルの事例では、プロジェクト単位での利用など、いろいろな使い方ができる施設です。
8階テナント専用ラウンジ
入居テナント専用のラウンジです!
ここまで広いラウンジは他のビルには無いと思います(個人調べ)。ソファあり、集中ブースあり、WEBミーティングルームあり、もちろんWi-Fi完備です!ここで作業もできますし、カフェも併設しているため、軽食もとれます!このフロアでABWが完結しそう(笑)
もはやオフィスには行かず、ここで一日を過ごしてしまいたいくらい快適そうです。
9階ザ・プレミアフロア
ザ・プレミアフロアは、丸ビルや大手町パークビル、丸の内二重橋ビルに続く、4拠点目の開設です。
共用の受付や、専用の貸会議室、高いセキュリティが用意されています。賃料には電気使用料や基準時間内の空調費用、室内清掃費、駐車場1台分の費用が含まれています。また、プレミアフロアの方のみ、執務後のリラックスとしてビールとシャンパンのミニボトルを無償提供します。さらに8階のカフェも終日無償で利用でき、3階の食堂では昼食を無償で召し上がれます。
ハイブリッドワークを採用している企業であれば、1区画を借りて、入れ替わりで使うこともできますね!軽食や昼食が無料とは、福利厚生としてもポイントが高いです!
3階MY Shokudo(食堂)
1フロア約500席の大規模食堂です。
昼はテナント専用で、社食のようなリーズナブルな価格設定。アプリ経由で席予約・注文・決済が可能です。夜は一般開放し、健康的な夕食や、アルコールも提供します。
エリアによって雰囲気が異なりますので、カジュアルな飲み会や、会食など、気分やシーンに合わせて利用いただけます。
常盤橋タワー(A棟)の画像
まとめ
「人が動く。熱が生まれる」を開発コンセプトに計画された「常盤橋タワー」。
時間や場所にこだわらない働き方となっている時代だからこそ、柔軟に人が動き、新たな発見ができる。そんな人と人がつながる空間とサービスを提供してくれる次世代型オフィスビルです。
入居テナントの募集も始まっており、既に高層階はテナントが決まっているとの情報もございます。分譲フロアもございますので、ぜひ一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。最新情報等もございますので、ご興味のある方や移転をお考えの方は、お気軽にお問合せください。
また当該物件以外のオフィス情報や、オフィスに関するお悩み等ございましたら、ぜひご相談ください。
お問合せ、お持ちしております。