オフィスの掃除はどうするの? ~掃除のコツや場所別オススメ掃除法~
オフィスが清潔に保たれているかどうかによって、その会社のイメージは大きく変わります。
また、きれいに整頓されている会社はその仕事もスマートに見えます。物を探すことに時間を要しないため仕事の効率化という面でもメリットが大きく、良好なオフィス環境はその仕事にも好影響を及ぼします。
今回は、オフィス清掃のコツや場所別オススメ掃除法をご紹介いたします。
オフィスの掃除に悩んでいる方はぜひご参考にしてください。
オフィスの掃除頻度
(1)日常清掃
毎日、もしくは2~3日に一度は掃除をしている場合が一般的です。
日常清掃とは、ゴミ捨てや廊下やオフィスフロアの掃き掃除・デスクなどの拭き掃除、トイレ掃除などを指します。
(2)定期清掃
掃除場所によりますが、数か月~年に一回程度行います。
日常清掃では手が回らない場所や、日頃から掃除していても時間がたつとどうしても汚れてしまう場所などを中心に掃除します。
例えば、ガラスの清掃、床のワックスがけ、エアコンの掃除、外壁の掃除などの清掃です。
※定期的な掃除やメンテナンスなどは、オフィスの管理会社がまとめて行うことも多いですが、日常的な掃除は社員が行ったり、業者に依頼したりなど、企業によって様々です。
オフィス掃除のコツ
(1)日常的に片付けること
「使ったホワイトボードは、きれいに消す」「会議室の椅子や机はきれいに並べる」「モニターが汚れていれば気が付いたときに拭く」どれも数秒で完結する『片付け』です。
片付けをすることが身につくと、自然にきれいにオフィスを使えるようになり、掃除をする頻度も減らせます。
(2)掃除を習慣にすること
オフィス掃除は「毎週◯曜日の◯時から◯分間」と決めておくことがおすすめです。
時間を決めて行うことで、習慣となり、掃除に対してストレスを感じなくなります。
また掃除をするときになって「どこをしたら良いのか?」「今日は何をしようかな?」と悩まないように、担当者や掃除道具なども予め決めておくとよいでしょう。
場所別オフィスの掃除方法
(1)床
毎日、多くの人が活動する「床」には、砂塵や泥、ホコリ、髪の毛など、様々な汚れが付着します。
1番おすすめなのは、日常的に掃除機をかけることです。同じ場所を2往復以上、毛足と逆方向に掃除機を動かして汚れを吸います。
シミができている場合は食用洗剤を混ぜた水で対応しましょう。こすると汚れが広がってしまうので、押し当てるようにして汚れを取ってください。
※オフィスの掃除機かけに時間を割けない場合には、ロボット掃除機を使うのも一案です。
(2)オフィスチェア
布張りのオフィスチェアは、柔らかいブラシでホコリを浮かび上がらせてから、ぬるま湯につけ固く絞ったタオルで表面を拭きます。取れない汚れは洗剤と歯ブラシを使って落とし、最後にしっかり乾燥させます。
革張りのオフィスチェアは、水拭きするとシミや変色の原因になります。革専用のクリーナーを使ってお手入れをしましょう。
ビニールレザー(合皮)のオフィスチェアは水拭きできます。頑固な汚れがある場合は、薄めた中性洗剤で汚れを落としましょう。
(3)トイレ
共用部分のため管理会社が一括で行うことがほとんどですが、自社で清掃する場合は、できれば毎日掃除することがおすすめです。
便器は洗剤をつけて磨き、床はモップを使って水拭きをしましょう。
トイレ掃除の担当者をローテーションさせることで、「普段からトイレをきれいに使おう」という意識が芽生えます。
(4)パソコン
掃除前に電源をオフにすることを忘れずに。誤作動やパソコンの故障、感電する可能性があります。
キーボードの隙間やパソコン内部の掃除をするときは、ホコリがつきにくくなるよう静電気除去もできる専用ブラシを使うと便利です。
また、ブラシの先が届かない部分にはエアダスターを使いましょう。部品を傷つけることなくホコリを一掃できます。
画面やケーブルの汚れには、マイクロファイバークロスを用いましょう。タオルや布を使うと、細かい繊維や跡が残ってしまいがちですが、マイクロファイバークロスなら軽く汚れを拭うだけできれいに仕上がります。
(5)エアコン
フィルターにホコリがつまってしまうため、エアコンの掃除は必ず行いたいものですが、自分たちで掃除をすると故障してしまう場合もありますので、業者に依頼することをオススメします。
ビルの管理会社が一括して掃除を依頼することもありますので、まずは管理会社に確認しましょう。
綺麗なオフィス・働きやすいオフィス
オフィスの清掃に心がけていても、整理整頓されていなければ、綺麗なオフィスだという印象にはなりません。「このオフィス綺麗だな」と思わせるテクニックをご紹介します。
(1)日常の整理整頓
- 椅子の高さが揃えられてきちんと収納されている。
- ホワイトボードがきれい。(ペンやイレーサーも同一のところに置いてある)
- リモコンなど並んでいる物の向きが揃えられている。
- 来客が呼び出しに使う電話機やモニターの手垢などをきれいにしておく。
(2)共有スペースの整理
- 一目で何があるか分かるようにする
不特定多数の人が使うものは、どこに何があるかわかるように分類ごとに分けて収納しておくのがポイントです。
- 便利アイテムを有効活用
本などは倒れていたりするとだらしなく見えるので、ブックエンドなどを使ってきちんと立てて収納してあげます。
- ルール設定が大切
ホワイトボードのペンやイレーサーなど、置く場所や運用ルールをしっかり設けておくと、自然とそのルールを守ってくれるようになります。
※「綺麗!」と一目で思わせるには、物がシンプルで片付いていることが重要です。雑然と置かれているだけだと、どうしてもマイナスな印象になるので、シンプルさを心がけるといいです。
また、誰が見てもわかりやすい収納・使いたい備品や物を探さなくても一目でわかる収納は働きやすさにもつながります。探し物などに無駄な時間を取られないオフィスは綺麗であり、働きやすいオフィスでもあります。
まとめ
お客様から見て、綺麗に掃除されているのといないのでは、その会社の印象も変わりますし、綺麗なオフィスで働くことは、健康にもよく、気持ちよく働けることで業績アップにもつながります。
掃除をするのは面倒だと感じてしまいますが、欠かせないもの。ある程度は自分たちで掃除しつつ、必要な部分は清掃業者に依頼して、いつでも綺麗な美しいオフィスを保ちましょう。
また一度綺麗に掃除することで、綺麗な状態をキープしようと思い、汚れの防止にもなります。
ぜひ、オフィス掃除をして綺麗なオフィスで働きましょう!