賃貸オフィスの電気代が気になる!電気代を抑えてコストダウン!

賃貸オフィスを契約後に、気になってくる費用と言えば『電気代』なのではないでしょうか。

パソコン作業が多い、空調を使う頻度が多いとなると、電気代がどのくらいかかってくるのか不安になりますよね。

ここでは、賃貸オフィスにおける電気代の相場や、電気代を抑えるコツをご紹介しましょう。

目次

賃貸オフィスの電気代の相場は?

電気代は、オフィスが広ければ広いほど照明などの関係で高くなります。

大体5〜6人程度の広さだと10坪くらいの広さとなりますが、電気代は約20,000円が相場です。

従業員の規模が50人程度だと広さが80坪くらいになり、電気代も約80,000円前後がかかります。

しかし、これはあくまでも目安なので、例えばコールセンターの場合だと1人につき2台のデスクトップを使用していることが多いので、人数の倍の電気代が発生するでしょう。

上記のようなある程度の基準を抑えておき、電力会社の料金シミュレーターで電気代を確認しておくいいかもしれません。

電気代を抑えるコツ

事業をおこなっていく上で、毎月の費用は極力減らしていきたいですよね。

ここで、オフィスの電気代を抑えるコツをいくつかご紹介しましょう。

照明を変えてみよう

業務中は常に照明を明るくしているため、電気代がかさむことは明らかです。

そのため、照明の数を少し減らしてみるのはいかがでしょうか。

意外と現在の照明の数が多すぎて逆に眩しいと感じている方もいるかもしれません。

必要最低限の明るさだけを保った状態で、余分な照明器具は省きましょう。

また、電球をLED電球に変えるのも一つの案です。

一般的な電球より導入コストはかかってしまいますが、LED電球の寿命は10年と長いため、将来的に見るとお得に使い続けられます。

空調のメンテナンスは定期的におこなう

空調のメンテナンスは毎月の電気代を左右する大切な手段です。

実は、空調や室外機に汚れやほこりがそのままになっていると、上手く稼働しないことがほとんどです。

例えば、いつもであれば25℃くらいでも十分に部屋が温まるはずなのに、メンテナンスを怠るだけで27℃まで温度を上げなければ部屋が温まらない!なんてことがあります。

メンテナンスを業者に依頼すると費用がかかってしまいますが、電気代が余計にかかるよりは安く済みますので、節約方法の一つとして覚えておきましょう。

設備を省エネ機能が搭載されているものにする

古い設備だと新しい設備に比べて「省エネ力」が圧倒的に弱いです。

最近のバージョンであればほとんどが省エネに力を注いでいるものばかりですので、大幅に電気代を抑えることができるでしょう。

全てを新しくする必要はありませんが、節約・節水できるものに極力変えてみるのも一つの手段です。

急ぎじゃない残業は避ける

電気代を節約するためには、やはり使用時間を短くすることが大切です。

電気を使いがちなのは夜間ですから、残業はできるだけ避けるようにしましょう。

残業するとしても使わないエリアは消して、必要な場所だけに電気を使うようにすれば削減の効果は見込めるはずです。

電気が高すぎたら要注意!?上乗せを疑って!

実は電気代が高すぎるのは「不当な請求」をされているからかもしれません…

産経新聞によると、2017年9月に賃貸オフィスの電気料金に関する訴訟がありました。

宮崎市の賃貸オフィスに入居する企業が「電気料金があまりにも高すぎる」とのことで、ビルの家主に過払金の返還を求めたとのことです。

結果的に、「実際にかかった電気料金を上回る257万円を返還する義務がある」として東京地裁は判決を下しました。

実は電気代が高すぎるというのも、訴訟を起こした企業が九州電力の一般的な料金を調べたところ、通常よりも3〜4倍の電気料金が発生していたようです。

そもそも、賃貸オフィスの電気料金はどのように発生するかというと、オーナーが電力会社と一括契約をし、一括で発生した金額をもとに、入居している各企業に使用したkw数で請求金額を決めている仕組みです。

では、なぜ3〜4倍の電気料金が発生していたのでしょうか?

オーナーの話によれば設備の維持費や事務費などを上乗せしていたとのこと。

つまり、「黙示の合意」による不当な請求です。

この一件は他人事ではなく、電気代が一般的な金額よりも高ければ、もしかすると知らず知らずの間に、電気代以外の余計な出費を上乗せされている可能性が高いことになります。

もし、少しでも高いと感じれば、電気料金の相場を自分で調べて不当な請求がないかどうか必ず確認するようにしましょう。

賃貸オフィスの電気代は節約可能!

賃貸オフィスを契約後、電気代を少しでも節約したいのであれば日頃の使用頻度が大きく関わってきます。

こればかりは従業員一人一人が気をつけなければ大きな電気代の節約になりません。

また、オーナーから不当な請求がされていないかも独自でチェックすることが大切!

この機会に自社の電気代を見直してみてくださいね♪

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