【オークラプレステージタワー】虎ノ門の新ランドマーク:ラグジュアリーホテルとモダンオフィスの融合(オフィステナント募集情報)
「ホテルオークラ東京」は、その歴史的な足跡と現代的な輝きを併せ持つ、東京都心のランドマークです。
かつて多くの国賓を迎え、日本の伝統とホスピタリティの象徴として世界に名を馳せたこのホテルは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを前に、訪日外国人の増加と都市インフラの変化に応えるため、大規模な建て替えを敢行しました。
この記事では、その建て替えプロジェクトの背後にあるストーリーと、新しく生まれ変わった「オークラ プレステージタワー」の魅力に迫ります。
「オークラ プレステージタワー」の基本情報
1962年に誕生した「ホテルオークラ東京本館」の建替えプロジェクトが推進され、ラグジュアリーホテルを核とした、グローバルビジネスの新たな拠点となる複合型オフィスビルが、2019年9月竣工予定です。
このプロジェクトは、「オークラプレステージ」および「オークラヘリテージ」の2つのブランドを一体で運営する「Two Brand One Operation」のホテルとして、2棟の建物で構成されています。
高層棟である「オークラプレステージタワー」では、国際都市東京の躍動感や洗練さに、和のアクセントを取り込んだコンテンポラリー・ラグジュアリーホテルを創造し、オークラ伝統のレストラン、大規模な国際会議などにも対応できる都内でも屈指の収容人数を誇る大宴会場も擁するインターナショナルホテルとして運営されます。
一方、中層棟である「オークラヘリテージウイング」では、日本の美のエッセンスで創り込む、唯一無二のラグジュアリーホテルを創造します。ホテルオークラグループのトップブランドとなるオークラヘリテージの広々とした間取りの客室や、日本の和を表現する日本料理「山里」、茶室「聴松庵」などのホテル施設に絞って建物を構成。日本の美を継承するホテルとしての独立性を確保するとともに、国内外の賓客の迎賓館ともなるホテルとして運営されます。
ここでは、複合型オフィスビルとなる「オークラプレステージタワー」についてご紹介いたします。
建物概要
物件名 | オークラ プレステージタワー |
---|---|
所在地 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門2丁目10−10 |
主要用途 | ホテル・オフィス・飲食店舗・駐車場 |
竣工 | 2019年7月 |
規模 | 地上41階、地下1階(うちオフィス8~25階) 建築基準法:地上38階、地下4階 |
構造 | 地上:鉄骨造 地下:鉄筋コンクリート造、 一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
建物高さ | 188.60m |
空調設備 | 個別空調 |
床荷重 | 床荷重500kg/㎡(ヘビーデュ―ティーゾーン1000kg/㎡) |
貸室総面積 | 約12,160.71坪 |
敷地面積 | 約20,450㎡(約6,200坪) |
基準階面積 | 688.89坪 |
延床面積 | 180,096.52㎡ |
駐車場 | 76台(機械式 内ハイルーフ対応24台) |
基準階天井高 | 2,850mm |
コンセント容量 | 60VA/㎡ |
エレベーター | 乗用8基(22人乗ダブルデッキEV) 入荷用1基(20人乗) 非常用1基(32人乗) |
セキュリティ | 機械警備・有人管理 |
アクセス
赤坂・虎ノ門エリアは、大規模開発が進み、ビジネスの将来性が拡大している東京の中心地に位置しています。このエリアは、都市の進化とともに成長し続けており、ビジネスの新たな可能性を引き出しています。
ここでは、6つの駅と5つの路線が利用可能で、東京都心の主要な駅へのアクセスが非常にスピーディです。ビジネスパーソンにとっては、日々の通勤やクライアントとのアポイントメントに向かう際に、この利便性は大きなメリットとなります。
さらに特筆すべきは、「羽田空港第一・第二ターミナル」と「羽田空港国際ターミナル」への直通リムジンバスサービスの存在です。このサービスにより、都心からだけでなく国内外への出張も非常に快適なアクセス環境が提供されています。これは、国際的なビジネスを展開する企業や、頻繁に出張を行うビジネスパーソンにとって、重要なポイントです。
赤坂・虎ノ門エリアのこのようなアクセスの良さは、ビジネスの効率化と拡大に直結し、東京の中心部でのビジネス展開を計画する多くの企業にとって魅力的な要素となっています。
- 東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅徒歩4分
- 東京メトロ日比谷線「神谷町」駅徒歩6分
- 東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅徒歩7分
- 東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅徒歩8分
- 東京メトロ丸の内線・千代田線「国会議事堂前」駅徒歩9分
- 東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」(2020年開業予定)
オフィスフロア
基準階プラン | |
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基準階面積 | 約688坪 |
床荷重 | 標準500kg/㎡ ※特殊階1,000kg/㎡ |
基準階天井高 | 2,850mm ※特殊階:最高3,000mmまで対応可能 |
コンセント容量 | 60VA/㎡ |
OAフロア | 有 150mm(特殊階:300mm) |
「オークラ プレステージタワー」の特徴
「オークラ プレステージタワー」は、ホテルオークラ東京の建替えプロジェクトの一環として開発された、東京都港区に位置する複合施設です。このタワーは、ラグジュアリーなホテル施設とハイスペックなオフィススペースを兼ね備えており、以下のような特徴があります。
建築とデザイン
「オークラ プレステージタワー」は、東京の空にそびえ立つ地上41階建ての高層タワーで、その高さは188.65mに達します。この建物のデザインは、モダンで洗練されており、伝統あるホテルオークラの魅力を現代の解釈で表現しています。その結果、歴史的な美しさと現代建築の最先端技術が見事に融合された独特な外観を持つタワーが誕生しました。
ホテルとオフィスの融合
タワーの上層部はホテルオークラ東京として運営されており、世界各国からの賓客に高級ホテルサービスを提供します。一方、下層部は最新設備を備えたオフィスフロアとして設計されており、快適な労働環境を提供することで、ビジネスの効率と生産性を高めています。
緑化と環境
敷地の約半分は緑地として整備され、都心の喧騒を忘れさせるオアシスとしての機能を果たしています。さらに、CO2削減やクールスポットの創出にも取り組んでおり、環境に配慮した設計が随所に見られます。
施設とサービス
オフィステナントのための専用ラウンジ「Aoi Lounge」は、快適な休息やビジネスコミュニケーションの場として利用されています。また、テナントはホテルの施設やサービスを利用でき、ビジネスやリラクゼーションのニーズを満たします。
BCP機能
タワーには制振装置と高強度CFT柱が採用されており、地震への強い対策が講じられています。また、非常用発電機は72時間稼働することが可能で、地震加速度モニタリングシステムも導入されています。さらに、防災備蓄品を3日分収納できる倉庫を完備し、非常時でもトイレが3日間通常使用可能です。
これらの特徴により、「オークラ プレステージタワー」は、ビジネスとホスピタリティが融合した新しいランドマークとして、東京の虎ノ門エリアを象徴する存在となっています。
「オークラ プレステージタワー」の施設案内
「オークラ プレステージタワー」は、ホテルオークラ東京の一部としての機能と、現代的なオフィススペースを兼ね備えた複合施設です。以下は、このタワーの主な施設案内です。
ホテル施設
「オークラ プレステージタワー」のホテル施設では、上層階に位置する豪華な客室が訪れる人々に最高の快適性と落ち着いた雰囲気を提供します。日本料理から西洋料理、中国料理まで、世界各国の美食を堪能できるレストランが充実しており、エレガントなバーでの優雅なひとときも楽しめます。また、各種宴会やビジネスミーティングに対応するための多様な会議施設も完備されています。
オフィス施設
タワーのオフィスフロアは、最新のビジネスインフラを備え、効率的かつ快適な労働環境を提供しています。テナントには、ビジネスや休息のための専用ラウンジ「Aoi Lounge」も提供され、非公式なミーティングやリラックスタイムに最適な空間となっています。
緑地化と環境施設
このタワーでは、敷地の約半分を緑地化しており、中心部には散策やリフレッシュに最適な公園や広場が設けられています。美しい庭園や散策路は、ビジネスの忙しさから一時的に離れ、心身をリラックスさせるのにぴったりです。
その他の施設
フィットネスセンターは最新設備を備え、健康維持のための理想的な場所です。また、テナントやホテルの来訪者向けには広範囲な駐車場が用意されており、アクセスの便利さも抜群です。
「オークラ プレステージタワー」は、その多様な施設とサービスにより、ビジネスとレジャーの両面で利用者に高い満足度を提供しています。豪華さと実用性を兼ね備えたこのタワーは、ビジネスパーソンや旅行者にとって魅力的な目的地となっています。
「オークラ プレステージタワー」のイメージ・画像
「オークラプレステージタワー」は世界をもてなす「オークラ」を冠に、ビジネスをリードする東京の拠点として、未来を見据える国際都市東京の新たなビジネスの交流拠点となる、最先端のスペックを備えた高機能オフィスであると同時に、ワーカーにとっても緑あふれる広大な空間と、充実したサービスや設備は、やすらぎと新たな創造力を育む場を提供します。
まとめ
新しい「オークラ プレステージタワー」の竣工は、ホテルオークラ東京の新たな章の始まりを告げるものでした。伝統的なデザインを尊重しながらも最新の建築技術を取り入れたこの施設は、高級ホテルとハイスペックオフィスの融合という新しい形態を東京の中心部に提示しました。
歴史と現代が交差するこの場所は、今後も多くのビジネスパーソンや観光客にとって、日本の文化とモダニティが調和する象徴として、重要な役割を果たし続けるでしょう。