【シーバンスS館】大型リニューアルで災害に強いビルへ 緑と水辺に囲まれたオフィス空間(オフィステナント募集情報)
「シーバンスS館」は、1991年1月に竣工した地上24階建てのオフィスビルです。清水建設が本社ビルとして使用していたことで知られています。港区芝浦の運河沿いに立地するこのオフィスビルは、都市環境整備計画の一環として建設され、特に湾岸エリアの発展に寄与してきました。
「シーバンス」という名前は、海を意味する「SEA」、前進の「ADVANCE」、建設主体となったNTT都市開発の「N」、清水建設の「S」の組み合わせからきています。この名前には、海に面した立地と先進的な都市開発の意志が込められています。
今回は、都心のビジネス街と自然の融合を図ったランドマーク的存在である「シーバンスS館」の特徴やオフィスの魅力を詳しく解説いたします。
- 最先端のBCP対応:企業の事業継続を強力にサポートするハイブリッド制震構造
- 眺望:高層階からのタウンビュー&シービューが心地よいリフレッシュタイムを提供
- 共用施設:多目的ホールや会議室がビジネスイベントを円滑に運営
- 公開空地:運河沿いの広々としたスペースで、四季折々の自然を楽しむ
- アクセス:JR浜松町駅、三田駅、日の出駅から徒歩圏内で便利
シーバンスS館の基本情報
「シーバンスS館」は、東京都港区芝浦1丁目2番3号に位置する地上24階、地下2階建てのオフィスビルです。1991年1月に竣工し、2012年に大規模リニューアルが実施されました。このリニューアルにより、最新のBCP対応設備とハイブリッド制震構造が導入され、安全性と機能性が大幅に向上しています。
「シーバンスS館」の建設プロジェクトは、港湾施設の沖合移転後の都市環境整備計画の一環としてスタートしました。このプロジェクトは、清水建設とNTT都市開発が主導し、都心と湾岸エリアの機能的な結びつきを目指したものでした。計画当初から、運河沿いの立地を最大限に活かし、自然と調和した都市空間を創出することが目標とされていました。
「シーバンスS館」と「N館」はツインタワーとして計画され、その間には商業施設「ア・モール」が配置されました。このアトリウムは、ニューヨークのバッテリーパークシティに影響を受けた設計であり、日本最大規模の公開空地を有する施設となっています。敷地全体の約7割が公開空地として利用され、緑豊かな環境が提供されています。
建物の配置やデザインは、運河側の景観を重視し、周辺ビルとの視線の交差を避ける工夫がされています。また、アトリウムには多くの樹木が植えられ、小川が流れるなど、自然との調和が図られています。
物件概要
物件名 | シーバンスS館 |
---|---|
所在地 | 〒105-0023 東京都港区芝浦1-2-3 |
アクセス | JR線・東京モノレール「浜松町」駅 徒歩7分 都営三田線・都営浅草線「三田」駅 徒歩8分 都営浅草線・大江戸線「大門」駅 徒歩10分 ゆりかもめ「日の出」駅 徒歩3分 |
用途 | オフィス(事務所)・店舗・駐車場 等 |
竣工 | 1991年1月 |
規模 | 地上24階・地下2階 |
構造 | 地上:鉄骨造 地下:鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造 |
延床面積 | 74,222.45㎡ (22,452.29坪) |
敷地面積 | 26,468.49㎡ (3,221.56坪) |
建物高さ | 98.8m(最高部106.00m) |
空調設備 | 4ゾーン/フロア(インテリア・ぺリメ―タ―側で8ゾーンに分割) |
床荷重 | 300㎏/㎡(ヘビーデューティーゾーン500kg/㎡) |
天井高 | 2,700mm |
基準階面積 | 45,269.83㎡(13,694.12坪) |
駐車場 | 185台(平面76台、機械式104台、荷捌き5台) |
床配線方式 | OAフロア(高さ80㎜) |
エレベーター | 高層用7台(240m/分) 低層用7台(180m/分) 非常用2台(120m/分) |
管理形態 | 24時間有人管理+機械警備 非接触型ICカードリーダー |
設計・施工 | 清水建設株式会社 |
アクセス
- JR線・東京モノレール「浜松町」駅 徒歩7分
- 都営三田線・都営浅草線「三田」駅 徒歩8分
- 都営浅草線・大江戸線「大門」駅 徒歩10分
- ゆりかもめ「日の出」駅 徒歩3分
「シーバンスS館」の最寄り駅はJR浜松町駅で、徒歩7分の距離にあります。浜松町駅は、JR山手線や京浜東北線、東京モノレールのアクセス拠点であり、都内各地への移動がスムーズです。浜松町駅からは、ペデストリアンデッキを通り、東京ガスの本社や、東芝ビルを抜けた運河沿いに位置します。
その他にも、都営三田線と浅草線の三田駅が徒歩8分、ゆりかもめの日の出駅が徒歩3分と、複数の交通手段が利用可能です。特に日の出駅からは、東京湾を一望することができ、通勤時の景色も魅力の一つとなっています。これらの交通アクセスの良さにより、ビジネスの拠点として非常に便利な場所に位置しています。
主要エリアへのアクセスも非常に便利で、東京駅や品川駅へは約5分、新宿駅へは約24分と、都内主要ビジネスエリアへの移動がスムーズです。また、羽田空港へも直通で約17分と、国内外への出張が多いビジネスマンにとっても理想的な立地です。
「シーバンスS館」の周辺には、芝浦アイランドや港区スポーツセンターなどの商業施設や高層マンションが立ち並び、再開発が進行中です。浜松町駅からの動線には、芝浦1丁目プロジェクトが進行しており、商業施設や住宅、オフィスビルのツインタワーが建設されています。このように、周辺エリアはますます発展しており、今後の価値向上が期待されています。
オフィスフロア
基準階プラン | |
---|---|
床面積 | 45,269.83㎡(13,694.12坪) |
床荷重 | 300㎏/㎡(ヘビーデューティーゾーン500kg/㎡) |
天井高 | 2,700mm |
コンセント容量 | 45VA/㎡(増設可能) |
OAフロア | 有 高さ80mm |
トイレ | 男女別トイレ:各階1カ所 |
給湯室 | 各階2カ所 |
「シーバンスS館」のオフィスフロアは、エレベーターやトイレなどの共用スペースを囲むロの字型の形状をしており、各フロアからのアクセスがスムーズです。各フロアにはエレベーターが7台設置されており、効率的な移動が可能です。
基準階面積は約600坪で、無柱空間を実現しているため、レイアウトの自由度が高く、効率的なスペース利用が可能です。この広大なオフィススペースは、企業の多様なニーズに対応し、フレキシブルな働き方をサポートします。
天井高は2,700mmで、開放感あふれる空間を提供しています。また、オフィスフロアにはLED照明が導入されており、エネルギー効率の高い明るい環境が整っています。床はOAフロアで、配線の取り回しが容易になっており、柔軟なレイアウト変更が可能です。
セキュリティ面では、非接触型ICカードリーダーを採用し、24時間有人管理と機械警備による厳重なセキュリティ体制が敷かれています。これにより、企業の重要な情報資産を守り、安全な業務環境を提供しています。また、ビル全体でBCP対応の設備が整っており、非常用発電機や制震構造などの災害対策も充実しています。
シーバンスS館がわかる5つの特徴
現在、「シーバンスS館」は、多くの企業が拠点を構えるオフィスビルとして人気を博しています。特にその立地条件と最新の設備により、企業の業務効率化や社員の快適な働き方を支援する環境が整っています。ここでは、その中でも特に注目すべき魅力を5つご紹介します。
- 優れた交通アクセス
- 魅力的なタウンビューとシービュー
- 緑豊かな公開空地
- 豊富な共用施設
- BCP対応の充実度
優れた交通アクセス
「シーバンスS館」は、交通アクセスの面でも非常に優れています。JR浜松町駅から徒歩7分、都営三田線と浅草線の三田駅から徒歩8分、ゆりかもめの日の出駅からは徒歩3分と、複数の交通手段が利用可能です。これにより、都心の主要ビジネスエリアへのアクセスが非常に良く、東京駅や品川駅、新宿駅、さらには羽田空港へも短時間で移動することができます。
ビジネスの拠点として、利便性の高い立地は大きな魅力であり、クライアントやビジネスパートナーとのアクセスも容易です。特に、国内外への出張が多い企業にとって、交通アクセスの良さは重要なポイントです。
魅力的なタウンビューとシービュー
「シーバンスS館」のもう一つの魅力は、その素晴らしい眺望です。高層階からは、東京湾を一望できるシービューと、都心のビジネス街を見渡せるタウンビューが楽しめます。特に、湾岸エリアに面したオフィススペースからは、レインボーブリッジやお台場の景色が広がり、仕事の合間にリフレッシュするのに最適です。東西南北どの方向からも景色が望めますが、個人的にはお台場方面の眺望がおすすめです。
一方、タウンビュー側では、東京タワーや六本木ヒルズといったランドマークが見え、都会のダイナミックな風景が広がります。このような眺望は、日々の業務に刺激を与え、社員のモチベーションを高める要素となっています。
緑豊かな公開空地
「シーバンスS館」の敷地の約7割が公開空地として利用されています。特に、運河沿いの「水辺の広場」は、中央に「水のラビリンス(迷路)」があり、訪れる人々に憩いの場を提供しています。こうした広大な緑地は、都会のオフィスビルとしては非常に珍しい特徴です。
運河沿いには散策路が整備されており、ビル利用者がリフレッシュできる場として人気です。このような自然環境は、社員のメンタルヘルスに良い影響を与え、仕事の効率や創造性を向上させます。
また、公開空地にはベンチや緑地が配置されており、昼食や休憩時にリラックスできるスペースが豊富です。都市の中心にありながら、自然との調和を感じられる環境は、「シーバンスS館」の大きな特徴です。
豊富な共用施設
「シーバンスS館」には、ビジネスを支えるための多目的ホールや会議室などの共用施設が充実しています。多目的ホールは、株主総会や製品発表会などの大規模なイベントに利用でき、企業の重要な行事をスムーズに開催することができます。会議室も複数あり、1時間単位での利用が可能で、フレキシブルなミーティングをサポートします。
これらの共用施設は、企業のイベントやミーティングを円滑に行うための重要な要素です。また、共用施設の充実度は、ビル全体の付加価値を高め、テナント企業にとっての利便性を大きく向上させます。
BCP対応や共用部のリニューアル
「シーバンスS館」は、2012年のリニューアル工事により、BCP(事業継続計画)対応が大幅に強化されました。特にハイブリッド制震構造を採用することで、地震などの自然災害に対する耐久性が大幅に向上しています。この制震構造は、建物の揺れを抑えることで、災害時にも建物内の安全性を確保します。また、非常用発電機が設置されており、停電時にも電力供給を維持できるため、業務の継続が可能です。
トイレなどの共用部も間接照明を多用し、ホテルのような仕上がりになっています。
「シーバンスS館」の物件詳細はこちら
理想のオフィス空間を実現する第一歩を踏み出しませんか?「大手町野村ビル」の詳細や利用条件を知りたい方は、下記のボタンから募集概要のご確認をお願いします。
シーバンスS館の施設案内
- 多目的ホール「シーバンスホール」
- 会議室
- 商業施設「ア・モール」
- ラウンジスペース
- 駐車場
多目的ホール「シーバンスホール」
「シーバンスS館」の1階には、多目的ホールが設置されています。このホールは、企業の多様なニーズに応えるために設計されており、株主総会や製品発表会、セミナーなどのイベントに利用できる設備が整っています。広々とした空間は、最大限の収容能力を持ち、参加者全員が快適に過ごせるよう配慮されています。
さらに、最新の音響・映像設備が備わっており、プレゼンテーションや講演会などの際に高品質な音声と映像を提供します。この多目的ホールは、企業の重要なイベントをスムーズに運営するための理想的な環境を提供し、ビジネス活動を一層支援します。
会議室
「シーバンスS館」には、複数の会議室が設けられており、1時間単位で利用可能です。これらの会議室は、フレキシブルにミーティングや打ち合わせを行うことができるため、急な会議や長時間のセッションにも対応できます。
商業施設「ア・モール」
「シーバンスS館」のツインタワーの間に位置する商業施設「ア・モール」は、オフィスワーカーにとって非常に便利な施設です。「ア・モール」には、多くの飲食店や物販店が揃っており、ランチタイムには多彩な食事の選択肢が提供されています。これにより、オフィスワーカーはビル内で手軽に食事を済ませることができ、時間を有効に活用することができます。
また、カフェやコンビニエンスストアもあり、ちょっとした休憩や買い物にも便利です。このような商業施設がビル内にあることで、働く人々の日常生活が一層快適になります。
ラウンジスペース
「シーバンスS館」の1階には、リニューアルされたラウンジスペースがあります。このラウンジスペースは、快適でおしゃれな空間が広がっており、オフィス就業者や来館者がリラックスできる場所となっています。様々な利用シーンを想定した座席が用意されており、個人の休憩やビジネスミーティングにも対応可能です。特に落ち着いた木目調の家具や豊富な植栽が、心地よい雰囲気を醸し出しており、リラックスした時間を過ごすことができます。
駐車場
「シーバンスS館」には、185台分の駐車スペースが確保されています。平面駐車場、機械式駐車場、荷捌きスペースがあり、ビル利用者の車両ニーズに対応しています。これにより、車での通勤や荷物の搬入出がスムーズに行える環境が整っています。特に、ビジネスミーティングや大規模イベントの際には、来訪者用の駐車スペースが確保されていることで、訪問者にも大変便利です。また、駐車場は24時間監視されており、安全面でも安心して利用することができます。
シーバンスS館のイメージ・画像
「シーバンスS館」の外観は、ガラスカーテンウォールを採用した洗練されたデザインが特徴です。ツインタワーの一翼を担う「シーバンスS館」は、そのモダンな外観と都市環境との調和が際立っています。ガラスカーテンウォールは、ビル全体に透明感と軽やかさをもたらし、都会的な雰囲気を醸し出しています。
建物のデザインは、ニューヨークのバッテリーパークシティからインスピレーションを得ており、運河沿いに広がる自然との融合が重視されています。敷地内には広々とした公開空地が設けられ、周囲の緑地と連続したデザインが施されています。この公開空地には、四季折々の植栽が配置されており、訪れる人々に安らぎと憩いの場を提供しています。
エントランスは、石貼りを基調とした重厚感のあるデザインで、訪れる人々に上質な印象を与えます。広々としたホワイエには、自然光がふんだんに取り入れられ、明るく開放的な空間が広がっています。また、ホワイエには男女別トイレや車椅子用トイレが設置されており、バリアフリーの設計が施されています。
「シーバンスS館」の物件詳細はこちら
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まとめ
「シーバンスS館」は、ビジネスの中心地でありながら、自然との調和を感じられる理想的なオフィスビルです。広大な無柱空間や多様な共用施設、そして美しい眺望が、働く人々に快適さと利便性を提供します。
「シーバンスS館」は、1991年度の都市景観大賞を受賞しています。これは、そのデザインと環境配慮の高さが評価されたものです。公開空地やアトリウムの設計が、周辺環境との調和を図りながら、都市の美観を高める役割を果たしています。
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