今月の賃貸オフィス市場・市況感(2017年1月)
こんにちは。
スリースターの福田です。
2017年1月の「オフィス空室率」と「移転情報」をご紹介させて頂きます。
目次
オフィス空室率(2017年1月)
2017年1月末の東京主要5区の平均空室率は4.4%でした。
なんと、5か月連続での上昇となります。
これは、千代田区と中央区で大型オフィスビルが竣工したことが要因と思われます。
2017年1月に竣工した主なビルは以下になります。
いずれのビルも空室があるため、空室率の上昇につながった模様です。
各区の空室率は以下の通りです。
千代田区と中央区、港区の物件は条件交渉が出来ますが、
新宿区と渋谷区は空室が少ないため、あまり交渉幅がない状況です。
空室率は先月よりさらに下がっていますので、いかに早く物件情報をキャッチできるかが重要になっています。
【オフィス移転のスケジュール】流れや期間、やるべきことをリストとともに解説
オフィス移転は、期待が高まる反面、多大な労力が必要です。スケジュール管理を徹底して計画的に準備することが欠かせません。「いつ、何をしたらよいだろう」と悩む方…
移転情報トピックス
・旭化成が(仮)新日比谷プロジェクトに移転決定
旭化成は「神保町三井ビル」から移転します。神保町三井ビルでは約9,000坪使用している模様です。旭化成は建て替え前の日比谷三井ビルに入居していたので、以前の地に戻るかたちになります。
・三菱地所が大手町パークビルディングに本社移転
現在の大手町ビルヂングから、先月竣工した「大手町パークビルディング」に移転することが発表されました。「働き方改革推進委員会」を設置して、2017年度下期の移転を目指すとのことです。
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