【大手町野村ビル】歴史的ファサードが魅力の都心に位置する 大手町エリアのランドマーク高層ビル(オフィステナント募集情報)

「大手町野村ビル」は、東京都千代田区大手町2丁目に位置する地上27階、地下5階の超高層ビルです。1994年2月に竣工し、総面積は約59,929.86㎡(18,128.78坪)を誇ります。ビルの歴史は1932年(昭和7年)に建てられた「日清生命館」に遡り、当時の最先端技術を駆使して7階建てのビルとして、時計塔が印象的なランドマーク的な存在でした。

バブル期の1990年前後に超高層ビルへの建て替え計画が浮上し、旧建物の一部を保存しながら新しいビルを建設することが決定されました。この計画に基づき、旧建物の重要な外観部分を保存しつつ、1994年に27階建ての超高層ビル「東京生命大手町野村ビル」が竣工しました。その後、1997年にはアトリウムや公開空地の整備が完了し、現在の「大手町野村ビル」が完成しました。

今回は、旧日清生命館の歴史的価値を保存しつつ、現代的なオフィスビルとして機能し、現在も大手町のランドマークとして親しまれている「大手町野村ビル」の特徴や魅力について詳しく解説していきます。

大手町野村ビルのおすすめポイント
  1. 外観デザイン:旧「日清生命館」の伝統を受け継ぐ、クラシックとモダンが交差する建築美
  2. アクセス:地下鉄「大手町」駅直結、JR「東京」駅も徒歩圏内で都心の移動がスムーズ
  3. 設備:地下車寄せからVIP専用エレベーターを利用可能
  4. ワークスペース:オフィスのほかにも多彩なワークスペースが入居
  5. 付帯施設:カフェ、コンビニ、クリニックなどビジネスパーソンのニーズに応える快適な環境
目次

大手町野村ビルの基本情報

「大手町野村ビル」の建設プロジェクトは、旧「日清生命館」を保存しつつ、超高層ビルへと生まれ変わるという挑戦的なものでした。設計を担当した大成建設は、旧建物の歴史的価値を尊重しつつ、新しいビルのデザインに融合させるという難題に取り組みました。

低層部には旧建物のファサードがはめ込まれ、高層部は現代的なガラスカーテンウォールで覆われています。この設計手法により、ビルは歴史的な価値と現代的な機能性を兼ね備えたものとなりました。

1994年に第一期工事として超高層ビル部分が竣工し、その後1997年にはガラス張りのアトリウムや公開空地の整備が完了しました。これにより、「大手町野村ビル」は旧「日清生命館」の歴史を受け継ぎつつ、現代的なビジネス拠点として再生されました。このプロジェクトは、歴史的建築物の保存と再利用に関する模範的な取り組みとして高く評価されています。

物件概要

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物件名大手町野村ビルディング
所在地〒100-0004
東京都千代田区大手町2-1-1
アクセス東京メトロ東西線・都営三田線「大手町」駅 B2a出口直結 徒歩1分
東京メトロ丸の内線・半蔵門線・千代田線「大手町」駅 A5出口直結 徒歩2分
JR「東京」駅 丸の内北口 地下通路直結 徒歩5分
用途オフィス(事務所)・店舗 等
竣工1994年2月
規模地上27階・地下5階・塔屋1階
構造地上:鉄骨造
地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
延床面積59,929.86㎡ (18,128.78坪)
敷地面積4,422.87㎡ (1,337.91坪)
建物高さ138m(最後部)
空調設備セントラル空調
床荷重500㎏/㎡
天井高2,700mm
基準階面積1,194.28㎡(361.26坪)
駐車場165台(自走式屋内、機械式屋内)
床配線方式OAフロア(高さ100㎜)
エレベーター常用:5台×2(高層・低層)
非常用:2台
VIP用:1台
管理形態機械警備・常駐管理
エントランス1階エントランス 平日/7:30-23:00 土曜/7:30-23:00
日祝/常閉 ※ただし、西側入口は閉鎖
設計大成建設株式会社
施工大成建設㈱・清水建設㈱・野村建設工業㈱
白石建設㈱・㈱長谷工コーポレーションJV

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