成長フェーズのベンチャー企業から大企業まで、多くの企業が選択する居抜きオフィス。特に東京エリアでは物件数も増加しています。
一方で、2020年を過ぎたころから急速に需要が高まった居抜きオフィスに対して、「内装が古臭いのでは?」「使い勝手が悪いのでは?」といった懸念も見られます。
そこで今回の記事では、実際に居抜きオフィスに移転した方の意見やクチコミを踏まえ、居抜きオフィスの特徴やメリット・デメリット、入居者の声について詳しくご紹介します。
- オフィス移転のことが全然わからないけど大丈夫?
- はじめてで何から始めたら良いかわからない…
- オフィス移転はどんな流れで進むの?
- どんなオフィスが必要なのかわからない!
はじめて移転をされる方も、オフィス移転の面倒さを知っている方も、ニーズに合わせたご提案をいたします。
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一目でわかる!居抜きオフィスの特徴
居抜きオフィスは、入居企業にとってさまざまなメリットがあります。コストはもちろん、社員のモチベーション向上や採用強化にもつながる居抜きオフィスの特徴をまとめてご紹介します。
特徴1:内装工事にかかる費用を大幅に削減することができる
居抜きオフィスは、前のテナントが施工した内装をそのまま活用できるため、内装工事費用を大幅に削減できます。内装工事にかかる予算を、オフィスの環境や設備の向上など他の用途にあてることができます。事業にコストを割きたいベンチャー企業やスタートアップ企業にもぴったりです。
特徴2:おしゃれな内装を手に入れることができる
居抜きオフィスは、前の入居企業がレイアウト・デザインを考えたオフィスであるため、内装のイメージはシンプルなものからこだわりのあるものまで多岐にわたります。中には、カフェのようなリフレッシュスペースや、ガラスパーテーションを使用した開放的な会議室が備わっているものもあります。
特徴3:新品に近いきれいな状態の物件もある
居抜きオフィスの中には、前の入居企業がきれいに使っており、新品に近い状態で募集に出されている物件もあります。近年の働き方の多様化によって、リモートワークと出社のハイブリッド型を採用している企業も増えているため、よりきれいな状態で使用されている物件は増えていくと考えられます。
特徴4:レイアウトやデザインを考えたり、工事手配の手間が省ける
通常、オフィスを移転する際には、内装のレイアウト(会議室の部屋数・スペースの使い方など)やデザインを検討し、内装業者と打ち合わせを行う必要があります。
しかし、居抜きオフィスでは、すでに内装が施されているため、その手間や工事の手配をする必要がなく、効率的に移転作業を進めることができます。移転業務に時間を割けないベンチャー企業の経営者の方でも、問題なく契約を進めることができます。
居抜きオフィス移転にかかる費用は?
一般的な目安として、通常、オフィスに移転する際にかかる費用は1坪あたり約40万円程度と言われています。ただし、これは概算であり、実際の費用は物件の状態や内装のグレードによって異なります。
それでは、居抜きオフィスに移転する際にかかる費用は、通常のオフィスと比べるとどのくらいなのでしょうか?初期費用とランニング費用(賃料)に分けて解説します。
初期費用はいくらかかる?
入居前~入居時にかかる費用として考えられるのは「内装工事費用」「その他工事費用」「敷金や仲介手数料など契約にかかる費用」などがあります。
内装工事費用は、グレードによって異なりますが、一般的には「面積(坪)×10~40万円」程度です。ただし、居抜きオフィスの場合は大規模な工事をする必要がないため、多少の変更程度で収まります。そのため、費用が発生しても「面積(坪)×5~10万円」程度で済むことが一般的です。
その他、電源工事やネットワーク工事、空調工事などの各種工事にかかる費用についても、前の入居企業が設置したものがそのまま使える場合、追加費用はかかりません。ただし、電話回線のみ追加で工事する必要がありますが、その費用はおおよそ「台数×2~4万円」程度です。
ランニング費用(月額賃料)はいくらかかる?
入居中にかかる費用は主に賃料です。居抜きオフィスは内装工事が完了しているため、一般的なオフィスよりも付加価値が高い物件だいえますが、通常のオフィスと賃料は基本的に変わりません。
一方で、内装工事が完了した内装付きオフィスである「セットアップオフィス」は、内装工事費用が賃料に含まれているため、居抜きオフィスよりも賃料が高くなります。
居抜きオフィスの良い口コミをご紹介
ここまでは居抜きオフィスの特徴やコストについて解説しました。しかし、実際に居抜きオフィスに入居していた人が満足したのか、苦労したことはなかったのか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで弊社でご移転されたお客様にインタビューまたはアンケートを行い「良かったこと」と「苦労したこと」を回答していただきました。実際に、居抜きオフィスで働いている方の入居者の声をご覧ください。
まず、居抜きオフィスに移転して「良かったこと」の結果は以下の通りです。
理想的なオフィスに入居できた
内見したとき、このまま使えたら最高だなと思ってました!前のテナントが1年しか使っていなかったようで、全体的にきれいで新品に近い状態でした。特にガラスパーテーションで区切られた会議室は、おしゃれで理想的でした。
節約できたコストで高品質なオフィスチェアを購入した
内装をほとんど変えず、一部修正工事をしただけにしました。そのおかげで、内装工事コストを大幅に削減することができ、その節約分で、社員に高品質なチェアを購入しました。社員たちも喜んでくれて、使い勝手のいいオフィスに移転できて「一石二鳥」でした!
内装工事費用を大きく抑えることができた
他の業務が忙しく、移転作業に時間が割けないと懸念していましたが、今回移転した居抜きオフィスは、間取りが使いやすく、追加工事がほとんど必要なかったのでとても助かりました。その分の費用を会議室や執務エリアをさらにおしゃれにするために使いました。
家具や設備などを選ぶ手間が大きく省けた
内装だけでなく、デスクからモニターなどの備品からセキュリティシステムまでほとんどを引き継げたので、自分たちで家具やデザインを選ばなければいけない手間をすべて省けました!
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居抜きオフィスの悪い口コミをご紹介
続いて、居抜きオフィスに移転して「苦労したこと」「大変だったこと」をご紹介します。居抜きオフィスのデメリットの面を入居者の声からチェックしてみましょう。
物件を検討できる期間が短かった
居抜きで募集できる期間が決まっている物件であったため、社内で物件比較を行ったり、契約を決めた後も追加で行う内装工事の打ち合わせなどが、非常にタイトで調整が大変でした。
希望条件に合う物件を見つけるのが大変だった
会議室が5部屋以上という少し特殊な条件だったので、それを満たす物件を見つけるのに少々時間がかかりました。弊社は余裕をもったスケジュールだったので、そこまで問題ではありませんでしたが、移転スケジュールがタイトな企業だったら難しかったと思います。
不要な家具が意外と多かった
企業によって使い方も違うので、不要なオフィス家具や部屋も出てきてしまいました。一から揃えるよりは安く済んだものの、廃棄や解体工事に費用がかかってしまいました。
まとめ
今回は、居抜きオフィスに移転された企業の、入居者の声をまとめてみました。
内装工事費用を抑えて素敵な内装のオフィスに入居できる「居抜きオフィス」は、レイアウトやデザインを考える時間や工数も削減できるため、移転プロセスがスムーズに進むことが特徴です。さらに、新品のようにきれいに使われているオフィスもあり、入居後の満足度が高いです。
オフィス移転を検討している企業で「自社がどのオフィスタイプが合っているのか分からない」という方は、一度居抜きオフィスについてもっと知ってみることをお勧めします。弊社では、居抜きオフィスをはじめ、多くの賃貸オフィスの知見がございますので、お気軽にご相談・お問い合わせください。
お客様の居抜きオフィス移転事例が気になる方は以下をご覧ください。