大手町ビルのリノベーションご紹介

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日本経済の中心地、東京・大手町の真ん中に位置する「大手町ビル」をご紹介します。

東京都心の大規模オフィスビルの先駆けだったビルも開業60年を迎え、世間では「大手町ビルも近い内に建て替えになるのではないか」という憶測が飛び交いました。

しかし、オーナーの三菱地所が建物の調査をした結果、基礎となる骨格は非常に強度が高く、この先40年以上は安全に利用できるため、低層で古い構造ですが、あえて建て替えずにベンチャー企業の拠点として修繕工事をして長期活用することを決断しました。

ここでは、「大手町ビル」の基本情報と、どのようにリノベーションされるのかについて、ご紹介します。なお、大規模リノベーション工事は2018年7月に着手されており、2021年までに外壁・内装などを全面的に改修する予定です。

建物概要

所在地:東京都千代田区大手町一丁目6番1号

主要用途:オフィス、店舗、駐車場等

竣工:1958年4月

規模:地上9階 地下3階

貸室総面積:約11,400坪

駐車場:180台

EV:全18基 (乗用 16基 貨物用 2基)

フロア構成

2階~9階       オフィスフロア

1階         オフィスエントランス・店舗

地下2階~地下1階  地下鉄連絡口(地下2階)・地下街(飲食・店舗他)

地下3階       駐車場

 

圧倒的な存在感で古くから大手町の象徴として、築古だけどレトロなカッコ良さを持ち続けています。

地下には大手町エリア随一とも言える、バリエーションに富んだ飲食店舗が立ち並んでいます。その他にも本屋やクリニック、郵便局、ATMなど、ワーカーにのサポート施設が整っています。

 

オフィスフロア概要

基準階床面積:2,147坪

天井高:2,600mm(区画により下がり天井あり)

OAフロア:50mm

床荷重:標準300kg/㎡

電気容量:40VA/㎡ ※増設対応可能

東西間の距離がなんと約200m、大手町エリア最大級のフロアプレートを誇ります。

様々なバリエーションの面積に分割対応が可能。

 

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交通アクセス

東京メトロ丸ノ内線、千代田線、半蔵門線、東西線、都営三田線、地下鉄5路線を擁する「大手町駅」に直結。

JR「東京駅」へも地下道を通じて徒歩圏内です。

都内主要ビジネスエリアへはいずれも短時間(15分以内)でアクセス可能な、高い交通利便性。また、新幹線利用で全国各地へのアクセスもスムーズで、羽田空港へは27分、成田空港へは57分でアクセスできます。

 

リノベーションの特徴

渋谷や六本木のような「ベンチャー集積地」の雰囲気はありませんが、大手町ならではの土地柄を活かした企業誘致を構想。「大手企業とスタートアップが協業することで、新たなビジネスチャンスを創造できるような拠点」をテーマに、大手町ビルは全面的にリノベーションされています。

 

ハード面でのリノベーション

外壁・内装デザインの刷新

外装は、周囲の3つの通り(大名小路、仲通り、日比谷通り)の歴史的背景やイメージを外装デザインに反映。大名小路側は、煉瓦を基調にし、日比谷通り側は石垣をモチーフに。丸の内仲通りが貫通する中央部分は、“通り抜け”感をもたらすガラス素材で、それぞれストーリー性を持たせて改修されます。また、外壁素材には、セメントに比べ高い引っ張り強度と、曲げ強度に優れるGRC(耐アルカリ性ガラス繊維補強セメント)を採用し、将来的な管理コストの低減を実現。窓ガラスは、一部に断熱性に優れた「Low-E複層ガラス」と「日射フレーム」を設けることで、熱負担削減を図るなど、環境面での性能向上が図られています。

仲通り機能の演出

これまでのビジネスに特化した街から、多様性のある街へと転換を図るべく、「OPEN INNOVATION FIELD」の具現化として、丸の内仲通り上に位置する建物中央部分の貫通通路を屋内外から整備。屋内の床面は丸の内仲通り等で用いられているアルゼンチン斑岩を敷設し、出入口部分周辺の壁材の一部をガラス素材に作り換え、“通り抜け”感を演出します。

就業者向けのラウンジ・テラスを整備

7階には自由に使うことができるラウンジと、丸の内仲通りを一望できるテラスを設置。オープンな大空間としての利用が可能で、テナントニーズに対応したビジネス支援や交流促進のステージとして提供されます。

屋上空間の活用

これまで設備スペースとしてしか利用していなかった屋上空間を、オフィスビルとしては国内最大級となる約4,000 ㎡の屋上庭園として整備。仲通りが一望でき圧倒的な開放感を味わえる屋上に、単なる緑化だけに留まらない環境演出的な要素を随所に取り入れ、創造的な空間が創出されます。

 

ソフト面

東側を「LABゾーン」と位置付け

ビルの東側を「LAB ゾーン」と位置付け、個性溢れる企業のリーシングを推進し、“新たなビジネスが創出される場”を目指しています。

「TechLab」開設

世界最大級のソフトウェア会社である SAP ジャパン株式会社と共同で、スタートアップ企業や大企業等が入居し、ビジネス創出を行う共創スペース「TechLab」を「LAB ゾーン」6 階に開設。コミュニティ間のコラボレーションの促進を行うコミュニティマネージャーや、デザインシンキングファシリテーターなど、SAP ジャパンのスタッフが常駐。多様なステークホルダーが一堂に会し、デザインシンキングを中心としたイノベーションフレームワークに沿って迅速、かつ実践的な新規ビジネスの構築と検証を行うことが可能な環境です。

「FINOLAB」拡張

株式会社三菱地所及び株式会社電通、株式会社電通国際情報サービスの 3 社が協業で運営している日本初の FinTech (※ファイナンス・テクノロジーの略。IT企業が金融分野においてサービスを展開する)集積拠点「THE FINTECH CENTER of TOKYO,FINOLAB」が、床面積を約 650 坪から約 1,200 坪に拡張。スタートアップ企業の急成長に対応するため、これまでの 4 階に加え、2 階に社員数 20 名以上のスタートアップ企業向けオフィスエリアが用意されています。

「KPMG Ignition Tokyo」開設(「LAB ゾーン」7 階)

世界 4 大会計事務所の一角であるプロフェッショナルファームの KPMG が、デジタル技術を活用して日本企業のイノベーションを促進する新拠点である「KPMG Ignition Tokyo」を 2018 年 7 月に開設。会計監査、税務、アドバイザリーで培った KPMG ジャパンのプロフェッショナルやデジタルエキスパートの専門的知見と最新のデジタル技術を融合させ、日本企業がグローバル競争を勝ち抜くための経営課題についてのソリューションを創発するための先進的拠点としての活動を行っています。

トヨタ自動車の開発部門が入居

トヨタ自動車株式会社が、既存のビジネスを維持・発展させながら「モビリティカンパニー」への変革を遂げる中、自動運転を支える周辺技術の開発拠点を大手町ビル 6 階に開設。

「TechLab」などと連携しながら、開発体制を強化していきます。

 

 

日本の経済の要「大手町」のシンボルであり、抜群の交通利便性に恵まれた「大手町ビル」。ハード面・ソフト面の大規模なリノベーションにより、トヨタ自動車をはじめ大企業の先端技術関連の部署などをテナントとして誘致し、ベンチャー企業との交流を促すことで「新たな事業を生み出す拠点」として、多くのスタートアップだけでなく大企業も続々と「大手町ビル」に拠点を構えつつあり、企業の枠を超えた交流・協業が生まれています。

シリコンバレーのスタートアップが古い倉庫を再利用してオフィスを構えるように、100年ビルに向けて変革が進む「大手町ビル」は、多くの企業から注目を集めています。

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